経営分析ツール

経営分析ツールの紹介

「会社の決算書を自力で読みとく力」を持っていると、財務分析する上で心強いのですが、株をはじめたばかりの方が決算書をきちんと読みとくのは難しいと思います。そんな初心者の方でも、感覚的に会社の状態を判断できるツールがこの経営分析ツールです。 図やグラフを使って視覚的にも理解できますし、かんたんな“ひとことコメント”も付いているので、株初心者の方にも使いやすいと思います。

前のページで紹介した株価分析ツールと同じく、GMOクリック証券に口座を持っていれば使えるツールなので、これらを合わせて使うと、さらに分析の精度が上がると思います。

■ ソフトバンク〔9984〕を例にして、経営分析ツールを使ったサンプル画像です。(バリューチェーン分析)

経営分析ツール画面

【上の図の解説】

ソフトバンク過去10年分の経営状態をグラフに表したものです(2002年~2011年)。
それぞれが表しているものは、

・資金調達 → 2005年から株主資本が増えています。
・投資(設備) → 2007年に固定資産が急増しています。(ボーダフォンの買収〔1.75兆円〕による影響)
・仕入 → 2007年に仕入債務(未払い金)が急増しています。(ボーダフォンの買収〔1.75兆円〕による影響)
・生産 → 2007年~2008年をピークに棚卸資産(商品や在庫)が減少しています。
・販売 → 2007年に売上高が急増しています。(ボーダフォンの買収による影響)
・回収 → 2008年をピークに売上債権(売掛〔ツケ〕)の減少が続いています。

個々に詳しく見ていきたい場合は、「決算書」と照らし合わせてみる必要がありますが、簡易的に見たい場合は、そこまでしなくてもよいと思います。ただし、急激なよくない変化(販売の急減や棚卸資産の急増など)が見られた場合は、詳しくチェックしたいところです。

■バリューチェーン分析例  ファーストリテイリング(ユニクロ)の場合

バリューチェーン分析例
バリューチェーン分析例

■経営効率分析 ROICツリー(Return On Invested Capital)

経営効率分析 ROICツリー

【上の図の解説】

上の図は、ROIC(ロイック)と呼ばれる指標を分解して分析したものです。ROICは「投下資本営業利益率」と呼ばれ、“企業が事業活動のために投じた資本(IC)に対して、本業でどれだけの利益を出せたか”を測る指標です。ROICは数字は高い方が効率的な経営をしています。

ソフトバンクの場合、2003年ではマイナスでしたが、徐々に改善していき、2011年にはROIC11.4%を示しています。事業が好調の要因の1つとしては、「原価率」の低下による「売上高営業利益率」の上昇であると、このROICツリーからわかります。

■経営分析ツールの使い方を紹介します(無料で使えます!)

1、GMOクリック証券に口座開設後、ログインします。

GMOクリック証券にログイン

2、「株式」をクリックします。

株式をクリック

3、検索窓に、調べたい会社名「(例)ソフトバンク」、もしくは、銘柄コードの「9984」と打ち込み、「検索」ボタンをクリックします。

銘柄名または銘柄コードを入力

4、「財務分析」をクリックすると、株価分析ツールのページがはじめに表示されます。

財務分析をクリック

5、株価分析のページが表示されました。ここで、「経営分析」をクリックしてください。

株価分析のページ

6、経営分析ツールのページが表示されました。

株価分析のページ

経営分析はむずかしい要素が多い部類に入りますが、このように見た目でわかりやすい分析ができるので、「数字や分析はちょっと苦手…」という方も、GMOクリック証券経営分析ツールを一度チャレンジしてみてください♪会社の現状やこれまでの傾向など参考になるかと思います。

企業分析ツールの参考ページ目次

  1. 1、株価分析ツール
  2. 2、経営分析ツール
  3. 3、財務諸表分析ツール
  4. 4、シミュレータ