クレディ・アグリコル 2031年5月16日満期 外貨建社債の利率やリスク、最新情報を解説(2026年5月)

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2026年5月27日

クレディ・アグリコル・コーポレート・アンド・インベストメント・バンクが発行する「2031年5月16日満期 外貨建社債」が、2026年5月21日(木)より販売されています。

今回の社債は米ドル建てと豪ドル建ての2種類があり、利率は米ドル建てが年4.28%、豪ドル建てが年4.94%(いずれも税引前)に決まりました。購入単位は、それぞれ1,000米ドル、1,000豪ドルからとなっています。

外貨建社債は高めの利率が期待できる一方で、為替変動によって円換算の受取額が変わります。また、本社債には破綻処理措置(ベイルイン)に関する条項があるため、発行体の信用状況も確認しておきましょう。

この記事では、利率や購入金額、販売会社、購入前に知っておきたいリスクをまとめます。

[新発債情報]クレディ・アグリコル・コーポレート・アンド・インベストメント・バンク 外貨建社債【販売終了】

「クレディ・アグリコル・コーポレート・アンド・インベストメント・バンク 2031年5月16日満期 外貨建社債(円貨決済型)」の内容を、一覧表にまとめました。

商品名 クレディ・アグリコル・コーポレート・アンド・インベストメント・バンク
2031年5月16日満期
米ドル建社債 豪ドル建社債
発行体格付 A1(Moody's)
期間 約5年
利率・金利 4.28%
(税引前)
4.94%
(税引前)
購入金額 1,000米ドル以上
1,000米ドル単位

1,000米ドル=約15万7,000円
(2026/5/11現在)
1,000豪ドル以上
1,000豪ドル単位

1,000豪ドル=約11万4,000円
(2026/5/11現在)
申し込み期間 2026年5月21日(木)~5月26日(火)
※販売終了しました
発行日 2026年5月28日(木)
満期償還日 2031年5月16日
利払日 毎年5月16日・11月16日
特約 破綻処理措置(ベイルイン)あり
販売会社
(ネット証券)
三菱UFJ eスマート証券
販売会社
(総合証券)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券、SMBC日興証券
京銀証券、ぐんぎん証券、四国アライアンス証券、七十七証券
南都まほろば証券、百五証券、めぶき証券

※ 七十七証券は米ドル建社債のみの販売となっています。

利率は、米ドル建てが年4.28%、豪ドル建てが年4.94%(いずれも税引前)に決まりました。どちらも期間は約5年で、申込単位は1,000通貨単位です。

外貨建社債は為替の影響を受けます。満期まで持っていても、償還時に円高が進んでいると、円換算では元本割れするおそれがあります。

また、本社債には破綻処理措置(ベイルイン)に関する条項があります。発行体の信用状況が大きく悪化した場合、元本や利息が削減されるおそれがある点にも注意が必要です。

<米ドル/円 10年チャート>

米ドル/円 10年チャート
(出典:SBI証券

<豪ドル/円 10年チャート>

豪ドル/円 10年チャート
(出典:SBI証券

今回の社債は、三菱UFJ eスマート証券SMBC日興証券などで取り扱われています。すでに販売がはじまっており、どちらもネットからかんたんに購入申込ができます。

三菱UFJ eスマート証券に口座開設

口座開設料・年会費などは一切かかりません。

SMBC日興証券に口座開設

口座開設料・年会費などは一切かかりません。

【発行体】クレディ・アグリコル・コーポレート・アンド・インベストメント・バンク(CA-CIB)とは

クレディ・アグリコル・コーポレート・アンド・インベストメント・バンク(CA-CIB)は、フランスを拠点とする大手金融グループ、クレディ・アグリコル・グループの法人・投資銀行部門です。企業や金融機関向けに、資金調達や債券発行、国際取引のサポートなどを手がけています。

CA-CIBの信用格付は、A1(Moody’s)です。投資適格の水準ですが、格付は「この債券が必ず安全」という意味ではありません。

債券の条件や為替リスク、発行体の信用状況などをあわせて確認しましょう。

米ドル建て・豪ドル建ての違い

「米ドル建て」は、世界の基軸通貨である米ドルで運用されるため、為替の動きが比較的読みやすく、初心者にも向いています。

「豪ドル建て」は、オーストラリアの鉄鉱石や石炭といった資源価格の影響を受けやすく、為替が大きく動くことがありますが、その分利回りが高めに設定されることが多いです。

米ドル建て・豪ドル建て 比較表
  米ドル建て 豪ドル建て
通貨の特徴 世界の基軸通貨
為替情報が豊富で、取引量も多い
資源国通貨
金利水準が相対的に高く、相場の動きが大きくなることがある
経済の影響 ・アメリカの金利動向
・インフレ指標
・FRBの政策など
・資源価格(鉄鉱石、石炭など)
・中国経済
・豪準備銀行の政策など
金利の傾向 高金利
(比較的安定)
高金利
(値動きが大きくなることも)
クレディ・
アグリコル
社債の金利
(2031年
5月16日満期)
4.28%
(税引前)
4.94%
(税引前)
為替リスク 円高になると、利回りが目減りする可能性がある 為替レートの変動が大きく、利益も損失も大きくなりやすい
初心者向け度 ○
安定志向におすすめ
▲
為替リスクを
とって、
利回りを
狙いたい人向け

外国債券 5つのリスク

外貨建ての債券は、日本の債券に比べて利回りが高めな傾向があり、投資先として関心を集めています。ただし、為替変動など特有のリスクもあるため、購入前に内容をしっかり把握しておくことが重要です。

  1. 信用リスク
  2. 価格変動リスク
  3. 流動性リスク
  4. 為替変動リスク
  5. カントリーリスク

① 信用リスク

発行した会社が、何らかの理由で利息や元本をきちんと支払えなくなる可能性があるリスクです。たとえ格付けが高くても、まったく心配がないというわけではありません。

② 価格変動リスク

債券の価格は、市場金利や経済の動きに左右されて上下します。満期まで保有すれば額面どおり戻ることが多いものの、途中で売却すると損失が出る可能性もあるため注意が必要です。

③ 流動性リスク

売りたいときに買い手が見つからず、すぐに売却できなかったり、希望どおりの価格で手放せなかったりするケースもあります。流通量の少ない債券ほど、このリスクは高まりやすい傾向です。

④ 為替変動リスク

外貨での投資となるため、円とドル(または豪ドル)の為替レートによって、実際に受け取れる金額が変わる仕組みです。たとえば購入時より円高が進んだ場合、円に換算したときの受取額が少なくなることもあります。

⑤ カントリーリスク

債券を発行する国の政治や経済が不安定だと、元本や利息の支払いに影響が出ることがあります。特に新興国では、政変やインフレのリスクが高めです。

今回の社債は米ドル建て・豪ドル建てですが、発行体はフランスを本拠とするクレディ・アグリコルCIBです。通貨を発行する米国・オーストラリアだけでなく、フランスや欧州の金融環境、発行体の信用状況も確認しておきましょう。

外国債券には特有のリスクがあるので、事前に理解しておくことが大切です。

まとめ

クレディ・アグリコルCIBの外貨建社債は、期間約5年の米ドル建て・豪ドル建て社債です。利率は米ドル建てが年4.28%、豪ドル建てが年4.94%(いずれも税引前)に決まりました。

米ドル建ては為替情報が多く比較しやすい一方、豪ドル建ては米ドル建てより利率が高めです。ただし、どちらの通貨を選ぶ場合でも、円高が進むと円換算の受取額が減るおそれがあります。

また、本社債には破綻処理措置(ベイルイン)に関する条項があり、発行体の信用状況が大きく悪化した場合には元本や利息が削減されるおそれがあります。利率だけで判断せず、通貨の特徴、為替リスク、発行体の信用力をあわせて確認しておきましょう。

今回の社債は、三菱UFJ eスマート証券SMBC日興証券などで取り扱われています。すでに販売がはじまっており、どちらもネットからかんたんに購入申込ができます。

三菱UFJ eスマート証券に口座開設

口座開設料・年会費などは一切かかりません。

SMBC日興証券に口座開設

口座開設料・年会費などは一切かかりません。

やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

ページ上部へ移動