vol.5 分散投資に最適!?投資信託

第5回のメルマガになります。前回のメルマガでは、『国債はしばらくの間は大丈夫かもしれないが、国の信頼によって国債が成り立っているので、信頼感が揺らいだ時は一気に危なくなる可能性あり』『国の健全度を意識しながら保有することが大切』という2点を学習しました。

今回は、【分散投資に最適!?投資信託】という題目でみていきます。前回までのメルマガの“個人向け国債”は、目先はリスクが少ないですが、長い目で見たときは、リスクが高まる可能性があります。

そこで、「他にいい金融商品はないかな?」と目が向くわけでして、ようやく株の存在が少し見えてきます…(笑)。ただ、ここで株に飛びつく人はまだまだ少なく、その前段階でもある“投資信託”に目がいく方が多いと思われます。

(投資信託というのは、次のように定義されています。『不特定多数の投資家から集められた資金を一つの大きな資金にまとめ、専門家が管理運用し、有価証券を対象とした分散投資によって得られた収益を投資家に分配・還元するもの』。)

銀行預金や個人向け国債にしか注目していなかった人が、投資信託にどうして目が向き始めたか?というのを考えてみましょう…

▼ 郵便局・銀行でも売っているから安心
▼ 最近よく耳にするので、なんとなくなじみがある
▼ 他の人も買っているから私も買う(笑)

もう少し、詳しい方は、
▼ 分散投資ができる
▼ 1万円という少額から投資できる
▼ 株は怖いけど、プロが運用しているから安心と考えている

…と思われます(勝手に…笑)。以上を総じて考えると、投資信託は、『株よりも“リスクが低く” 比較的取り組みやすい金融商品』と考えられているようです。果たして必ずしもそうでしょうか!?

以上のことは、すべて“買い手側からのメリット”であるわけで、“売り手側のメリット”が考慮されていません。売り手側のメリットは、買い手側のデメリットにもなることが多いので、すべてを総合的に評価する必要があります。

では、投資信託の売り手側のメリットを考えていきます。
▼ 運用成績に関係なく、投資信託が売れるだけで、“販売手数料”を手にすることができる(約1~3%の手数料
▼ 毎日(日割りで)“信託報酬”という名の手数料を取れる。運用してあげてる立場なので、運用に対する報酬がかかる(約0.5~2%の手数料
▼ 解約(利益確定)の時に“解約手数料”を取れる。解約することで、投資信託全体に対する元本が減るので、その迷惑料という名目で“信託財産留保額”を手にする(約0~0.5%の手数料

要するに投資信託とは、お金が集まればそれだけで儲かってしまう構造なのです。もちろん、運用もソコソコに頑張らないと、運用資金がドンドン外へ流出しちゃいますけど…(笑)。

次に具体的にどんな投資信託があるのかを見ていきます。

<特に注意したい投資信託>
■ファンド・オブ・ファンズ …投資信託を複数組んで、投資信託を作り上げる商品です。普通の投資信託以上に分散投資をうたっていますが、これは“手数料の固まり”の商品です。たくさんのファンド(投資信託)を組むということは、それぞれの投資信託に手数料等かかるわけです。
(近年は、手数料が低いものも増えてきました)

■毎月分配型投資信託 …年金のように毎月分配金が支払われる商品です。具体的な商品名は出しませんが、毎月分配型の『グローバルなんちゃらオープン』は、それに該当します(笑)。

<こんな投資信託なら買える!?>
■インド株投資信託 …インドの市場はまだ整備が遅れているので、日本から個別投資ができません。日本に入ってくるインドの情報も少ないので、投資信託で買い付けることが正解でしょう。インドに直接投資をしたい方にはおすすめです。(ちなみに、私も買ってたりします…)
マネックス証券が取り扱っています

■国内ETF(株価指数連動型上場投資信託)…日経平均やTOPIXなどのインデックスに投資をする感覚です。信託報酬などの手数料が少なくてすみます。☆株を買う感覚で購入できるので、ほとんどの証券会社で買えます。

投資信託は、想像以上に経費がかかることがあります。投資信託は買った時点で手数料がかかりますし、運用をお願いしている間も手数料がかかります。単純に、手数料を抑えるのであれば、ご自分で分散投資を試みるのが理想です。 中には優れているものも見受けられますが、『すべての投資信託が運用のプロ』であるとは考えられません。その証拠に、過去の運用データを見ればすぐにわかりますよ。(…あっ、言っちゃいました 笑)

<今回のまとめ>
投資信託を買う時は…
◆できれば販売手数料無料(ノーロード)のものを選択
◆頻繁に売買をしない(手数料を最小限に)
◆できるなら、IPOをつけてくれるところで…(笑)。

金融商品の売り手側から、デメリットを親切丁寧に教えてくれることはありません。ご自身で商品の性格をよく吟味してから、購入を決意してくださいね!

私がおすすめするのは、『株を数社選択して、ご自身でファンドを組む』ことです。まとまった資金が貯まるまでは、なかなか大変なことですが、当サイトで勉強されて、ぜひ挑戦して欲しいと思います。

★次回は、【vol.6分散投資に最適!?投資信託(補足版)】です。今回のメルマガでの付け足しです。(メールマガジン無料購読はこちら)