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ジャパネットホールディングスによるツインバード株のTOB・買収はいつ?なぜ?今後どうなるか、公開買付代理人の証券会社も解説

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2026年9月1日

ジャパネットホールディングスが、ツインバード(6897)に対するTOB(株式公開買付)を実施し、1株当たり800円での全株式取得を目指すと発表しました。2026年6月19日終値391円を基準にすると、プレミアムは104.60%です。

今回のTOBは、通販大手のジャパネットホールディングスがツインバードを完全子会社化し、自社グループ内で家電の企画から製造まで一貫して手がける体制を構築する狙いがあります。

ジャパネットはこれまで家電の販売を主力としてきましたが、ツインバードが持つ新潟県燕三条地域の製造拠点や技術力を取り込むことで、商品の開発力や供給体制の強化につなげたい考えです。

一方で、ツインバードは直近2期連続で最終赤字となっており、業績面では厳しい状況が続いていました。ジャパネットとしては、経営支援を通じて収益改善を図るとともに、自社の販売力とツインバードの製造力を組み合わせることでグループ全体の競争力向上を目指す案件といえるでしょう。

なお、ツインバードのTOBの公開買付代理人はみずほ証券です。ツインバードの株を保有していてTOBに参加したい方は、口座開設しておきましょう。

ツインバードのTOB【反対表明により開始されない見込み】

ツインバードは、ジャパネットホールディングスによるTOB(公開買付け)の提案に対して、反対の意見を表明しました。今回の提案には「ツインバードが反対意見を表明した場合、TOBを実施せず、提案を取り下げる」という条件が付いていたため、TOBは開始されず、ツインバードの上場も維持される見込みです。

ジャパネットホールディングスがツインバードに提案していたTOBの概要と、反対表明後の状況を下の表に整理しました。

ツインバードのTOBに関する基礎情報
公開買付者ジャパネットホールディングス
被買収企業ツインバード(6897)
公開買付価格800円※1
TOBは開始されない見込み
2026年6月19日終値391円
プレミアム104.60%※2
実現しない見込み
利益(100株あたり)40,900円※3
実現しない見込み
公開買付期間2026年10月下旬に開始予定
TOBは開始されない見込み
買付株数10,906,166株
買付けは実施されない見込み
買付予定株数の下限7,270,800株
買付けは実施されない見込み
買付予定株数の上限-
公開買付代理人みずほ証券
TOBは開始されない見込み
公開買付復代理人-
上場廃止予定
上場維持の見込み
目的ジャパネットの販売力とツインバードの技術力を融合させ、ツインバードを完全子会社化・非公開化すること
ツインバードの反対表明により実現しない見込み

※1 ジャパネットホールディングスが提案していた、普通株式1株あたりの買付価格です。
※2 2026年6月19日終値に対して、提案された公開買付価格が何%上乗せされていたかを表しています。
※3 2026年6月19日終値の391円で100株を保有していた場合に、提案された公開買付価格800円で売却することで得られる計算上の利益です。TOBは開始されない見込みのため、この価格での売却機会は実現しない見通しです。

ツインバードがTOBに反対した主な理由は、ジャパネットの傘下に入ることで、競合関係にある家電量販店との取引が縮小・停止するおそれがあるためです。また、ツインバードブランドの価値が薄れるリスクや、成長分野であるB2B事業への投資が遅れる可能性、燕三条地域のサプライチェーンや企業文化への影響なども懸念材料として挙げています。

なお、今回のTOBは正式に開始されたものではなく、ジャパネットホールディングスが開始を予定していた段階の提案です。ツインバードの反対表明を受けてTOBが開始されない見込みとなったため、公開買付期間や応募方法、スクイーズアウトなどの具体的な手続きは確定していません。

ツインバードの株式を保有している場合はどうすれば良い?

ジャパネットホールディングスによるツインバードのTOBは「全株式取得」です。ツインバードの株式を保有している方は、下の画像の「全部買付の場合」に書かれているように「①市場で売る」、もしくは「②指定の証券会社で申し込む」のどちらかを選択することになります。

自分の保有株がTOBされた場合のイメージ例

それでは、どちらを選べば良いのでしょうか。いますぐに利益確定したい方は「①市場で売る」を、公開買付価格ぴったりで売りたい方は「②指定の証券会社で申し込む」を選ぶのがおすすめです。その理由をかんたんに説明しますね。

いますぐに利益確定したい方

いますぐに利益確定したい方は「①市場で売る」がおすすめです。

TOBが発表された後、その株式の市場価格は市場売買を通じて、公開買付価格付近まで上昇します。公開買付価格ぴったりでは売れませんが、売却ボタンを押すだけで手続きが完了するので、特別な手続きは不要です。手間をかけずに利益確定できます。

指定の証券会社で申し込む場合は、申込手続きが必要です。現金化までに時間がかかるので注意しましょう。

公開買付価格ぴったりで売りたい方

一方で、公開買付価格ぴったりで売りたい方は「②指定の証券会社で申し込む」がおすすめです。

指定の証券会社で申し込んだ場合、保有する株式を公開買付価格で買い取ってもらえます。市場で売る場合には、公開買付価格ぴったりでは売れず、それよりも少し安い価格で取引することになります。

TOBのプレミアムをまるっと受け取りたい場合は、市場では売らず、TOBに申し込みましょう。申込は、次に紹介する指定の証券会社でおこなってください。

ツインバードの公開買付代理人・復代理人はどこの証券会社?

ツインバードのTOBに応募する場合、指定の証券会社で申し込む必要があります。指定の証券会社のうち、公開買付者から業務・権限を委託された証券会社を「公開買付代理人」、公開買付代理人の業務を請け負う証券会社を「公開買付復代理人」と呼びます。

ツインバードの公開買付代理人
公開買付代理人みずほ証券
公開買付復代理人-

ツインバードの株式を保有している方で、市場で売却せずTOBへの応募を考えている方は、みずほ証券に口座開設して株式を移管する必要があります。

ツインバードのTOBに応募する方法

続いて、TOBに応募する方法を説明します。3つの手順で応募可能です。

ツインバードのTOBに応募する方法

  1. みずほ証券に口座開設する
  2. みずほ証券に株式移管する
  3. TOBに申し込む

それぞれ説明しますね。

① みずほ証券に口座開設する

みずほ証券の口座を持っていない方は、口座開設しましょう。

② みずほ証券に株式移管する

ツインバードのTOBに応募するためには、みずほ証券の口座に、ツインバードの株式を入れておかなければなりません。

ほかの証券会社の口座で株式を持っている方は、株式移管の手続きが必要です。株式移管の方法については、みずほ証券にお問合せください。

③ TOBに申し込む

みずほ証券にログインして、TOBに申し込みましょう。具体的なTOBの応募方法については、みずほ証券のQ&Aページや、問い合わせフォームから確認してください。

やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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