| CAGR−年平均成長率を計算し投資活動に生かす | |
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【CAGR(年平均成長率)の用途】 CAGRを使うことにより、売上高、営業利益などの数字の推移を把握できますし、自分の年平均運用利回りなどの計算にも使えます。CAGRを用いることにより、単純平均ではなくて、複利計算に基づいた平均を表すことができます。 |
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資料室>CAGR-年平均成長率
CAGR(年平均成長率)を使えるようにする突然ですが、CAGR(年平均成長率)ってご存知ですか?ちょっと聞き慣れない言葉かもしれません…。 「う〜ん、また厄介そうなものが出てきたなぁ〜、アルファベット4文字って嫌な予感…」と毛嫌いしないでください。CAGRはみなさんの味方ですよ!(笑) ここで紹介したのは、CAGR(Compound Average Growth Rate)を使えるようになると、なにかと便利だからなんです。例えば次のような表を見てください。これは、A社の売り上げ推移を示しました。 ![]() この表から売り上げの推移を読み取って、毎年平均して何%ずつ売り上げが成長しているのか計算できますか?前年度からの伸び率(単年の伸び率)は割り算をすることで、簡単に計算できますが(上表参照)、3年分の平均、5年分の平均を計算しようとすると迷ってしまいますよね。(少なくとも私は迷っていました…笑)
この間の年平均成長率を求める時に、前者を使って、40%÷2(年)=20%と単純計算してしまっては大間違いですし、後者を使って、20%+17%=37% 37%÷2(年)=18.5%と計算しても間違いです。 ここで、CAGRの登場なのです。(満を持しての…) ※←式の解説は下のおまけにありますよって、上記の式に代入すると、 ![]() (べき乗の計算が難しいという方は、エクセルシートに計算を任せてしまってください。計算式を作っておけば、エクセルが勝手に計算をしてくれますよ。)
さて、ここで疑問ですよね。どうしてわけがわからないような変な式で、CAGR(年平均成長率)が求まるのかを解説します。(少々煩雑なので、数式で頭が痛くなってきた方は、CAGRの公式を丸暗記していただければ結構です。ここでは“おまけ”要素とします) ---------おまけです--------------------------------------------------------------- CAGR(年平均成長率)を言い換えると、次のような式で表すことができます。 ■(1+年平均成長率)^経過年数n-1×初年度の売り上げ=n年度の売り上げ…@ 例題とは異なる事例として、具体的に数字を入れるとよくわかります。 年平均成長率:10% 初年度売り上げ:100億の場合 1年目の売り上げ=(1+10%)^(1-1)×100億=100億円 ←1年目は成長しませんので 2年目の売り上げ=(1+10%)^(2-1)×100億=110億円 3年目の売り上げ=(1+10%)^(3-1)×100億=121億円 (↑この辺りで、上記の式で複利計算がされていることが理解できますでしょうか?) CAGRの式は上記@の式を移項するだけです。 ・両辺を初年度の売り上げで割り算します。(初年度売り上げが右辺に移項) (1+年平均成長率)^経過年数n-1=n年度の売り上げ/初年度の売り上げ ・両辺を経過年数 1/(n-1)乗をします。(経過年数 1/(n-1)乗が右辺に移項) (1+年平均成長率)=(n年度の売り上げ/初年度の売り上げ)^(経過年数 1/n-1) ・両辺から1を引きます(1が右辺に移項)。 年平均成長率=(n年度の売り上げ/初年度の売り上げ)^(経過年数 1/n-1)-1 ------------以上で、CAGRの公式ができるまでは終了---------------------------------------- ここまでCAGRを解説いたしました。このように一見、万能そうに見えるCAGRですが、私は欠点が2つあると思います。一つ目は、どこの値をとっているかで、CAGRが大きく変わってしまうことです。例題の2005年(前年比+67%)のように売り上げが急に大きく伸びた年は、その数字が平均に大きく影響してしまいます。
☆CAGRを使ってみてください。使っていくことで自分のものになるはずです! |
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