コラム・資料室

インフルエンザ関連株まとめ

インフルエンザ株式市場で注目を集める、インフルエンザ関連株をまとめました。

インフルエンザとは、毎年冬になると流行する感染症のひとつで、インフルエンザウイルスを病原体とします。インフルエンザの流行は定期的に訪れますが、16世紀のイタリアでは「寒気による影響(インフルエンス)で定期的に流行する疫病」と言われていました。これが「インフルエンザ」の語源になったという言い伝えがあります。インフルエンザは一般的な風邪の症状と比べて、「重くなりやすい疾患」であり、最悪の場合は脳症や肺炎を併発して死に至ることもあります。

インフルエンザ関連株には、紡績の名門企業でありマスクの製造もおこなっている「シキボウ(3109)」、医療機器をはじめ医薬品の製造も手がける「富士フイルムHD(4901)」、臨床検査薬大手の「栄研化学(4549)」、菓子・乳業業界最大手でうがい薬を製造する「明治HD(2269)」があります。多くの会社が「人類史上最大級の疫病」であるインフルエンザに対抗すべく、さまざまな商品を開発し、私たちの健康をサポートしてくれています。

銘柄
コード
銘柄名
(クリックで最新株価)
事業内容
3109 シキボウ 寝装やニット、シャツ地などに強い紡績の名門企業。長年培った繊維技術を活かし、ウイルス対策用マスク「FLUTECT MASK(フルテクトマスク)」を製造している。
4901 富士フイルムHD 写真フィルムメーカーだが、医療機器や液晶材料も製造する会社。インフルエンザ用の薬「アビガン」や「T-705」を作っており、インフルエンザ関連株として注目を集めている。
4549 栄研化学 臨床検査薬の大手メーカー。特に、便潜血薬で高シェアを誇る。インフルエンザA型や鳥インフルエンザの検査試薬キットを製造しており、多くの病院で使用されている。
2269 明治HD 菓子・乳業業界で最大手の会社。医薬品事業も展開しており、急成長を遂げている。うがい薬も作っており、カバのキャラクターとともに日本中の家庭で親しまれている。
7963 興研 防塵・防毒マスクの大手メーカーで、防衛省向けにマスクを独占供給している。長年培ったマスク製造技術を活かし、一般向け高性能マスク「ハイラックNeo」を開発した。マスクと顔の間にすき間が全くできず、ウイルスの侵入から身を守ってくれる。
4519 中外製薬 医薬品で大手の会社。抗がん剤が主力だが、新薬開発やインフルエンザ用の薬「タミフル」の販売にも取り組んでいる。インフルエンザ関連銘柄の中で存在感を放つ銘柄のひとつといえる。
4403 日油 油脂系製品大手の会社。バイオや化成品、医療用食品の製造にも取り組んでいる。厚生労働省などと共に「万能インフルエンザワクチン」を製造していると言われているが、実用化まではもう少し時間が掛かりそうだ。
4061 デンカ 特殊合成ゴムや機能樹脂、石化基礎製品などを生産している会社。子会社であるデンカ生研でワクチン・検査試薬を開発しており、インフルエンザ向けに「インフルエンザHAワクチン」などを製造している。