コラム・資料室

IoT(モノのインターネット)関連株まとめ

IoT株式市場で注目を集める、IoT(モノのインターネット)関連株をまとめました。

IoTとは、Internet of Thingの頭文字を取った略語で、日本語では「モノのインターネット」と訳されます。これは、私達がよく使うパソコンやスマートフォンなどの情報・通信機器以外のもの(たとえば、冷蔵庫などの家電製品)にも通信機能を持たせ、インターネットを経由して相互にやり取りしたり遠隔で動作の命令を送ったりすることができるようにする技術のことです。この技術によって、いままではインターネットとは関係ないモノが対象になり、その分市場が爆発的に拡大すると考えられています。

注目株は、IoT対応装置から得られた情報を活用するためのサービスを提供する「富士通(6702)」や、機械の故障予知の技術を開発している「日本電産(6594)」や、IoT推進プロジェクトを立ち上げた「NTTドコモ(6437)」、インターネットに接続した機器をサイバー攻撃から守るシステムを研究している「アドソル日進(3837)」などがあります。

銘柄
コード
銘柄名
(クリックで最新株価)
事業内容
6702 富士通 2015年6月よりIoTデータ活用サービスを開始。さまざまなセンサーや装置に対応しており、大量のデータを高速処理することが可能。収集したデータは複数の企業で活用することが検討されている。これにより機器から得られる膨大な情報の蓄積と活用が活発化すると考えられる。
6594 日本電産 日本IBMと共同で、IoTとデータ解析技術を融合させて、産業機械の稼働率向上を図る研究を進めている。これによって、機械の稼働状況などを分析し、故障を予め防止するといったことが可能になる。機械を使う産業の効率がアップすることが期待されている。
9437 NTTドコモ すべてがインターネットにつながるプロジェクトを立ち上げ、ソフトウェアの作り手とハードウェアの作り手をつなぐ事業を推進している。また法人向けのIoTクラウドサービスの提供もおこなっており、企業のIoTシステムの構築を手助けしている。
4751 サイバーエージェント スマートフォン向けアプリの開発や広告代理店を行っているメガベンチャー。最近では同社のクラウドファンディング「Makuake」と村田製作所と共同でIoT機器のアイデアを募集するなど、時代の波に載ったサービスの提供と普及に力を入れている。
6981 村田製作所 電子部品の大手メーカー。最近、サイバーエージェントのクラウドファンディングサービス「Makuake」と共同で、IoT機器のアイデアを募集した。またIoTの機器に搭載する各種センサの開発・製造もおこなっており、IoTの波を支える重要な役割を果たしている。
9984 ソフトバンクグループ 携帯電話キャリア大手。同社ではIoT向けにモノとモノをつなぐ通信技術やアプリケーションの開発に取り組んでいる。主に産業面での活用が期待されている。
3837 アドソル日進 IoT技術でインターネットに接続した機器を、サイバー攻撃等から守るシステムの研究・開発をおこなっている。産業機械がサイバー攻撃を受けると、生産が止まったり製品が破損したりしかねないため、保守システムの確率が急がれている。
3858 ユビキタス 農業にITを掛けあわせたスマートアグリにおいて、農場に設置されたセンサなどから収集される温度や湿度、日光の照度などをデータベース化し、クラウドで管理し活用するシステムの開発を行っている。農業ではある意味「人の勘や肌感覚」に頼る部分があるが、そういったものを見える化することにより、農業の発展を目指している。