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JX金属株の自己株TOBはいつ?なぜ?今後どうなるか、公開買付代理人の証券会社も解説

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2026年5月20日

お知らせ
(2026年5月21日追記)JX金属は自己株式の公開買付け(TOB)の買付価格を3,401円に正式決定し、公開買付けは予定通り5月21日からはじまります。大きな条件変更はなく、当初方針どおりの進行となっており、今後は株主還元や資本効率向上への取り組みにも注目が集まりそうです。

JX金属(5016)自己株TOB(自己株式の公開買付)を実施し、1株当たり4,363円での一部株式取得を目指すと発表しました。今回は筆頭株主の保有比率引き下げと資本効率の向上を主な目的としたディスカウントTOBで、2026年5月11日終値5,720円を基準にすると、ディスカウント率23.72%です。

このコラムでは、JX金属の自己株TOBの概要や今後どうなるか、公開買付代理人の証券会社はどこなのかを、株初心者向けにわかりやすく解説しています。ぜひ最後まで読んでくださいね。

JX金属の自己株TOB【公開買付価格・期間・応募方法など】

JX金属の自己株TOBの概要を、下の表に整理しました。

JX金属の自己株TOBに関する基礎情報
公開買付者JX金属
被買収企業JX金属(5016)
公開買付価格最大4,363円
3,401円※1
2026年5月11日終値5,720円
プレミアム-23.72%※2
利益(100株あたり)-135,700円※3
公開買付期間2026年5月21日(木)~6月17日(水)
買付株数57,300,022株
買付予定株数の下限-
買付予定株数の上限57,300,122株※4
公開買付代理人大和証券
公開買付復代理人-
上場維持
目的筆頭株主の保有比率引き下げと資本効率の向上

※1 普通株式1株あたりの買付価格です。なお、「2026年5月20日終値の10%割引価格」と「4,363円」を比較し、いずれか低い価格が最終的な公開買付価格として採用されます。
※2 2026年5月11日終値に対して、何%の上乗せがあったかを表しています。
※3 TOB発表日の終値に対して何%の上乗せがあったのか計算したプレミアムを元に、公開買付価格で100株を売却した場合の利益を計算しています。
※4 買付予定数を超えた応募があった場合、あん分比例により単元調整して買付予定数を上回る可能性があるため、取締役会決議における総数は買付予定数に1単元(100株)が加算されています。

取得規模は最大2,500億円

JX金属は今回、ENEOSホールディングスが保有する株式の一部を買い取るため、大規模な自己株TOB(自社株買い)を実施します。

取得規模は最大2,500億円となっており、JX金属としては上場後初の大型資本政策となります。

JX金属 自社株買いの概要
取得方法自己株TOB(公開買付け)
取得上限57,300,022株
取得総額最大2,500億円
発行済株式比率約6.17%
主な売却先ENEOSホールディングス
目的資本効率向上・株主構成見直し
期待される効果EPS改善・ROE向上

ENEOSの保有比率は、現在の約42%から約36%程度まで低下する見込みです。

JX金属は、自社株買いの資金を調達するため、「ユーロ円建転換社債(CB)」も発行します。

ユーロ円建転換社債(CB)とは?

これは、将来的にJX金属株へ転換できる権利が付いた社債です。

JX金属 ユーロ円CBの概要
発行総額2,500億円
利率0%(無利息)
満期2029年・2031年
募集地域海外市場(欧州・アジア中心)
国内販売なし
主な購入層海外機関投資家とみられる

CBは「株価が上がれば株式へ転換して利益を狙え、上がらなくても満期時に元本返済を受けられる」という特徴があります。

一方、将来的な株式転換による売り圧力や希薄化懸念から、短期的には株価の重しとして意識されやすいです。

JX金属の株式を保有している場合はどうすれば良い?

JX金属のTOBは「一部株式取得」です。JX金属の株式を保有している方は、「①市場で売る」、「②指定の証券会社で申し込む」、「③そのまま保有する」のどれかを選択することになります。

しかし、今回は公開買付価格が株価を下回る「ディスカウントTOB」です。応募してしまうと、株式市場で売るよりも低い株価で取引することになってしまいます。「③そのまま保有する」が望ましいでしょう。

TOBの公開買付代理人に選ばれやすい証券会社

やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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