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カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)によるジモティー 株のTOB・買収はいつ?なぜ?今後どうなるか、公開買付代理人の証券会社も解説
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が、ジモティー(7082)に対するTOB(株式公開買付)を実施し、1株当たり1,420円での全株式取得を目指すと発表しました。2026年5月15日終値880円を基準にすると、プレミアムは61.36%です。
なお、ジモティーのTOBの公開買付代理人はSMBC日興証券です。ジモティーの株を保有していてTOBに参加したい方は、口座開設しておきましょう。
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
ジモティーのTOB【公開買付価格・期間・応募方法など】
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)のジモティーに対するTOBの概要を、下の表に整理しました。
| 公開買付者 | カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC) |
|---|---|
| 被買収企業 | ジモティー(7082) |
| 公開買付価格 | 1,420円※1 |
| 2026年5月15日終値 | 880円 |
| プレミアム | 61.36%※2 |
| 利益(100株あたり) | 54,000円※3 |
| 公開買付期間 | 2026年5月18日(月)~6月29日(月) |
| 買付株数 | 9,839,972株 |
| 買付予定株数の下限 | 6,560,000株 |
| 買付予定株数の上限 | - |
| 公開買付代理人 | SMBC日興証券 |
| 公開買付復代理人 | - |
| 上場 | 廃止 |
| 目的 | ジモティーをカルチュア・コンビニエンス・クラブの連結子会社にすること |
※1 普通株式1株あたりの買付価格です。
※2 2026年5月15日終値に対して、何%の上乗せがあったかを表しています。
※3 TOB発表日の終値に対して何%の上乗せがあったのか計算したプレミアムを元に、公開買付価格で100株を売却した場合の利益を計算しています。
ジモティーはどんな会社?TOBの目的をわかりやすく解説
ジモティー(7082)は、地域密着型の情報掲示板サービス「ジモティー」を運営する企業です。「不要になった家具や家電を譲りたい」「近所でアルバイトを探したい」「地域イベントを告知したい」など、地元の人同士でモノや情報をやり取りできるプラットフォームを提供しています。
メルカリのような配送前提のサービスとは異なり、「近所で直接受け渡しできる」ことが特徴で、不用品譲渡や地域コミュニティ用途で利用されています。
今回のTOBの目的は「CCCグループ入りによる成長加速」
今回TOBを実施するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、ジモティー株式を取得し、連結子会社化(グループ会社化)することを目的としています。
ただし、完全に経営陣を入れ替えるような買収ではありません。
開示資料によると、TOB成立後にジモティー株は上場廃止(非公開化)される予定ですが、その後、現在の代表取締役である加藤氏へ一部株式を再譲渡することが想定されています。
つまり、創業者である加藤氏が引き続き経営に関わりながら、CCCグループの経営資源を活用して事業成長を目指す形と考えられます。
具体的には、以下のような相乗効果(シナジー)が期待されます。
期待される相乗効果(シナジー)
- 会員基盤・顧客接点の拡大
CCCグループが持つ顧客ネットワークやサービス基盤を活用することで、ジモティー利用者増加につながる可能性があります。 - 店舗・地域ネットワークとの連携
CCC関連サービスやリアル拠点と連携し、地域コミュニティサービスを強化できる可能性があります。 - 中長期視点での経営がしやすくなる
上場企業では短期業績や株価を意識する必要がありますが、非公開化によって中長期の投資や事業改革を進めやすくなる場合があります。
今回のTOBは、経営不振企業の救済というより、「創業者の経営を維持しながらCCCグループの支援を受け、事業拡大を狙う再編型TOB」という側面が強いと言えそうです。
なお、TOB成立後はジモティー株が上場廃止となる予定のため、一般投資家は市場で売買できなくなります。
※ジモティーのサービス内容(地域掲示板運営など)は、今回のTOB開示資料ではなく公開情報をもとに記載しています。
ジモティーの株式を保有している場合はどうすれば良い?
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)によるジモティーのTOBは「全株式取得」です。ジモティーの株式を保有している方は、下の画像の「全部買付の場合」に書かれているように「①市場で売る」、もしくは「②指定の証券会社で申し込む」のどちらかを選択することになります。

それでは、どちらを選べば良いのでしょうか。いますぐに利益確定したい方は「①市場で売る」を、公開買付価格ぴったりで売りたい方は「②指定の証券会社で申し込む」を選ぶのがおすすめです。その理由をかんたんに説明しますね。
いますぐに利益確定したい方
いますぐに利益確定したい方は「①市場で売る」がおすすめです。
TOBが発表された後、その株式の市場価格は市場売買を通じて、公開買付価格付近まで上昇します。公開買付価格ぴったりでは売れませんが、売却ボタンを押すだけで手続きが完了するので、特別な手続きは不要です。手間をかけずに利益確定できます。
指定の証券会社で申し込む場合は、申込手続きが必要です。現金化までに時間がかかるので注意しましょう。
公開買付価格ぴったりで売りたい方
一方で、公開買付価格ぴったりで売りたい方は「②指定の証券会社で申し込む」がおすすめです。
指定の証券会社で申し込んだ場合、保有する株式を公開買付価格で買い取ってもらえます。市場で売る場合には、公開買付価格ぴったりでは売れず、それよりも少し安い価格で取引することになります。
TOBのプレミアムをまるっと受け取りたい場合は、市場では売らず、TOBに申し込みましょう。申込は、次に紹介する指定の証券会社でおこなってください。
ジモティー株を保有したまま放置するとどうなる?
ジモティーの株を保有したまま、「①市場で売る」、「②指定の証券会社(SMBC日興証券)でTOBに申し込む」のどちらもせずに放置し続けた場合、最終的には「スクイーズアウト(株式の強制買い取り)」という手続きがおこなわれます。
スクイーズアウトによる買取価格は、公開買付価格と同額の1,420円なので、一見すると損失は発生しません。
しかし、現金が支払われるまでにかなり時間がかかる点に注意が必要です。公開買付期間が「2026年5月18日(月)~6月29日(月)」であることから、2026年7月以降になることが予想されます。
つまり、金銭的な損失はありませんが、数か月に渡って資金拘束されてしまうのです。スクイーズアウトが終わるまで、別の投資先に資金を使えず機会損失となってしまうので、放置はおすすめしません。
公開買付価格ぴったりで早期に資金を確保したいなら、公開買付代理人であるSMBC日興証券に口座開設をして、TOBの手続きを進めましょう。
ジモティーの公開買付代理人・復代理人はどこの証券会社?
ジモティーのTOBに応募する場合、指定の証券会社で申し込む必要があります。指定の証券会社のうち、公開買付者から業務・権限を委託された証券会社を「公開買付代理人」、公開買付代理人の業務を請け負う証券会社を「公開買付復代理人」と呼びます。
| 公開買付代理人 | SMBC日興証券 |
|---|---|
| 公開買付復代理人 | - |
ジモティーの株式を保有している方で、市場で売却せずTOBへの応募を考えている方は、SMBC日興証券に口座開設して株式を移管する必要があります。
公開買付代理人や復代理人には、SBI証券やマネックス証券などのネット証券が指定されるケースがあります。TOBの応募をスムーズに進めるためにも、今のうちに口座開設しておくのがおすすめです。
ジモティーのTOBに応募する方法
続いて、TOBに応募する方法を説明します。3つの手順で応募可能です。
ジモティーのTOBに応募する方法
- SMBC日興証券に口座開設する
- SMBC日興証券に株式移管する
- TOBに申し込む
それぞれ説明しますね。
① SMBC日興証券に口座開設する
SMBC日興証券の口座を持っていない方は、口座開設しましょう。
② SMBC日興証券に株式移管する
ジモティーのTOBに応募するためには、SMBC日興証券の口座に、ジモティーの株式を入れておかなければなりません。
ほかの証券会社の口座で株式を持っている方は、株式移管の手続きが必要です。株式移管の方法については、SMBC日興証券にお問合せください。
SMBC日興証券へ株式移管する際、移管元の証券会社に対して「移管手続料」の支払いが必要です。しかし、SMBC日興証券では「移管する株式の時価総額が10万円以上」の場合に移管手続料を負担するサービスを提供しています。条件を満たせば、株主が余計なコストを負担しなくて済みます。

(出典:SMBC日興証券)
ただし、SMBC日興証券から移管手続料を自動的に支払ってもらえるわけではありません。「移管受付整理票」などの証明書類の提出が必要です。詳しくは、SMBC日興証券のこちらのページをご覧ください。
③ TOBに申し込む
SMBC日興証券にログインして、TOBに申し込みましょう。具体的なTOBの応募方法については、SMBC日興証券のQ&Aページや、問い合わせフォームから確認してください。





