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NVIDIA[エヌビディア]が過去最高益を更新!最新決算の注目ポイントや今後どうなるか、AIを使った分析方法を解説
2026年2月25日に、米半導体大手のNVIDIA[エヌビディア]が2026年1月期決算を発表しました。生成AIブームの追い風もあり、データセンター向けの売上が大きく伸び、過去最高益を更新したことで話題となっています。
この記事では、NVIDIAの最新決算について概要を整理したあと、経営成績の注目ポイントや今後の見通しと戦略を紹介します。また、生成AIを使って効率的に決算分析する方法も解説しています。NVIDIAの最新決算や、生成AIを使った決算分析の方法を知りたい方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
2026年1月期決算の概要
NVIDIAが2026年2月25日に発表した、2026年1月期決算の概要を表に整理しました。
| 2026年4Q | 2025年4Q | 前年比増減率 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 2,159億ドル | 1,304億ドル | +65% |
| 営業利益 | 1,303億ドル | 814億ドル | +60% |
| 純利益 | 1,200億ドル | 728億ドル | +65% |
| EPS | 4.90ドル | 2.94ドル | +67% |
売上高は前年比+65%の2,159億ドル、本業の儲けを表す営業利益は同+60%の1,303億ドルであり、過去最高の業績となっています。
参考情報として、松井証券のマーケットラボ米国株を使って、NVIDIAの売上高と営業利益の推移を見てみましょう。
生成AIブームの影響で、2024年1月期以降に急成長しており、その勢いが続いている様子がわかりますね。
経営成績の注目ポイント
続いて、NVIDIAの決算書(「Form10-K」という有価証券報告書のような資料)に書かれている“経営成績に関する注目ポイント”を、下のリストに整理しました。
経営成績の注目ポイント
- AIブームでデータセンター向けが爆発的に売れた
世界中でAI開発が急ピッチで進んでおり、NVIDIAの最新システム(Blackwellプラットフォームなど)を求める声が殺到し、データセンター向けの売上が大きく伸びた。 - ゲーム向けチップも好調を維持
主力であるAI向けチップだけでなく、パソコンやゲーム機などに使われる画像処理チップの販売も好調で、前年から大きく成長した。 - 中国向けの輸出制限で一部損失も発生
利益額自体は過去最高レベルだが、売上に対するもうけの割合(粗利益率)は前年の75.0%から71.1%に少し下がった。これは、アメリカ政府が「中国に高性能なAIチップを売ってはいけない」というきびしいルールを作ったため、中国向けに準備していた製品(H20)の在庫がむだになり、約45億ドル(数千億円規模)の損失が出たことが響いている。
今後の見通しと戦略
次に、NVIDIAが掲げている“今後の見通しと戦略”を、下のリストに整理しました。
今後の見通しと戦略
- 毎年「世界最強のチップ」を出し続ける
AIの進化スピードに取り残されないよう、現在主力であるBlackwellの次世代版(Blackwell Ultra)や、さらにその先の「Rubin」と呼ばれる新製品を、1年ごとのハイペースで世に送り出していく計画である。 - 作る場所を世界に分散させる(サプライチェーンの強化)
現在、NVIDIAの製品の多くはアジア(台湾など)で作られているが、もしもの災害や政治トラブルでチップが作れなくなるリスクを防ぐため、アメリカ国内やラテンアメリカへも製造拠点を広げようとしている。 - 米中対立などの政治リスクへの警戒
アメリカ政府が中国へのAI技術の輸出をきびしく制限しており、これがNVIDIAのビジネスの大きな壁になっている。今後は中国の顧客に一部のチップ(H200など)を売る許可をもらったものの、高い関税がかかるなど依然としてきびしい状況が続くため、国のルールを守りつつどうビジネスを乗り切るかが重要な戦略となる。
AIを使ってNVIDIAの決算を分析
ここまで紹介した決算の概要は、生成AIを使って整理しています。具体的には、「NotebookLM(ノートブック・エルエム)※1」と呼ばれる生成AIを使い、NVIDIAの決算書を読み込ませて、適切なプロンプト(指示文)で指示を出し、決算の要点を抜き出しているのです。
※1 NotebookLMは、Googleが提供する生成AIツールのひとつです。PDFやインターネット上の記事などを読み込ませると、読み込んだ情報のみに基づいて回答を生成してくれます。生成AIが勝手にインターネット上の情報を探したり、生成AIが独自の推測をしたりするわけではないため、AIが嘘をつく現象(ハルシネーション)が起きにくい点が魅力です。決算の分析など、厳密に情報を抜き出したいときに便利です。
実際にNotebookLMから返ってきた回答は下のとおりです。
NVIDIAをはじめとする米国企業の決算書(Form10-K)は英語で書かれており、ページ数がとても多い資料です。下の画像は、経営成績に関する説明が書かれている「Item7」のスクリーンショットになります。このような資料を自分で読み込み、必要な情報を手に入れるのは大変ですよね。
NotebookLMを使えば、自分で英語を読まなくても、最新決算のポイントをたった10秒で抽出できます。効率的に情報収集するためにも、ぜひ有効活用したいものです。
決算分析用のプロンプト
では、どのようなプロンプトを使えば、効率的に必要な情報を抜き出せるのでしょうか。やさ株編集部が今回の決算分析で使ったプロンプトを、特別に公開します。
# 役割
- あなたは経験豊富な証券アナリストです。
# 要件
- *銘柄名*の*最新決算期*決算について、下記の最新決算の数値と概要、重要ポイント、今後の見通しを短いレポート形式で整理してください。
- 最新決算の数値は累計値(例えば第2四半期の場合は第1四半期と第2四半期の合計)を抽出してください。
- 概要と重要ポイント、今後の見通しは日本語で200文字以内にまとめてください。
- 出典を明記してください。
- 不明の場合は「不明」と明記してください。
- 推測はしないでください。
数値:
- 売上高
- 営業利益
- 純利益
- EPS
レポートの形式:
- 1.最新決算の数値
- 2.概要
- 3.重要ポイント
- 4.今後の見通し
このプロンプトを使うと、最新決算の業績とその背景、今後の見通しをコンパクトに整理できます。抽出まで10秒、読み込むのに5分程度あれば十分ですので、スピーディーに米国株の決算に関する情報を得られるでしょう。ぜひ有効活用してくださいね。
松井証券のマーケットラボ米国株を併用
最新決算の情報を読み込んだら、これまでの業績トレンドや貸借対照表、キャッシュフローなどの情報も調べたくなるものです。その際におすすめなのが、松井証券が提供している「マーケットラボ米国株」です。
マーケットラボ米国株では、米国企業の売上高や営業利益の推移や貸借対照表の構造、キャッシュフローの推移などをグラフで紹介しています。
Form10-Kなどの決算書には数字しか書かれていないため、視覚的に財務数値の動きをとらえることはむずかしいです。マーケットラボ米国株を使えば、数字の動きを視覚的に判断できるので、分析を効率化できるでしょう。
マーケットラボ米国株は、松井証券に口座開設すれば、誰でも無料で使えます。米国株の分析に欠かせない機能がたくさんあるので、まだ口座を持っていない方はこの機会に口座開設し、マーケットラボ米国株を使えるようにしておきましょう。
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| プログラム 期間 |
2024年10月1日~終了日未定 |
| 条件達成 期限 |
総合口座開設申し込みの翌月末まで |
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まとめ
NVIDIAの2026年1月期決算は、生成AIブームを背景にデータセンター向け売上が大きく伸び、売上高・利益ともに過去最高を更新する力強い内容でした。
一方で、中国向け輸出規制による損失や粗利益率の低下といったリスクも抱えています。今後は次世代チップの継続投入やサプライチェーン強化を通じて成長を目指す方針です。
米国株の決算書は、英語で書かれていることに加えて分量が多く、読み解くのが大変です。生成AIや松井証券のマーケットラボ米国株を使えば、短時間で効率よく要点をつかめます。ぜひ今回紹介した方法を活用して、米国株の分析力を高めていきましょう。
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