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シンポ株のMBO・買収はいつ?なぜ?今後どうなるか、公開買付代理人の証券会社も解説

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2026年4月28日

シンポ(5903)MBO(経営陣買収)を実施すると正式発表しました。今回のMBOは「ヤマタケ総業」を通じておこなわれます。2026年4月24日終値1,214円を基準にすると、プレミアムは40.03%です。

今回のMBOは、創業家による経営関与を強め、機動的な意思決定をおこなうためのものです。公開買付者のヤマタケ総業は、シンポの創業家であり現在の取締役でもある山田清久氏が75%、その実母が25%の株式を保有しています。

残りの株式を取得して非公開化することで、短期的な業績に左右されにくい体制を整え、中長期視点での経営戦略を推進していく方針です。

なお、シンポのMBOの公開買付代理人は野村證券です。シンポの株を保有していてMBOに参加したい方は、口座開設しておきましょう。

シンポのMBO【公開買付価格・期間・応募方法など】

ヤマタケ総業のシンポに対するMBOの概要を、下の表に整理しました。

シンポのMBOに関する基礎情報
公開買付者ヤマタケ総業
被買収企業シンポ(5903)
公開買付価格1,700円※1
2026年4月24日終値1,214円
プレミアム40.03%※2
利益(100株あたり)48,600円※3
公開買付期間2026年4月30日(木)~6月15日(月)
買付株数3,544,502株
買付予定株数の下限1,710,950株
買付予定株数の上限-
公開買付代理人野村證券
公開買付復代理人-
上場廃止
目的株式の非公開化

※1 普通株式1株あたりの買付価格です。
※2 2026年4月24日終値に対して、何%の上乗せがあったかを表しています。
※3 TOB発表日の終値に対して何%の上乗せがあったのか計算したプレミアムを元に、公開買付価格で100株を売却した場合の利益を計算しています。

シンポの株式を保有している場合はどうすれば良い?

ヤマタケ総業によるシンポのMBOは「全株式取得」です。シンポの株式を保有している方は、下の画像の「全部買付の場合」に書かれているように「①市場で売る」、もしくは「②指定の証券会社で申し込む」のどちらかを選択することになります。

自分の保有株がMBOされた場合のイメージ例

それでは、どちらを選べば良いのでしょうか。いますぐに利益確定したい方は「①市場で売る」を、公開買付価格ぴったりで売りたい方は「②指定の証券会社で申し込む」を選ぶのがおすすめです。その理由をかんたんに説明しますね。

いますぐに利益確定したい方

いますぐに利益確定したい方は「①市場で売る」がおすすめです。

MBOが発表された後、その株式の市場価格は市場売買を通じて、公開買付価格付近まで上昇します。公開買付価格ぴったりでは売れませんが、売却ボタンを押すだけで手続きが完了するので、特別な手続きは不要です。手間をかけずに利益確定できます。

指定の証券会社で申し込む場合は、申込手続きが必要です。現金化までに時間がかかるので注意しましょう。

公開買付価格ぴったりで売りたい方

一方で、公開買付価格ぴったりで売りたい方は「②指定の証券会社で申し込む」がおすすめです。

指定の証券会社で申し込んだ場合、保有する株式を公開買付価格で買い取ってもらえます。市場で売る場合には、公開買付価格ぴったりでは売れず、それよりも少し安い価格で取引することになります。

TOBのプレミアムをまるっと受け取りたい場合は、市場では売らず、MBOに申し込みましょう。申込は、次に紹介する指定の証券会社でおこなってください。

シンポ株を保有したまま放置するとどうなる?

シンポの株を保有したまま、「①市場で売る」、「②指定の証券会社(野村證券)でMBOに申し込む」のどちらもせずに放置し続けた場合、最終的には「スクイーズアウト(株式の強制買い取り)」という手続きがおこなわれます。

スクイーズアウトによる買取価格は、公開買付価格と同額の1,700円なので、一見すると損失は発生しません。

しかし、現金が支払われるまでにかなり時間がかかる点に注意が必要です。公開買付期間が「2026年4月30日(木)~6月15日(月)」であることから、2026年7月以降になることが予想されます。

つまり、金銭的な損失はありませんが、数か月に渡って資金拘束されてしまうのです。スクイーズアウトが終わるまで、別の投資先に資金を使えず機会損失となってしまうので、放置はおすすめしません。

公開買付価格ぴったりで早期に資金を確保したいなら、公開買付代理人である野村證券に口座開設をして、MBOの手続きを進めましょう。

シンポの公開買付代理人・復代理人はどこの証券会社?

シンポのMBOに応募する場合、指定の証券会社で申し込む必要があります。指定の証券会社のうち、公開買付者から業務・権限を委託された証券会社を「公開買付代理人」、公開買付代理人の業務を請け負う証券会社を「公開買付復代理人」と呼びます。

シンポの公開買付代理人
公開買付代理人野村證券
公開買付復代理人-

シンポの株式を保有している方で、市場で売却せずMBOへの応募を考えている方は、野村證券に口座開設して株式を移管する必要があります。

公開買付代理人や復代理人には、SBI証券マネックス証券などのネット証券が指定されるケースがあります。MBOの応募をスムーズに進めるためにも、今のうちに口座開設しておくのがおすすめです。

シンポのMBOに応募する方法

続いて、MBOに応募する方法を説明します。3つの手順で応募可能です。

シンポのMBOに応募する方法

  1. 野村證券に口座開設する
  2. 野村證券に株式移管する
  3. MBOに申し込む

それぞれ説明しますね。

① 野村證券に口座開設する

野村證券の口座を持っていない方は、口座開設しましょう。

② 野村證券に株式移管する

シンポのMBOに応募するためには、野村證券の口座に、シンポの株式を入れておかなければなりません。

ほかの証券会社の口座で株式を持っている方は、株式移管の手続きが必要です。株式移管の方法については、野村證券にお問合せください。

③ MBOに申し込む

野村證券にログインして、MBOに申し込みましょう。具体的なMBOの応募方法については、野村證券のQ&Aページや、問い合わせフォームから確認してください。

TOBの公開買付代理人に選ばれやすい証券会社

やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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