1. ホーム
  2. テーマ株・関連株まとめ
  3. リチウムイオン電池関連株・銘柄まとめ

リチウムイオン電池関連株まとめ

株式市場で注目を集める、リチウムイオン電池関連株をまとめました。

リチウムイオン電池とは、使い捨ての乾電池やニッケル水素電池に代わる充電可能で軽量な電池のことをいいます。ノートパソコンやスマートフォンなどで使用されているバッテリーがこれに当たります。

なぜリチウムイオン電池が注目されているかというと、2010年ごろにハイブリッドカーが台頭してきたこと、そして最近特に電気自動車の開発が盛んになってきたことで、これらに使われるリチウムイオン電池への需要が急激に高まってきているからです。

一口にリチウムイオン電池といっても、電池の正極材や負極材、電解液、セパレーターといった部品ごとに製造する会社が多く、注目銘柄は幅広くなります。

最近は、リチウムイオン電池の発火リスクや充電時間の長さなどのデメリットを改善する、「全固体電池」の実用化に向けて開発が進められています。全固体電池の関連株は、「全固体電池関連株まとめ」の記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。

注目株は、負極材や電解液を製造する「三菱ケミカルHD(4188)」、正極材とセパレータを製造する「住友化学(4005)」、使用済みリチウムイオン電池のリサイクルを手掛ける「ENEOS HD(5020)」、リチウムイオン電池セパレータを製造する「帝人(3401)」などが注目されています。

関連株・銘柄一覧

銘柄名
クリックタップで最新株価)
事業内容
三菱ケミカルHD(4188) 三菱系の総合化学持ち株会社。傘下の三菱化学がリチウムイオン電池部品を製造していることで注目されている。代表的な商品はリチウムイオン電池に使う負極材と電解液。負極材は天然黒鉛を使用して急速充放電と低温特性に優れたMPGと、人造黒鉛を使用して高容量で寿命特性に優れたICGの2種類がある。また電解液はスマートフォンなどの身近な電気製品から自動車、航空機のリチウムイオン電池にも使用されている。今後普及する電気自動車を支えることが期待されている
住友化学(4005) 総合化学大手の会社。リチウムイオン電池の重要部品の一つである正極材とセパレータを製造していることで注目されている。セパレータは、リチウムイオン電池内の正極と負極の間に挟み込んでショートしないようにするシートのこと。住友化学のセパレータは高い電気絶縁性を持っているため、電気自動車やノートパソコン、スマートフォンなどで幅広く活用されている。2015年にはセパレータの生産能力を上げるべく、韓国の子会社内に工場を新設し2017年から稼働させることを発表した。
ENEOS HD(5020) 石油精製・販売の最大手企業。2012年に子会社のJX金属が、福井県の敦賀工場内に使用済みリチウムイオン電池のリサイクル工場を設置したと発表し、注目されるようになった。リチウムイオン電池には貴重な金属資源である炭酸リチウム、ニッケル、マンガン、コバルトなどのレアメタルが含まれており、役目を終えた電池からそれらを抽出して再び利用できるように精製する。
帝人(3401) 合成繊維の大手メーカーで、リチウムイオン電池に使うセパレータを製造していることで注目を集めた。「LIELSORT(リエルソート)」という名前が付いた帝人のセパレータは、世界で初めてポリエチレン基材が使われたもので、従来よりも耐熱性や電極との接着性が高くなっているのが特徴。電気自動車からスマートフォンまで、あらゆる分野のリチウムイオン電池で使用されることが見込まれている。
三菱製紙(3864) 印刷・情報用紙大手の会社。2014年に高い安全性を持つリチウムイオン電池の塗布型不織布セパレータを開発したと発表した。近年、電気自動車用のリチウムイオン電池など大型でエネルギー密度が高くなっているが、その分電池の熱暴走などの重大事故が発生する危険性が高くなる。そこで、高い耐熱性を持つセパレータが必要となる。三菱製紙は、高温でも収縮しないポリエステル不織布にセラミックを塗ることで、耐熱性の高いセパレータの開発に成功した。

テーマ株・関連株の投資に役立つ、おすすめ証券会社

テーマ株・関連株に投資するなら、証券会社が提供しているサービスやツールがおすすめです。

証券会社名
(公式サイトへ)
サービス・機能名 特徴 詳細
SBI証券 テーマキラー ・売買手数料が無料
・成長期待のテーマ株10社に分散投資できる
5万円から購入できる

詳細

moomoo証券moomoo証券 テーマ・業種関連図など ・売買手数料が無料
ヒートマップが見られる
・業種関連図が便利

詳細

松井証券 テーマ投資ガイド ・人気テーマのランキングが見られる
・経済ニュースや決算情報が配信される

詳細

2024年4月現在)

どれもとても役立つので、ぜひ使ってみてください。特におすすめの証券会社は、SBI証券moomoo証券moomoo証券です。

それぞれの特徴を解説するので、参考にしてください(タブで切り替えができます)。

SBI証券

SBI証券は、テーマキラーを使えば、成長が期待できるテーマ株10社に、最低5万円から分散投資ができます。また、国内株の売買手数料は、現物・信用・単元未満株の取引がすべて完全無料です。手数料コース問わず、各種交付書面を郵送から電子交付に変更するだけで、約定金額にかかわらず売買手数料が無料になります。

そのほか、会社四季報が見られたり、銘柄分析ができる「分析の匠」が使えたり、投資に役立つサービスやツールも無料で使い放題です。

当サイト限定タイアップ企画で、口座開設+2万円以上の入金・振替で、もれなく現金2,500円とオリジナルレポート「株初心者でも見つかる株の選び方」がもらえるキャンペーンを実施しているので、ぜひ口座開設してくださいね。

SBI証券に口座開設

口座開設料・年会費などは一切かかりません。

moomoo証券(ムームー証券)moomoo証券(ムームー証券)は、Nasdaqの上場企業「Futu Holdings Limited(FUTU)」のグループ企業「moomoo証券株式会社」が運営する証券会社です。リアルタイム株価が見れたり、ニュースや企業レポートを確認できたり、分析ツールを使えたり、株式投資に必要な情報をワンストップでキャッチできます。

国内株の取引は約定金額にかかわらず無料です。また、市場分析が視覚化できるヒートマップや、業種理解が深められる業種関連図など、テーマ株・関連株の情報収集に役立つ機能が豊富にそろっています。

<ヒートマップと業界関連図>

ヒートマップと業界関連図

また、リアルタイム株価によるデモトレード機能もあり、まずは株式投資の練習をしてみたいという方にもおすすめです。

moomoo(ムームー)に
新規登録する

アプリインストール・新規登録に費用は一切かかりません。

moomoo(ムームー)に
新規登録する

アプリインストール・新規登録に費用は一切かかりません。

やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会検定会員補を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

ページ上部へ移動