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TJ1によるマクロミル株のTOB・買収はいつ?なぜ?今後どうなるか、公開買付代理人の証券会社も解説
TJ1株式会社が、マクロミル(3978)に対するTOB(株式公開買付)を実施し、1株当たり1,150円での全株式取得を目指すと発表しました。2024年11月14日終値821円を基準にすると、プレミアムは40.07%です。
なお、マクロミルのTOBの公開買付代理人はみずほ証券、公開買付復代理人は楽天証券です。マクロミルの株を保有していてTOBに参加したい方は、口座開設しておきましょう。
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マクロミルのTOB【公開買付価格・期間・応募方法など】
TJ1株式会社のマクロミルに対するTOBの概要を、下の表に整理しました。
公開買付者 | TJ1株式会社 |
---|---|
被買収企業 | マクロミル(3978) |
公開買付価格 | 1,150円※1 |
プレミアム | 40.1%※2 |
公開買付期間 | 2024年11月15日(金)~12月26日(木) |
買付株数 | 38,958,165株 |
買付予定株数の下限 | 25,660,500株 |
買付予定株数の上限 | - |
公開買付代理人 | みずほ証券 |
公開買付復代理人 | 楽天証券 |
上場 | 上場廃止 |
目的 | 完全子会社化するため |
※1 普通株式1株あたりの買付価格です。
※2 2024年11月14日終値に対して、何%の上乗せがあったかを表しています。
マクロミルの株式を保有している場合はどうすれば良い?
TJ1によるマクロミルのTOBは「全株式取得」です。マクロミルの株式を保有している方は、下の画像の「全部買付の場合」に書かれているように「①市場で売る」、もしくは「②指定の証券会社で申し込む」のどちらかを選択することになります。
それでは、どちらを選べば良いのでしょうか。いますぐに利益確定したい方は「①市場で売る」を、公開買付価格ぴったりで売りたい方は「②指定の証券会社で申し込む」を選ぶのがおすすめです。その理由をかんたんに説明しますね。
いますぐに利益確定したい方
いますぐに利益確定したい方は「①市場で売る」がおすすめです。
TOBが発表された後、その株式の市場価格は市場売買を通じて、公開買付価格付近まで上昇します。公開買付価格ぴったりでは売れませんが、売却ボタンを押すだけで手続きが完了するので、特別な手続きは不要です。手間をかけずに利益確定できます。
指定の証券会社で申し込む場合は、申込手続きが必要です。現金化までに時間がかかるので注意しましょう。
公開買付価格ぴったりで売りたい方
一方で、公開買付価格ぴったりで売りたい方は「②指定の証券会社で申し込む」がおすすめです。
指定の証券会社で申し込んだ場合、保有する株式を公開買付価格で買い取ってもらえます。市場で売る場合には、公開買付価格ぴったりでは売れず、それよりも少し安い価格で取引することになります。
TOBのプレミアムをまるっと受け取りたい場合は、市場では売らず、TOBに申し込みましょう。申込は、次に紹介する指定の証券会社でおこなってください。
マクロミルの公開買付代理人・復代理人はどこの証券会社?
マクロミルのTOBに応募する場合、指定の証券会社で申し込む必要があります。指定の証券会社のうち、公開買付者から業務・権限を委託された証券会社を「公開買付代理人」、公開買付代理人の業務を請け負う証券会社を「公開買付復代理人」と呼びます。
公開買付代理人 | みずほ証券 |
---|---|
公開買付復代理人 | 楽天証券 |
マクロミルの株式を保有している方で、市場で売却せずTOBへの応募を考えている方は、みずほ証券に口座開設して株式を移管する必要があります。
公開買付代理人や復代理人には、SBI証券やマネックス証券などのネット証券が指定されるケースがあります。TOBの応募をスムーズに進めるためにも、今のうちに口座開設しておくのがおすすめです。
マクロミルのTOBに応募する方法
続いて、TOBに応募する方法を説明します。3つの手順で応募可能です。
マクロミルのTOBに応募する方法
- みずほ証券/楽天証券に口座開設する
- みずほ証券/楽天証券に株式移管する
- TOBに申し込む
それぞれ説明しますね。
① みずほ証券/楽天証券に口座開設する
みずほ証券/楽天証券の口座を持っていない方は、口座開設しましょう。
楽天証券に口座開設し、楽天銀行と連携させてマネーブリッジに登録すれば、もれなく現金1,000円がプレゼントされるキャンペーンが実施中です(~2024年12月27日まで)。
また、楽天証券に口座開設するだけで、日経テレコン(楽天証券版)や投資関連の書籍が無料で読めるサービスがあります。口座開設するだけでもかなりお得なので、まだ楽天証券を口座を持っていない方は、ぜひ口座開設しておきましょう。
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
② みずほ証券/楽天証券に株式移管する
マクロミルのTOBに応募するためには、みずほ証券/楽天証券の口座に、マクロミルの株式を入れておかなければなりません。
ほかの証券会社の口座で株式を持っている方は、株式移管の手続きが必要です。株式移管の方法については、みずほ証券/楽天証券にお問合せください。
③ TOBに申し込む
みずほ証券/楽天証券にログインして、TOBに申し込みましょう。具体的なTOBの応募方法については、みずほ証券/楽天証券のQ&Aページや、問い合わせフォームから確認してください。
マクロミルのTOBに応募するなら、楽天証券がおすすめ!
マクロミルの株式を保有していて、TOBに応募したい方は代理人のみずほ証券ではなく、復代理人の楽天証券がおすすめです。
理由は次の3つです。
それぞれ見ていきましょう。
みずほ証券は国内株の売買手数料が高い
みずほ証券は、国内株の売買手数料が最低1,045円~と高いのが難点です。コールセンター取引とインターネット取引にわかれており、それぞれ約定金額ごとに手数料が設定されています。
約定代金 | コールセンター取引 | インターネット取引 | |
---|---|---|---|
~297,738円以下 | 最低手数料 2,750円 | 最低手数料 1,045円 | |
100万円~ 300万円以下 |
約定代金×0.92400% | 約定代金×0.34650% | |
300万円~ 500万円以下 |
約定代金×0.70400% + 2,200円 | 約定代金×0.26400% + 825円 | |
500万円~ 1,000万円以下 |
約定代金×0.66000% + 3,520円 | 約定代金×0.24750% + 1,320円 | |
1,000万円~ 3,000万円以下 |
約定代金×0.55440% + 8,800円 | 約定代金×0.20790% + 3,300円 | |
3,000万円~ 5,000万円以下 |
約定代金×0.44880% + 19,360円 | 約定代金×0.16830% + 7,260円 | |
5,000万円~ 1億円以下 |
約定代金×0.20240% + 93,280円 | 約定代金×0.07590% + 34,980円 | |
1億円~ 10億円以下 |
一律 225,280円 | 一律 84,480円 |
一方楽天証券は、手数料コースを「ゼロコース」にするだけで、国内株の売買手数料が約定金額にかかわらず無料です。
(出典:楽天証券)
国内株取引を頻繁にする方は、楽天証券のほうがコスト面でかなりお得に取引できます。
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
楽天証券の口座を持っているだけで、お得なサービスが使える
証券会社は、口座開設をするだけで使えるさまざまなサービスを展開しています。楽天証券が提供している無料サービスは、数あるネット証券の中でもかなり大盤振る舞いです。
楽天証券の口座を作るだけで得られるメリットを6つ紹介します。
メリット | 説明 |
---|---|
① 日経テレコンが使える | 楽天証券の口座を持っているだけで、スマホやタブレット、パソコンから日経テレコンに無料アクセスできる |
② 楽天koboで投資本が無料 | 楽天証券の口座開設者限定で、楽天が運営する電子書籍ストア「楽天kobo」で投資関連書籍を無料で読める |
③ 会社四季報の情報が無料 | 楽天証券の口座があれば、通常は有料の四季報の情報を無料で閲覧できる |
④ マネーブリッジで金利アップ | 楽天銀行と楽天証券を連携させると、預金の金利が最大0.18%(税引前)にアップ |
⑤ 役立つ投資セミナーの参加が無料 | 投資セミナーや市場に関する教育イベントに無料で参加できる |
⑥ バロンズ・ダイジェストが無料 | ダウ・ジョーンズ社の「バロンズ・ダイジェスト」が無料で読めるようになり、アメリカの重要な経済ニュースを追跡できる |
ただMBOの応募に使うだけでなく、今後の投資に末永く使える機能やサービスが満載です。楽天証券を使いこなすさらに詳しい方法を知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
楽天証券の口座開設キャンペーン
楽天証券に口座開設し、楽天銀行と連携させてマネーブリッジに登録をすれば、もれなく現金1,000円がプレゼントされるキャンペーンが実施中です(~2024年12月27日まで)。
(出典:楽天証券)
さらに、楽天銀行の口座に5,000円以上を入金するだけで、抽選で現金最大10万円が当たります。詳しい手順は次のとおりです。
プレゼント内容 | 🎁1,000円 + 🎁最大10万円 |
---|---|
プレゼント 受取手順 |
①楽天証券に口座開設 (楽天銀行の口座も同時開設できます) ②プログラムにエントリー ③マネーブリッジに登録 ④楽天銀行に5,000円以上入金 |
口座開設 締め切り |
~2024年12月27日まで |
エントリー締め切り | ~2025年1月31日まで |
口座開設とかんたんな登録作業だけで現金1,000円がもらえるので、まだ楽天証券を持っていない方は、口座開設して現金を受け取りましょう。
楽天証券の申し込みページで口座開設をしてから、キャンペーンページでエントリーが必要なので注意してください。
口座開設締め切り(2024年12月27日)とエントリー締め切り(2025年1月31日)の間に、1か月の猶予があるので、まずは口座開設してキャンペーンにエントリーしておくといいでしょう。
楽天証券と楽天銀行の口座をどちらも持っていない方や、口座開設からキャンペーンへのエントリー手順を確認したい方は「楽天証券と楽天銀行の同時開設キャンペーン!申し込みはどっちが先?デメリットや順番・流れを解説」の記事を参考にしてください。
口座開設料・年会費などは一切かかりません。