コラム・資料室

東京大改革関連株まとめ

東京都改革株式市場で注目を集める、東京大改革関連株をまとめました。

東京都改革とは、2016年8月に東京都知事に就任した小池百合子氏が進める、“都民ファースト”を重点に置いた東京都全体の体質改革のことを言います。現在、「都民ファースト」、「情報公開」、「税金の有効活用(ワイズ・スペンディング)」という観点から都政改革を進めており、その中で対処すべき課題に豊洲市場移転に関連する「土壌・地盤改善」、小池氏肝いりの政策「電線地中化」、待機児童をなくすための「保育・福祉改革」を設定しています。株式市場でも、小池氏が解決に向けて重点的に議論を進めるこれらの改革に関連する銘柄に対し、投資する動きが活発になってきています。

東京大改革関連株には、土壌汚染調査をおこなう「環境管理センター(4657)」、電線地中化に必要なコンクリート共同溝をつくる「ゼニス羽田HD(5289)」、築地市場を運営する「築地魚市場(8039)」、事業所内で保育所などを運営する「サクセスHD(6065)」があります。

銘柄
コード
銘柄名
(クリックで最新株価)
事業内容
4657 環境管理センター 環境調査・分析から研究開発、アフターフォローまで総合的にコンサルティングをおこなう会社。豊洲市場の土壌汚染に関する調査・分析を、東京都から依頼されている。
5289 ゼニス羽田HD マンホールやボックスカルバートなどの下水道製品や、道路用・農業用などのコンクリート製品などをつくる会社。電線地中化に関連し、地中に埋め込み通信線をまとめる共同溝を製造する。
8039 築地魚市場 水産物の卸売りや冷蔵倉庫業などをおこなう会社。全国各地から新鮮な水産物を仕入れ、築地市場で販売している。築地市場の豊洲移転に関連し、注目されている。
6065 サクセスHD 事業所内保育所や公的保育施設を運営する会社。首都圏を中心に、認可保育園や学童保育所の新設を進めている。小池氏が「待機児童という言葉をなくす」ことを対処すべき課題に掲げており、同社による保育所新設が加速すると考えられている。
6092 エンバイオHD 土壌汚染対策がメインの会社。自然エネルギー事業も手掛けている。汚染土壌を掘削除去・場外搬出せずに土壌浄化できる「原位置浄化・オンサイト浄化」という方法を開発した会社で、豊洲市場の土壌汚染問題が再燃したため株価が動いた。
1813 不動テトラ 海上土木や地盤改良を得意とする会社。豊洲市場の土壌汚染問題の再燃にあわせ、地盤改良の需要も高まると考えられている。
5815 沖電線 電線・ケーブルや放電加工機用電極線を製造している会社。フレキシブル基板にも強みを持っている。小池氏が推進する電線地中化に合わせ、新たな電線の発注が増えると考えられている。
5287 イトーヨーギョ― マンホールやライン導水ブロックなど、コンクリート製品をつくっている会社。電線地中化に関連して、地中に電線を通すための共同溝を作っており、今後発注が増えると考えられている。