コラム・資料室

原油関連株まとめ

原油株式市場で注目を集める、原油関連株をまとめました。
 原油関連の株では、国内最大の石油・天然ガス開発企業の「国際石油開発帝石(1605)」、石油元売りの大手「JXホールディングス(5020)」、など、直接石油を取り扱う企業です。関連して、JXホールディングス傘下の運送会社「丸運(9067)」、日本最大手の航空会社「ANAホールディングス(9202)」など、原油安の恩恵を受ける運輸産業の銘柄にも注目が集まっています。

原油関連株が急激に伸びてきている一番大きな理由として、2020年の東京オリンピックに向けて訪日外国人旅行者数を2,000万人とする目標を掲げていることが挙げられます。2014年度の訪日外客数は1,341万人(日本政府観光局より。前年比29.4%増)であることを考えると、かなり大きな経済効果が生まれる目標であることがわかりますね。

銘柄
コード
銘柄名
(クリックで最新株価)
事業内容
1518 三井松島産業 石炭の開発・輸入・販売が主力。原油価格変動と連動して石炭の価格も変わるため、今後の株価が注目される。
1662 石油資源開発 国内外で石油・天然ガスの探鉱・開発を行っている。新潟、秋田のガス田が主力。最近ではカナダのシェールガス権益を獲得している。
1605 国際石油
開発帝石
国内最大の石油・天然ガス開発企業。世界29カ国で80ものプロジェクトを展開することで、バランスの取れたポートフォリオを有している。
5002 昭和シェル石油 石油元売の大手。国内に製油所を持ち、全国の約3,500箇所のサービスステーションを通じて石油製品の販売まで行う。
5019 出光興産 石油元売の大手。全国4箇所に製油所を保有し、石油精製・販売を行う。加えて、有機EL素材や潤滑油といった特定の分野の技術力が高い。
5020 JX
ホールディングス
国内最大手の石油元売。石油精製では国内トップの業績で、他にも金属、石油開発が強い。
9067 丸運 JXホールディングス傘下の運送会社。主に石油製品などの液体輸送が強み。
9202 ANA
ホールディングス
日本を代表する大手航空会社。国内線のシェアでは5割のシェアを誇り、原油価格下落に伴って利益の拡大が見込まれる。

原油関連株に関して、銘柄によっては株価が高騰するものと下落するもので分かれてくる場合があるので注意が必要です。例えば、今回のシェールガスによる原油価格下落の場合、「国際石油開発帝石(1605)」は従来通り扱っていた石油の価格が下落するので、株価としてはマイナス要因ですが、同時に新しいシェールガスの権益も獲得しているので、プラスに働いているようです。