コラム・資料室

人工知能関連株まとめ

人工知能株式市場で注目を集める、人工知能関連株をまとめました。

人工知能とは、人間が知能を使っておこなう作業を機械にさせることを指します。よく「人工知能を搭載したロボットによって人間の仕事が奪われる」と話題になっていますが、どちらかというと“人間のお仕事をサポートする”という側面が強いです。人間が飽きてしまうような単純作業を人工知能が付いたロボットにやらせ、人間はより知的で人間味が必要な仕事に専念する、分業体制が整っていくでしょう。

人工知能関連株には、人工知能技術の研究をおこなう「トヨタ自動車(7203)」、ビジネス向けの人工知能サービスを開発する「ブレインパッド(3655)」、ビッグデータと人工知能を活用してビジネスの自動化・効率化を目指す「メタップス(6172)」、人工知能を搭載したロボットを開発する「CYBERDYNE(7779)」があります。

銘柄
コード
銘柄名
(クリックで最新株価)
事業内容
7203 トヨタ自動車 大手自動車メーカー。2016年1月に、アメリカのシリコンバレーに人工知能技術を研究する会社を設立した。人工知能という先進技術開発への貢献のほかに、自動車への搭載も視野に入れている。世界を大きく変えるかもしれない人工知能の先駆者として、注目する価値があるだろう。
3655 ブレインパッド 企業データを分析して販促に活用するデータマイニングに強い会社。人工知能で機械に学習させる「機械学習・ディープラーニング」を、ビジネス向けに提供するサービスを始めた。これにより、企業の生産効率が大きく向上すると考えられている。
6172 メタップス データ分析やアプリの収益化支援などをおこなう会社。ビッグデータと人工知能を活用して、ビジネスの自動化・効率化を促すサービスも提供している。2016年8月には、お金の流れを予測する人工知能「Laplace(ラプラス)」の研究・開発をはじめた。このサービスによってお金の流れを予測できれば、私たちのビジネスや生活が変わるかもしれない。
7779 CYBERDYNE ロボットスーツ『HAL』を開発する、筑波大学発のベンチャー。人工知能を搭載したロボットも開発しており、研究者の間でも話題となっている。最近は成田空港の荷物積み下ろし時にロボットスーツの実験がおこなわれており、今後活躍の幅が広がりそうだ。
9984 ソフトバンクグループ 日米で携帯事業やネット事業を展開する会社。2016年7月に本田技研工業と提携し、人工知能の研究を始めた。研究するのは「クラウドAI」という人工知能で、感情によって変化する人間の脳内物質の分泌パターンを人工知能上で再現する。ロボットや機械が“人間に似た感情のようなもの”を獲得する第一歩となるだろう。
2158 FRONTEO 電子データの収集と分析をおこなうコンピュータ解析会社。収集と解析に人工知能を使い、問題の解決策を導くサービスを開発している。データの収集においては、さまざまな人間によって、異なる書き方の文章の中から、共通する情報や必要な情報を抜き出すことができるそう。人間しかできなかった領域にも、少しずつ人工知能が進出してきている。
9468 カドカワ 出版大手のKADOKAWAと動画投稿サイトのドワンゴが統合した会社。2014年にドワンゴ人工知能研究所を設立した。大学や研究機関を巻き込みながら、最先端の研究がおこなわれている。日本の人工知能技術を引っ張る存在になりそうだ。
3653 モルフォ 手ぶれ補正などのスマホ用画像処理ソフトを作る会社。2015年にデンソーと提携し、人工知能を使った画像処理技術の研究を進めている。自動車への搭載を予定しており、ドアミラーやバックミラーの代替品となる「電子ミラー」に活かすことを想定しているそうだ。