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【ヴィス(5071)】立会外分売に参加すべき?条件・評価・予想まとめ(2026年9月)

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2026年9月25日

2026年9月14日に、ヴィス(5071)の立会外分売の実施予定が発表されました。分売情報や評価、スケジュール、株価指標などをまとめているので、申し込む際の参考にしてください。

管理人がSBI証券からヴィス(5071)に当選しました!

当選画像

ヴィス(5071)

分売評価 クエスチョンマーク
分売価格に対して、分売日始値がどの程度動くかの予想です。

A:上昇期待が高い(+3%以上)
B:小幅な上昇に期待(0%~+3%)
C:値動きは限定的(-3%~+3%)
D:分売価格割れに注意(-5%~+1%)

※あくまで目安であり、トレード損益を保証するものではありません。
信用区分 クエスチョンマーク
貸借銘柄:空売りできるため、分売時には需給の改善に期待できます。

非貸借銘柄:空売りできないため、分売後に需給が悪化しやすい傾向にあります。

信用銘柄:一般信用取引で空売りできるケースがあり、非貸借銘柄と比べると分売時の需給悪化は限定的となる可能性があります。
b貸借銘柄
収益性 クエスチョンマーク
営業利益率で判定しています。
◎:10%以上
○:5%以上、10%未満
△:0%以上、5%未満
×:0%未満
割安性 クエスチョンマーク
PERで判定しています。
◎:10倍未満
○:10倍~20倍
△:20倍~40倍
×:40倍以上
-:計測不能(赤字など)
◎◎

基本情報

銘柄名
(コード)
ヴィス(5071)
市場東証スタンダード 時価総額11,550百万円
年初来高値1,688円(26/03/02) 年初来安値1,301円(26/08/12)
概要ワークデザイン会社。オフィスの移転・改装に伴うプランニング、設計・デザイン、施工、家具・什器、ICT環境整備などを一貫して支援。ワークプレイスデザインに加え、Web・グラフィック、CI・VIデザインを通じた企業ブランディングを提供する。データソリューションでは「WORK DESIGN PLATFORM」を活用して働き方やオフィスの現状を可視化・分析。プレイスソリューションでは、フレキシブルオフィス「The Place」の運営やオフィスビルの資産価値向上、不動産資産の有効活用を支援。東京・大阪の二本社制。
発表日株価

1,367円

更新:2026年9月14日

最新株価はこちら

チャート

<ヴィス(5071)のチャート>ヴィス(5071)のチャート

分売情報

分売実施日 クエスチョンマーク
いずれか1日に実施されます。通常、初日に実施されることが多く、翌日以降にずれ込むケースは少数です。
2026/9/25 分売株数
(申込上限) クエスチョンマーク
分売で放出される株数です。
発行済株式数や通常の出来高と比べて規模が大きいほど、需給悪化のリスクが高まります。
目安としては、10万株以下が軽量、30万株以上はやや重めです。
400,000株
(5,000株)
発行済み株式数
(分売株数の比率) クエスチョンマーク
企業が発行している株式の総数です。市場での流通量を評価する際の基準になります。

発行済み株式数に対する分売株数の比率が高いほど、分売による株価への影響が大きくなりやすいです。目安としては、1%未満なら軽め、3%以上は重めです。
8,448,800株
(約4.73%)
出来高
(分売発表日を含めた過去10営業日の最小~最大値) クエスチョンマーク
分売株数と比較することで市場がどれだけの株数を吸収できるかの目安になります。分売株数がこの範囲を大きく超える場合は、需給の悪化リスクが高いと考えられます。
300株~5,800株
前日終値1,401円 分売価格
(割引率)
1,373円
(2.00%引き)
実施日始値
(上昇率)
1,405円
(2.33%)
始値売り利益
(100株あたり)
+3,200円
分売の目的 クエスチョンマーク
一般的には株主数や流動性の改善が目的とされますが、大株主による持ち株売却が主な目的の場合は需給悪化につながるおそれがあります。

東証プライム市場への昇格を視野に入れた分売であれば、成長期待からポジティブに評価されやすいです。
株式の分布状況を改善し、より多くの個人投資家に株式を保有してもらうことで、株式の流動性向上を図るため。
取扱証券会社SBI証券、 楽天証券、 松井証券、 マネックス証券、 SBIネオトレード証券
(2026年9月15日13時30分時点で取り扱いを確認できた証券会社を記載)

(2026年9月25日時点)

参考指標

PER クエスチョンマーク
PER(株価収益率)は、「会社の利益と株価の関係」を表しています。「15倍」を下回ると、会社が稼ぐ利益に対して株価が割安であるといえます。
(連)9.31倍 PBR クエスチョンマーク
PBR(株価純資産倍率)は、「会社の純資産と株価の関係」を表しています。一般的に、PBRが1倍を下回ると割安とされます。
(連)1.52倍
ROE クエスチョンマーク
ROE(自己資本利益率)は企業の収益性を測る指標です。一般的に「10%以上」が目安です。
(連)18.45% 自己資本比率 クエスチョンマーク
自己資本比率は会社の財務健全性を示す指標で、目安は「30%以上」です。
(連)63.3%
配当利回り クエスチョンマーク
配当利回りは、株価に対する年間配当金の割合です。
4.32% 株主優待 クエスチョンマーク
株主に提供される特典制度です。配当とあわせて総合利回りの判断材料になります。

(詳細はこちら)
「デジタル優待倶楽部」の優待ポイント
(1,000円相当)
売上高営業利益率
(2027/03予) クエスチョンマーク
売上に対する営業利益の割合で、10%以上が優良とされます。
10.6% 平均売上高成長率
(過去3年) クエスチョンマーク
過去3年間の売上高の平均成長率です。目安は「10%」です。
7.6%

(2026年9月14日時点)

過去の立会外分売歴

ヴィス(5071)は、過去にも立会外分売を実施しています。今回は、前回2024年6月以来、約2年3か月ぶりの実施です。

実施日銘柄
(クリックタップで詳細ページへ)
評価分売株数
申込上限
前日終値
分売価格
(割引率)
実施日始値
上昇率
2024/6/14ヴィス(5071)b400,000
5,000
982
963
(1.93%引き)
990
+2.80%
2023/3/9ヴィス(5071)c164,000
5,000
1,018
998
(1.96%引き)
1,030
+3.21%

信用残・信用倍率

2026年9月14日時点の信用買い残は、22万9500株です。信用売り残は0株のため、信用倍率は「--」となっています。

<ヴィス(5071)の信用買い残>
ヴィス(5071)の信用買い残
(出典:松井証券の日本株アプリ)

評価コメント(B)

今回の分売株数は40万株で、発行済株式数844万8,800株に対して約4.73%です。分売数量・発行済株式数に対する割合ともに大きく、需給面では警戒が必要な規模です。

ただし今回は、分売と同時に株主優待の新設やM&Aが発表されており、状況が大きく変わっています。発表翌日の9月15日は出来高が17万2,500株まで急増し、株価も前日比6.5%高の1,456円まで上昇しました。これまでの薄商いから一気に商いが膨らんでおり、分売までこの水準の流動性が続くかが重要になりそうです。

株主優待の新設は大きなプラス材料

今回特に評価したいのが、分売発表と同日に株主優待制度の新設が発表されたことです。

2026年9月末から200株以上を保有する株主を対象に「デジタル優待倶楽部」のポイントが付与され、電子マネーや商品などと交換できます。

しかも今回の分売実施日は9月25日で、優待の権利確定は9月末です。つまり、分売で取得してそのまま200株以上を保有すれば、初回の株主優待の権利を狙えるタイミングとなっています。

会社自身も優待新設の目的として「市場における認知度・流動性の向上」を挙げています。分売と優待新設を同時に実施することで、新しい個人株主を増やしたい意図が感じられます。

さらに詳しい株主優待の情報はこちら

配当利回り4%超+PER10倍以下

株価指標にも割高感はありません。分売発表日の1,367円を基準にすると、予想PERは9倍台、PBRは1.5倍程度です。

2027年3月期の年間配当予想は59円で、発表日株価ベースの配当利回りは約4.3%あります。会社は減配せず、配当維持または増配を目指す「累進配当」も採用しています。

高配当株として一定の下値買いが期待できるうえ、今回は新設された株主優待も加わります。「高配当+優待+PER10倍前後」という組み合わせは、分売後の売りを吸収する材料として期待できそうです。

業績は好調だが、1Qは減益

2026年3月期は売上高164.89億円、営業利益19.42億円、純利益13.69億円となり、売上高・営業利益・純利益はいずれも過去最高水準となりました。

一方、2027年3月期第1四半期は売上高35.12億円と前年同期の31.10億円から増加したものの、営業利益は1.32億円と前年同期の2.44億円から減少しています。

そのため、足元の決算だけを見れば手放しで強いとは言えません。ただし、会社予想ベースのPERは10倍前後にとどまっているため、減益をある程度織り込んでもバリュエーションに過熱感はありません。

M&Aも同時発表

分売・株主優待新設と同じ9月14日には、パドルデザインカンパニーの全株式を取得し、子会社化することも発表されました。

同社はブランド戦略からクリエイティブ制作までを手がけており、ヴィスのオフィス空間構築と組み合わせることで、「空間」と「ブランド」の両面から企業を支援する狙いがあります。

短期的に分売需給を直接改善する材料ではありませんが、中期経営計画で掲げていた戦略的M&Aが具体化した点はポジティブでしょう。

貸借銘柄なのもプラス

ヴィスは貸借銘柄です。そのため、分売に向けて株価が上昇すれば空売りが入り、分売実施後の買い戻し需要につながる可能性があります。

一方で、9月11日時点の信用買い残は22万3,700株あり、分売株数40万株とは別に潜在的な売り圧力を抱えています。分売までに信用売りがどの程度積み上がるかはチェックしておきたいところです。

過去2回の分売はいずれもプラス

ヴィスは過去にも立会外分売を実施しており、2024年6月は分売価格963円に対して始値990円(+2.80%)、2023年3月は998円に対して1,030円(+3.21%)でした。

特に2024年は今回と同じ40万株の分売でしたが、分売価格を上回って始まっています。今回も同じ結果になるとは限りませんが、40万株規模の分売を過去に無難にこなしている点は安心材料です。

総評

以上を踏まえ、今回はB評価とします。

40万株という分売数量は大きく、分売発表前の出来高が数百~数千株程度しかなかったことを考えると、需給だけならC評価が妥当です。

しかし今回は、株主優待の新設、9月末の優待権利、高い配当利回り、PER10倍前後の割安感、貸借銘柄という条件がそろっています。さらに分売発表翌日には出来高が17万株を超えており、早くも流動性改善の兆しが見られます。

特に分売実施日が9月25日で、直後に優待・配当の権利確定を迎える点は今回の大きな強みです。分売で安く取得したい個人投資家の需要が入りやすく、40万株という分売数量をある程度吸収してくれる可能性があります。

注意

記載されている内容は、当サイト編集部の見解なので、結果を保証するものではありません。いかなる不利益が生じた際にも当サイトは一切の責任を負いませんので、すべてにおける最終判断はご自身でおこなってください。

立会外分売に申し込めるネット証券

立会外分売に申し込める主要ネット証券をまとめました。

抽選方式と申込受付時間の比較

立会外分売は、証券会社ごとに採用している抽選方式や申込受付時間が異なります。

証券会社
(公式サイトへ)
抽選方式 申込受付時間
(前営業日~
実施当日)
ネット証券
詳細情報へ
SBI証券 抽選※1 18:00
~翌8:20
[申込手順を見る]

詳細

楽天証券 抽選 夕方※2
~翌8:20

詳細

松井証券 抽選

(完全平等)
17:00
~翌8:30
[申込手順を見る]

詳細

マネックス
証券
抽選

(完全平等)
夕方※2
~翌8:20
[申込手順を見る]

詳細

SBIネオトレード証券 先着順 夕方※2
~翌8:30

詳細

※1 SBI証券のIPO・POで利用できる「チャレンジポイント」は分売には使えません
※2 条件を確認しウェブサイトに掲載されたら受付開始

完全平等抽選を採用しているのは、松井証券・マネックス証券の2社です。口座ごとに公平に抽選される仕組みなので、申込株数にかかわらず平等にチャンスがあります。

また、全証券会社の中で唯一、先着方式を採用しているのがSBIネオトレード証券です。受付開始直後のスピード勝負になる点が特徴で、抽選方式とは違った方法で参加できます。

当選確率を上げるコツは、方式の違いを理解したうえで複数の証券会社から申し込むことです。単純に抽選回数が増えるため、当選確率が数倍にもなります。

立会外分売の申込方法

立会外分売に複数の証券会社から申し込む場合は、各社の申込手順や受付時間を事前に確認しておきましょう。下記ページでは、SBI証券・マネックス証券・松井証券での買い方を画像付きで解説しています。

手数料の比較

立会外分売は短期売買になることが多いため、取引手数料の有無は収益に直結します。IPOのように「資金不要」で申し込める証券会社はないため、限られた資金をどの証券会社に振り分けるかを考えるときの参考にしてください。

取引手数料の比較(2026年10月現在)
証券会社
(公式サイトへ)
買付 売却 ネット証券
詳細情報へ
~10万円 ~50万円 ~100万円 ~200万円
SBI証券※3 無料 無料

詳細

楽天証券※4 無料

詳細

SBIネオトレード証券※5 無料 1,100円

詳細

松井証券※6 無料 1,100円 2,200円

詳細

マネックス証券※7 99円 275円 535円 1,013円

詳細

※3 各種交付書面を郵送から電子交付に変更するだけで、約定金額にかかわらず売買手数料が無料になります。
※4 手数料コースを「ゼロコース」にするだけで、約定金額にかかわらず売買手数料が無料になります。
※5 1日の約定代金合計額に応じた手数料の「定額プラン」
※6 25歳以下(未成年含む)は、売買手数料が無料になります。
※7 1注文の約定金額に対して手数料を計算する「取引毎手数料コース」

立会外分売は、どの証券会社でも買付時の手数料は無料で、違いが出るのは売却時です。SBI証券と楽天証券は常時無料で売却でき、SBIネオトレード証券も、100万円までなら手数料無料で売却できます。

松井証券は50万円を超えると有料です。マネックス証券はすべての金額帯で手数料が必要なものの、高額取引では他社より安い水準となっています。

分売実施日の初値で売却した場合の利益は、数百円~数千円にとどまることも多いため、売却時の手数料負担まで考えて証券会社を選ぶと安心です。

立会外分売の結果やスケジュールは、下記ページにまとめていますので、気になる方はぜひ参考にしてください。

管理人も当選実績のあるSBI証券

SBI証券の口座をお持ちの方であれば、ネットからかんたんに申し込めます。ただし、立会外分売の受付期間は分売実施前営業日18:00~実施日8:20までと、非常に短い取引です。SBI証券の口座をお持ちでない方は、今のうちに口座開設をしておきましょう。

SBI証券キャンペーン

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やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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