LINE証券で米国株(アメリカ株)は買えないですか?
米国株投資をしたくて証券会社を探しています。LINE証券が気になっているのですが、LINE証券で米国株(アメリカ株)は買えないですか?また、米国株投資におすすめの証券会社がありましたら、ぜひ教えてください。
注意
2023年6月12日、LINE証券は証券事業から撤退すると発表しました。口座開設の申し込み受付は速やかに終了し、取引機能も順次縮小して2024年中には終了する予定です。詳しくは「LINE証券(ライン証券)は撤退後どうなる?移管手数料や、SBI証券や楽天証券に移管すべきか解説」の記事で解説しています。
LINE証券では、まだ米国株の取り扱いがないので、買うことはできません(2024年4月現在)。しかし、LINE CFDなら米国株のCFD取引※1ができます。
※1 差金決済取引のひとつで、「購入価格と売却価格の差額だけを、現金で決済する取引」です。詳しくは「差金決済取引を使った金融商品と、その活用法について解説します!」を参考にしてください。
LINE CFDなら、米国株を0.1株から購入できます。CFD取引はレバレッジを利用できるので、投資資金よりも大きな金額を取引できる仕組みです。下記銘柄を取引する場合、一般的な米国株投資(現物取引)とLINE CFDとで必要な最低金額を比較してみます。
銘柄 | 必要最低金額※2 | |
---|---|---|
他社で現物取引 | LINE CFD | |
テスラ(TSLA) | 約11万円 | 約2,000円 |
Apple(AAPL) | 約2万円 | 約400円 |
ディズニー(DIS) | 約1.5万円 | 約300円 |
※2 必要最低金額は、2022年4月末時点の株価と為替レートで概算してあります。
このように、LINE CFDなら株価が高いAmazonやテスラにも、1万円以下で投資できます。また、CFD取引は空売りができるので、下げ相場のときに利益を出したり、相場全体が下がったときに備えてリスクヘッジをしたり、柔軟な取引ができるのも魅力です。
ただし、持っているCFDの評価額が証拠金の金額を下回った場合、追加で入金しないと強制決済される追証のリスクがある点には注意しておきましょう。
LINE CFD口座の開設には、LINE証券の口座が必要です。
米国株投資におすすめの証券会社
CFD取引ではなく、米国株の現物取引をしたい方は、マネックス証券、SBI証券、DMM株、PayPay証券の4社がおすすめです。この4社は米国株に力を入れているので、国内株の取引で別の証券会社を使っている場合でも、米国株投資用の口座としていずれかを開設しておいてもいいでしょう。
それぞれのおすすめ理由をかんたんにまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
証券会社 | おすすめ理由 | ネット証券 詳細情報へ |
---|---|---|
マネックス証券 オリジナルレポート がもらえる |
・NISA口座での取引や一部の米国ETFは、買付手数料が無料 ・買付時の為替手数料※3が無料 ・取扱数が4,500銘柄以上ある ・米国株の定期買付ができる ・「銘柄スカウター米国株」でプロ並みの銘柄分析ができる |
|
SBI証券 レポート&2,500円 がもらえる |
・一部の米国ETFは、買付手数料が無料 ・米国株の定期買付ができる ・米国株の貸株サービス「カストック(Kastock)」がある |
|
DMM株 オリジナルレポート がもらえる |
・売買手数料が無料 ・「バロンズ・ダイジェスト」で米国株市場の情報収集ができる |
|
PayPay証券 |
・1,000円単位の少額から取引できる ・24時間いつでも取引できる ・「つみたてロボ貯蓄」で米国株を自動買付できる |
(2024年4月現在)
※3 「円→米ドル」のように、お金を外貨両替するときにかかる手数料です。
マネックス証券は取扱銘柄数、手数料の安さ、ツール・機能の充実度など、総合的なバランスが抜群に良いので、迷ったらマネックス証券がおすすめです。
また、貸株サービスを利用したいなら「カストック(Kastock)」が使えるSBI証券、とにかく低コストで米国株投資をしたいなら、売買手数料が無料のDMM株を選びましょう。「まずは少額からはじめたい」という方は、1株未満(端株)で米国株を取引できるPayPay証券がおすすめです。
米国株の取引コストを証券会社ごとに比較しますので、こちらも参考にしてください。
証券会社 | 取引コスト | ネット証券 詳細情報へ |
|
---|---|---|---|
売買手数料 (税込) |
為替手数料※1 (1ドルあたり) |
||
DMM株 | 無料 | 25銭 | |
マネックス証券 | 0.495% | 無料 | |
SBI証券 | 0.495% | 25銭 | |
楽天証券 | 0.495% | 25銭 | |
PayPay証券 | 0.5%~0.7% | 35銭 | |
SMBC日興証券 | 現地手数料:0.2% 国内取次手数料:1.265% |
50銭 |
(2024年4月現在)
※1 「円→米ドル」のように、お金を外貨両替するときにかかる手数料のこと
米国株投資では、売買手数料だけでなく為替手数料もかかるので、国内株の取引よりもコストがかかってしまうデメリットがあります。しかし、DMM株なら売買手数料、マネックス証券なら為替手数料が無料になるので、どちらかの証券会社ならお得です。
LINE証券では米国株の現物取引はまだできないので、米国株投資をしたい方は、マネックス証券、SBI証券、DMM株、PayPay証券のいずれかがおすすめです。自分に合った証券口座を作って、お得に米国株投資をはじめてください。
アプリ「moomoo(ムームー)」で米国株のデモ取引ができる!
金融情報アプリ「moomoo証券(ムームー証券)moomoo証券(ムームー証券)」をインストール&無料会員登録するだけで、米国株のデモ取引ができます。米国株投資に挑戦する前に事前練習しておきたい方におすすめです。
moomoo(ムームー)は、Nasdaqの上場企業「Futu Holdings Limited(FUTU)」のグループ企業「moomoo証券株式会社」がリリースしたスマホアプリです。デモ取引だけでなく、リアルタイム株価やニュース、企業レポートを確認できたり、分析ツールを使えたり、米国株投資に必要な情報をワンストップでキャッチできます。
アプリインストール・新規登録に費用は一切かかりません。
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サイト内の参考ページ
- 米国株投資のはじめ方
- マネックス証券で見る、米国株口座開設
- DMM株(DMM.com証券)
- PayPay証券(ペイペイ証券)
- SBI証券のカストックにデメリットはある?国内唯一の米国貸株サービスを解説
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投資歴18年目の株初心者アドバイザーです。2005年からの投資成績は+2億円を突破しました!2009年に発売した著書『はじめての株1年生 新・儲かるしくみ損する理由がわかる本』は、累計59,000部のロングセラー。その他、数多くの金融系メディアにも寄稿しています。