1. ホーム
  2. TOB・MBOの速報・スケジュール・発表銘柄の予定一覧(2026年版)
  3. 欧州系ファンドEQTによる「食べログ」運営のカカクコム株のTOB・買収はいつ?なぜ?今後どうなるか、公開買付代理人の証券会社も解説

欧州系ファンドEQTによる「食べログ」運営のカカクコム株のTOB・買収はいつ?なぜ?今後どうなるか、公開買付代理人の証券会社も解説

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2026年5月14日

お知らせ
(2026年5月13日追記)米投資ファンドのベインキャピタルとLINEヤフー連合が、カカクコムに対抗TOBを提案したとの報道がありました。TOB価格は3,000円を想定しているとのことです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

欧州系ファンドEQT(以下、EQT)が、カカクコム(2371)に対する買収を検討しているとの報道がありました。計画は初期段階で、TOB(株式公開買付)を開始するかは未定とのことです。

カカクコムのTOBの公開買付代理人は三菱UFJモルガン・スタンレー証券、復代理人は三菱UFJ eスマート証券(旧 auカブコム証券)です。カカクコムの株を保有していてTOBに参加したい方は、口座開設しておきましょう。

三菱UFJ eスマート証券では当サイト限定で最大2,500円がもらえるキャンペーンを実施中です。さらに、三菱UFJ eスマート証券に口座開設するだけで、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のアナリストレポートを無料でチェックできます。この機会にぜひ口座開設しておきましょう。

もれなく現金最大2,500円!タイアップ実施中

三菱UFJ eスマート証券に口座開設

MUFGグループ唯一のネット証券(旧 auカブコム証券)
auじぶん銀行・au PAYカードと連携できる!

欧州系ファンドEQTがカカクコムの買収を検討した理由

報道によると、「EQTがカカクコムの買収を検討している」という情報しか明らかになっておらず、買収を検討している理由は不明です。

ここからはやさ株編集部の推測になりますが、EQTがカカクコムの買収を検討している背景として、「カーブアウト(事業の切り出し)」による投資家からの評価向上があるのかもしれません。

この次のセクションで詳しく紹介しますが、カカクコムは『食べログ』や求人検索エンジンの『求人ボックス』といった、複数のサービスを展開しています。

領域の異なる事業を持っている場合、投資家からの評価は下がりやすくなります(コングロマリット・ディスカウント)。方向性の異なる事業をまとめて評価するのがむずかしいためです。

こういった事業を切り出し、別々の企業として運営することで、投資家からの評価が高められる可能性があります。

以上の理由は、あくまで編集部の推測でしかありません。実際は違う理由である可能性も高いので、参考程度に読んでくださいね。それでは、カカクコムの事業内容やセグメント構成などを説明します。

カカクコムの事業内容

カカクコムは「価格.com事業」と「食べログ事業」、「求人ボックス事業」、「インキュベーション事業」の4つの事業を展開しています。

カカクコムの事業内容
事業名 事業内容
価格.com事業 パソコンや家電、金融など幅広い商品の比較情報を提供し、消費者の購買行動を支援する。送客・販売等の各種手数料、広告収入、保険代理店業務から構成される。
食べログ事業 全国の飲食店情報やクチコミを掲載し、検索やネット予約ができるサービスを提供する。飲食店からの販促や予約に応じた手数料、有料会員費、広告収入等から構成される。
求人ボックス事業 多様な雇用形態・業種の求人情報を条件に応じて一括検索できるサービスを提供する。サイト上の広告枠のクリック数に応じた、掲載企業からの手数料収入等で構成される。
インキュベーション事業 不動産住宅情報、旅行・移動手配、映画情報など、特定専門領域のサービス開発・運営を行う。これらのサービスを通じた広告収入や各種手数料収入から構成される。

マネックス証券銘柄スカウターを使って、カカクコムのセグメント構成を見てみましょう。主力は「食べログ事業」で、売上高の42.6%を構成しています。

<カカクコムのセグメント構成>

カカクコムのセグメント構成

(出典:マネックス証券銘柄スカウター

セグメントごとの四半期業績推移を見ると、主力である食べログ事業の成長が目立ちますね。足元では横ばいになっているようですが、求人ボックス事業も2025年3月期1Qから2026年3月期1Qにかけて成長していました。今後の推移に注目です。

<セグメントごとの四半期業績推移>

セグメントごとの四半期業績推移

(出典:マネックス証券銘柄スカウター

完全版を使う
(銘柄スカウター)

口座開設後に、誰でも無料で使えます。

カカクコムのTOB【公開買付価格・期間・応募方法など】

欧州系ファンドEQTのカカクコムに対するTOBの概要を、下の表に整理しました。

カカクコムのTOBに関する基礎情報
公開買付者 欧州系ファンドEQT
被買収企業 カカクコム(2371)
公開買付価格 3,000円※1
2026年4月22日終値 2,121円
プレミアム +41.4%※2
利益(100株あたり) 87,900円※3
公開買付期間 2026年5月13日~2026年7月2日
買付株数 1億2,190万5,767株
買付予定株数の下限 3,494万1,000株
買付予定株数の上限 上限なし
公開買付代理人 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
公開買付復代理人 三菱UFJ eスマート証券
上場 廃止予定
目的 株式の非公開化で経営判断を速め、
大規模なAI投資を通じた機能強化と事業成長を実現するため

※1 普通株式1株あたりの買付価格です。
※2 2026年4月22日終値に対して、何%の上乗せがあったかを表しています。
※3 TOB発表日の終値に対して何%の上乗せがあったのか計算したプレミアムを元に、公開買付価格で100株を売却した場合の利益を計算しています。

TOBの公開買付代理人に選ばれやすい証券会社

やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

ページ上部へ移動