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<株価チャートを学習するA>

 「株価チャートを学習する」の続きです。
 前ページでは、ローソク足の基本的な性質をお話しました。さきほどの説明で陽線、陰線のイメージはある程度はつかめたかな?と思います。しかしローソク足は、前ページのようなオーソドックスな形のものばかりではありません。ここでは、株価の数字(始値終値高値安値)を具体的に当てはめてみて、それにより変化するローソク足の状態を見ていきたいと思います。(わかりやすく表現するために、ローソク足は少々極端に書かれています)。 


 @始値:100円 終値:110円 高値:130円 安値:100円の場合

 この場合は、「始値=安値」ですから、左の図のように下ひげがなくなります。陽線ではありますが、高値(130円)を抑えられて終わっている(110円)ため、売り圧力がかかっていると思われます。別の言い方で「トンカチ」といわれることがあります。


 A始値:100円 終値:130円 高値:130円 安値:100円の場合

 この場合は、「始値=安値」、「終値=高値」ですから、左の図のように上ひげ下ひげもなくなります。一本調子で上がっているため、買い圧力が強いと思われます。別の言い方で「日の丸坊主」といわれることがあります。



 B始値:100円 終値:130円 高値:130円 安値:80円の場合

 この場合は、「終値=高値」ですから、左の図のように上ひげがなくなります。いったん下がって、再び上げているので買い圧力が強いと思われます。



 C始値:100円 終値:100円 高値:130円 安値:100円の場合

 この場合は、「始値=終値=安値」、ですから、左の図のように下ひげがなくなります。一時、高値をつけたのですが、最終的に終値は始値に戻った状態です。株価の転換期となる可能性があります。別の言い方で「塔婆(とうば)」といわれることがあります。    



 D始値:100円 終値:100円 高値:100円 安値:80円の場合

 この場合は、「始値=終値=高値」ですから、左の図のように上ひげがなくなります。「Cのローソク足」とはまったくの逆で、一時、安値をつけたのですが、最終的に終値は始値に戻った状態です。株価の転換期となる可能性があります。 別の言い方で「トンボ」といわれることがあります。   


 このように、ローソク足にはいろいろなパターンがあります。今回は陽線を中心に考えましたが、陰線でも同じように考えることができます。はじめのうち慣れるまでは、どうしてもとっつきにくいローソク足ですが、左の図のように実際に当てはめてみれば簡単にわかります。始値・終値・高値・安値の4種類の数字だけで構成されていますから、面倒くさがらずにチャレンジしてみてください!


       ☆ローソク足の動きで株価の流れをつかみましょう。


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