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伊藤忠商事による電通総研株のTOB・買収はいつ?なぜ?今後どうなるか、公開買付代理人の証券会社も解説
伊藤忠商事(8001)が、電通総研(4812)に対するTOB(株式公開買付)を実施し、1株当たり2,880円での全株式取得を目指すと発表しました。2026年8月28日終値2,739円を基準にすると、プレミアムは5.15%です。
なお、電通総研のTOBの公開買付代理人はSMBC日興証券です。電通総研の株を保有していてTOBに参加したい方は、口座開設しておきましょう。
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
電通総研のTOB【公開買付価格・期間・応募方法など】
伊藤忠商事の電通総研に対するTOBの概要を、下の表に整理しました。
| 公開買付者 | 伊藤忠商事 |
|---|---|
| 被買収企業 | 電通総研(4812) |
| 公開買付価格 | 2,880円※1 |
| 2026年8月28日終値 | 2,739円 |
| プレミアム | 5.15%※2 |
| 利益(100株あたり) | 14,100円※3 |
| 公開買付期間 | 2026年11月上旬(予定) |
| 買付株数 | 74,712,722株 |
| 買付予定株数の下限 | 9,340,400株 |
| 買付予定株数の上限 | - |
| 公開買付代理人 | SMBC日興証券 |
| 公開買付復代理人 | - |
| 上場 | 廃止 |
| 目的 | 中長期的な観点から機動的な意思決定をおこない 企業価値を向上させるため |
※1 普通株式1株あたりの買付価格です。
※2 2026年8月28日終値に対して、何%の上乗せがあったかを表しています。
※3 TOB発表日の終値に対して何%の上乗せがあったのか計算したプレミアムを元に、公開買付価格で100株を売却した場合の利益を計算しています。
伊藤忠商事が電通総研に対する公開買付を実施する理由
伊藤忠商事が電通総研に対する公開買付を実施する理由として、大きく4つあります。
伊藤忠商事が電通総研に対する公開買付を実施する理由
- 素早い経営判断ができる体制づくり
- サービス範囲の拡大
- 技術と競争力の強化
- 企業の買収(M&A)の手助け
1つ目は、素早い経営判断ができる体制づくりです。株主を電通と伊藤忠のグループだけに絞ることで、世の中の変化に合わせて中長期的な視点から素早い決定ができるようになります。
2つ目は、サービス範囲の拡大です。伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)などが持つ強力なITインフラ(土台)の力を借りることで、システムの開発から運用までをまとめて提供できるようになります。
3つ目は、技術と競争力の強化です。伊藤忠グループがおこなう年間数千億円規模のIT投資に参画し、電通総研が持つ最先端のAI技術を応用することで、自社を大きく育てる「実践の場」として活用します。
4つ目は、企業の買収(M&A)の手助けです。伊藤忠が持つ豊富な買収経験や世界中の情報網を活かし、他社と協力しながら会社をより大きくします。
電通総研の株式を保有している場合はどうすれば良い?
伊藤忠商事による電通総研のTOBは「全株式取得」です。電通総研の株式を保有している方は、下の画像の「全部買付の場合」に書かれているように「①市場で売る」、もしくは「②指定の証券会社で申し込む」のどちらかを選択することになります。

それでは、どちらを選べば良いのでしょうか。いますぐに利益確定したい方は「①市場で売る」を、公開買付価格ぴったりで売りたい方は「②指定の証券会社で申し込む」を選ぶのがおすすめです。その理由をかんたんに説明しますね。
いますぐに利益確定したい方
いますぐに利益確定したい方は「①市場で売る」がおすすめです。
TOBが発表された後、その株式の市場価格は市場売買を通じて、公開買付価格付近まで上昇します。公開買付価格ぴったりでは売れませんが、売却ボタンを押すだけで手続きが完了するので、特別な手続きは不要です。手間をかけずに利益確定できます。
指定の証券会社で申し込む場合は、申込手続きが必要です。現金化までに時間がかかるので注意しましょう。
公開買付価格ぴったりで売りたい方
一方で、公開買付価格ぴったりで売りたい方は「②指定の証券会社で申し込む」がおすすめです。
指定の証券会社で申し込んだ場合、保有する株式を公開買付価格で買い取ってもらえます。市場で売る場合には、公開買付価格ぴったりでは売れず、それよりも少し安い価格で取引することになります。
TOBのプレミアムをまるっと受け取りたい場合は、市場では売らず、TOBに申し込みましょう。申込は、次に紹介する指定の証券会社でおこなってください。
電通総研の公開買付代理人・復代理人はどこの証券会社?
電通総研のTOBに応募する場合、指定の証券会社で申し込む必要があります。指定の証券会社のうち、公開買付者から業務・権限を委託された証券会社を「公開買付代理人」、公開買付代理人の業務を請け負う証券会社を「公開買付復代理人」と呼びます。
| 公開買付代理人 | SMBC日興証券 |
|---|---|
| 公開買付復代理人 | - |
電通総研の株式を保有している方で、市場で売却せずTOBへの応募を考えている方は、SMBC日興証券に口座開設して株式を移管する必要があります。
電通総研のTOBに応募する方法
続いて、TOBに応募する方法を説明します。3つの手順で応募可能です。
電通総研のTOBに応募する方法
- SMBC日興証券に口座開設する
- SMBC日興証券に株式移管する
- TOBに申し込む
それぞれ説明しますね。
① SMBC日興証券に口座開設する
SMBC日興証券の口座を持っていない方は、口座開設しましょう。
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
② SMBC日興証券に株式移管する
電通総研のTOBに応募するためには、SMBC日興証券の口座に、電通総研の株式を入れておかなければなりません。
ほかの証券会社の口座で株式を持っている方は、株式移管の手続きが必要です。株式移管の方法については、SMBC日興証券にお問合せください。
SMBC日興証券へ株式移管する際、移管元の証券会社に対して「移管手続料」の支払いが必要です。しかし、SMBC日興証券では「移管する株式の時価総額が10万円以上」の場合に移管手続料を負担するサービスを提供しています。条件を満たせば、株主が余計なコストを負担しなくて済みます。
(出典:SMBC日興証券)
ただし、SMBC日興証券から移管手続料を自動的に支払ってもらえるわけではありません。「移管受付整理票」などの証明書類の提出が必要です。詳しくは、SMBC日興証券のこちらのページをご覧ください。
③ TOBに申し込む
SMBC日興証券にログインして、TOBに申し込みましょう。具体的なTOBの応募方法については、SMBC日興証券のQ&Aページや、問い合わせフォームから確認してください。





