NISA特集

積立NISA(ニーサ)とは?

<積立NISAまとめ>

・非課税枠が年間40万円、非課税期間が20年間
・2018年1月から開始される予定
・現行NISAとの併用はできない
・投資対象が限定される(非毎月分配型、信託期間が無期限または20年以上など

2017年1月24日更新)

2018年1月から「積立NISA(ニーサ)」制度が始まります。(おさらい → NISAとは?
積立NISAは、少額からの積立・分散投資を目的に作られた、NISAの新制度です。現状では、現行NISAとの併用はできないので、どちらかを選ぶことになります(将来的には積立NISAへの一本化も検討しているようです)。このページでは、現行NISAと比較をして、どのような特徴・メリットがあるかを見ていきます。

(※当ページの掲載情報は確定しているものではなく、金融庁の方針・見解ですので、変更されることも予想されます。最新情報を注視してください。)

1.積立NISAとは?

2018年の1月から、「毎年40万円まで」、「期間20年」の非課税投資枠が設定されます。投資金額40万円分までの、「長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託(非毎月分配型、信託期間が無期限または20年以上など)」にかかる値上がり益や配当金(分配金)が非課税となります。

<積立NISA制度のイメージ>

積立NISAの概要

(※出典:金融庁より)

2.積立NISA vs 現行NISA

積立NISAは、現行NISAに比べて非課税期間が4倍非課税投資額が3分の1なので、少額でコツコツ長期投資をしたい方は「積立NISA」がおすすめです。少額といっても、毎月3万円弱を積み立てられるので、長期的な資産形成をするうえでは充分な金額ですね。また、現行NISAの投資総額が最大600万円に対して、積立NISAは最大800万円ですので、総額を見ると積立NISAのほうが節税効果が高いことがわかります。対象商品も異なりますので、下記の比較表をご覧いただき、ご自身の投資スタイルに合うほうを選んでください。

<NISAの早見表>
項目 積立NISA 現行NISA
非課税対象 長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託(非毎月分配型、信託期間が無期限または20年以上であること等) 株や投資信託の値上がり益や配当金(分配金)
非課税投資枠 毎年40万円まで
(翌年への繰り越しはできません)
毎年120万円まで
(翌年への繰り越しはできません)
期間 20年間
(売却しても非課税枠の再利用はできません)
5年間
(売却しても非課税枠の再利用はできません)
投資総額 最大800万円まで 最大600万円まで
制度継続期間 2018年から2037年までの20年間 2014年から2023年までの10年間
NISA口座資格者 20歳以上 20歳以上

さらに、非課税期間終了時にロールオーバーできる金額の上限を撤廃することが検討されています。今までのNISAは非課税枠の120万円までしかロールオーバーできなかったので、仮に持っている株が120万円→200万円に値上がりしたとしても、非課税枠を超えた80万円分(200万円-120万円)はロールオーバーできませんでした。これが、今後は全額ロールオーバーできるようになり、より使い勝手が良くなります。

3.積立NISAのかしこい使い方

積立NISAの非課税対象は、長期の積み立てに適した「投資信託」のみです。現行のNISAのように、個別株は買えません。投資信託を使って、長期でコツコツと資産運用したい方には非常におすすめですが、「個別株」も「投資信託」も、どちらもNISA口座で運用したいという方は、現行のNISAを活用するほうが良さそうですね。