- 株式投資の応用
- 出来高、サイコロジカル、RSI
テクニカル分析(補足)
私は、「テクニカル分析は、参考程度にしましょう(株価チャートを見る③)」と紹介していますが、実際の株の売買の時は、ある程度は参考にしています。その理由は、『テクニカル分析が株価の動向との相関関係がある場合がある』からです。
テクニカル分析用のチャートはたくさんありますが、ここでは、初心者の方でもわかりやすく、比較的簡単に使えるチャートを紹介します。ただし、このチャートを見るためには、証券会社のサービスを使用する必要があります。有料サービスの証券会社もありますが、無料で使える証券会社もありますので、うまく使ってみるのもよいかと思います。
出来高(売買高)
「出来高」とは、売買が成立した株数のことをいいます。出来高と株価は大きな関係があり、相場の勢いを見ることができます。
出来高が上昇しながら、株価も上昇した場合は相場が強いことを示します。逆に
出来高が上昇しながら、株価が下落した場合は相場が弱いことを示します。
取り扱い証券会社
- ほぼすべての証券会社で出来高をチェックすることができます(無料)
サイコロジカル(ライン)
「サイコロジカル」とは、株価が上昇した日を勝ち、下落した日を負けとして勝率を出し、それを指数化したものです。例えば、営業日10日間を見て、5勝5敗であれば勝率50%ということになります。一般的には勝率75%以上は売りシグナル、25%以下は買いシグナルという見方が多いようです。
取り扱い証券会社
- 無料(マネックス証券、松井証券)
- 有料(SBI証券(旧イートレード証券))
RSI
「RSI」とは、銘柄の過熱の度合いがわかるチャートです。一般的には、70%以上なら買われすぎ、30%以下なら売られすぎと見られています。指標の作り方は、少しむずかしいのですが、上げ幅の合計を上げ幅の合計と下げ幅の合計を足した数字で割って、100を掛けたものです。上げ幅が大きければ指数は上昇します。RSIは0%から100%の範囲で推移します。
取り扱い証券会社
- 無料(マネックス証券、松井証券)
- 有料(SBI証券(旧イートレード証券))