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大和証券に取材してきました(2)

注意

この記事は2010年10月時点の内容です。

情報発信力

早川さん : 情報発信と言ってもいろいろとありますが、とくにセミナーに力をいれています。全国各地に支店を展開してますので、支店ごとで毎月セミナーを開催しています。当社に証券口座をお持ちの方でしたらどなた様でも参加できます。もちろんダイワ・ダイレクトの口座でも参加できますので、ぜひお近くの支店でのセミナーをチェックしていただければと思います。

オンラインでの配信にも力を入れております。ダイワインターネットTVでは、毎日マーケットの情報を発信しており、世界の各市場を分析しているアナリストからのレポート動画も配信しています。特に成長地域として著しいアジアにはついては毎週発信しています。

大和証券のみなさんとお写真

(大和証券のみなさんと)

さらに、今話題のツイッターを活用してリアルタイムの情報も発信しております。なお当社では海外にも支社を持っている強みがあります。現地からの情報も素早く発信していますので、ぜひフォローして活用してください。

かえる : 中国株は売買手数料も安く、なんと言っても中国株も海外株も『特定口座』にできるのが魅力ですね。

ただし預り資産評価額が3,000万円以下の場合は、口座管理料として3,150円がかかってしまいます。

※特定口座のメリットについては、特定口座における「源泉徴収あり・なし」の違いについてで解説しています。

オンラインでの情報についても、海外株式の取引されている方への配信は充実しているのではないでしょうか。もちろん国内株式の短期的な売買をされる方へも、銘柄のレポートやレーティング(格付け)などさまざまな情報も配信していますので、活用できる場面は多いかと思います。

あと、動画をiPhoneで見られている方も多いそうですが、気軽にいつでも閲覧できるのがうれしいですね。

マイクロファイナンスの取り扱いについてお聞かせ下さい

かえる : 以前からチェックさせていただいていたのですが、取り扱い商品のなかでマイクロファイナンスの債券がありました。個人的に注目している商品なので、どういった商品なのかお聞かせいただけるでしょうか。

マイクロファイナンスとは、貧困層向け小規模金融サービスの総称です。貧しいが故に金融サービスをうけられない人々に対し、小規模の無担保融資(マイクロクレジット)などを提供し、貧困からの脱却と経済的自立を支援することを目的としています。

MFI(マイクロファイナンスを行う機関)の数は約1万にも上ると言われ、中でもバングラデシュのグラミン銀行やBRAC(バングラデシュ農村向上委員会)が有名です。グラミン銀行およびその創始者であるムハド・ユヌス氏は、2006年にノーベル平和賞を受賞し、これをきっかけにマイクロファイナンスが世界中に広く知られることとなりました。

島さん : 当社としても、投資が資産をふやすだけのものではないと考えており、その中で、『資産をふやす投資+社会貢献』ができるマイクロファイナンスに注目し、取り扱いをはじめました。このような投資を通じた社会貢献を、『インパクト・インベストメント』と呼んでおります。

当社ではほかにも、水問題の解決に投資する債券、途上国の教育問題を解決に投資する債券などを取り扱っています。

島さんのお写真

インパクト・インベストメントを取り扱ってみて驚いたことがあります。販売にあたりセミナーを開催したのですが、学生さんをはじめ多くの若い方にご参加をいただきました。若い方の意識の高さをうれしく思っており、当社としても取り扱ってよかったと感じております。

しかしながら、インパクト・インベストメントは、当社の扱いでは外国債券に分類されるため、3,150円の口座管理手数料が必要になってしまいます。10万円程度から投資ができるのですが、この口座管理手数料は高いコストになってしまうため、私個人としては、なんとか口座管理手数料の引き下げができないかを検討をしております。

かえる : マイクロファイナンスなどのように、「投資を通じた社会貢献」というのは注目度が大きいようですね。投資には、いろんなスタイルがあっていいと思っていますので、個人的にはこのような取り組みを非常に応援しております。

ただし、途上国へ投資する債券が多いので、為替の影響は大きくうける可能性があります。利回りばかりに目が行きがちですが、「どこの通貨で投資するか?、どういったリスクがあるか?」などしっかりとチェックしてほしいと思います。

それにしても若い方の意識の高さにはビックリさせられます。若い方のパワーにも期待したいと思います!

みなさん大和証券のレポートはいかがだったでしょうか。今年に入り、サービスの向上に大きく取り組んでいる攻めの姿勢が今回の取材で感じることができました。オンライントレードをはじめた会社としての意気込みの現れだと思います。それにしても、支店を全国に展開しているだけあって、店舗とネットを両方使えるのは非常に心強いですね。

今回の取材では、これからもよりよいサービスを提供しつづけてくれる期待を感じました。

最後に、これを読んでくださっているみなさま、いつも貴重な時間を割いてレポートをお読みいただきありがとうございます。これからもいろいろな金融機関の方々のお話しをみなさんにお伝えできるよう頑張っていきます。そして、お忙しい中、大和証券さん(島さん・早川さん・高津さん・福山さん・松尾さん)のおかげで、いい取材をスムーズにすすめることができました。本当にありがとうございました。

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