住宅ローン特集

固定金利と変動金利

住宅ローンにかかる金利は、「固定金利」と「変動金利」の2種類があります。

読んで字のごとくですが、固定金利は金利が固定されていて契約期間はずっと変わりませんが、変動金利は市場金利(10年国債の金利)の動向によって変動します。 両者を比べると理解しやすいので、メリット・デメリットで比較しました。

固定金利 変動金利
メリット
  • 金利が一定なので、安心感がある
  • 返済額が同じなので、ライフプランが立てやすい
  • 固定金利よりも目先の金利が低い
  • 金利上昇がなければお得
デメリット
  • 変動金利よりも目先の金利が高い
  • 変動金利よりも支払いが多くなることがある
  • 将来は金利が上がる恐れがある
  • 金利が上がったときは、支払いが多くなることがある
向く人
  • 支払額を一定にして安心したい方
  • 返済「金額」が多い方
  • 返済「期間」が長い方
  • まとまったお金がある方
  • 返済「金額」が少ない方
  • 返済「期間」が短い方

結局のところは、どちらで組むとよかったかは、後になってみないとわかりません。しかし、今の私なら「変動金利」を選ぶと思います。その理由はかんたんで、低金利の利益を受けつつ、金利が上がるようなことがあれば、繰り上げ返済で乗り切ればよいからです。

しかし、金利上昇にビクビクしたくない方は、長期固定金利で住宅ローンを組むべきです。25年後、30年後も先のことはわかりませんから、金利が高くても、固定金利という選択肢はありだと思います。どちらにしようか迷ってしまう方は、ローンの半分を「固定金利」で、もう半分を「変動金利」で組むような、ミックスしたローンを組むこともできます(銀行によって取扱いは異なります)。

すでに住宅ローンを組んでいる人たちにも、動きが出ています。1つには、今よりも高金利のときに借りた人たちの借り変えです。今の低金利の水準は歴史的に低いので、借り換えをすることで総返済額を減らす効果があります。

もう1つは、2013年のアベノミクスの影響で、「今までは低金利で続いてきたが、今後は金利が高くなるだろう」と考える人たちが、変動金利から固定金利へと住宅ローンの借り換えが起きているようです。たしかに、このまま低金利時代が続けば、変動金利のままローンの返済をする方がお得ですが、金利が上がってくると、固定金利でローンの返済額を確定させた方が安心ですからね。

このページでは金利にスポットを当てましたが、金利は「%(パーセント)」で表すので、イマイチ実感がわかりにくいと思います。金利が違うと、実際に返済額はどれくらい違ってくるのでしょうか?次のページで試算しましたので、ご確認ください。