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【Altera(アルテラ)関連株・銘柄まとめ】大型IPOで注目されるFPGA関連の日本株を紹介!

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2026年10月16日

お知らせ
(2026年9月15日追記)FPGA大手のAltera(アルテラ)は、米国でのIPOを機密申請したと発表しました。報道では20億ドル超を調達する可能性があり、AIやデータセンター、産業機器向けに使われるFPGA市場への注目も高まりそうです。
※参考:Chipmaker Altera confidentially files for US IPO as investors set to gauge AI demand|Reuters

製造後でも回路構成を書き換えられる半導体「FPGA」の大手、Altera(アルテラ)が、米国で大型IPOを準備していると報じられました。想定調達額は20億ドル超で、早ければ2026年中にも上場する可能性があります。

FPGAは、通信機器やデータセンター、産業用ロボット、防衛・航空宇宙、医療機器など、幅広い分野で使われています。最近では、GPUの前後でデータを整理・転送する用途や、工場・車載機器など現場側でAIを動かす「エッジAI」でも活用が広がっており、AI関連の半導体需要を見るうえでも無視できない存在です。

アルテラが大型IPOをすることで、「日本の関連企業にも恩恵があるのでは?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、単に「半導体を手がけている」という理由ではなく、アルテラ製品の販売実績や採用実績、FPGAを使った設計・開発実績が確認できる日本株を中心に紹介します。

アルテラ関連株・銘柄一覧

日本株には「アルテラそのもの」と言えるような銘柄はありませんが、調べてみるとアルテラ製品を取り扱う半導体商社や、FPGAの設計・開発を手がける企業がいくつか見つかりました。

その中でもアルテラとの関係が深い銘柄を中心に、7銘柄紹介します。

ここではピックアップした7銘柄を、事業内容・株価・指標・配当の4つの切り口で比較できるようにまとめました。タブをタップクリックすると表示内容が切り替わるので、気になるポイントから確認してみてください。

銘柄名
(クリックタップで最新チャート)
事業内容
マクニカホールディングス
(3132)
半導体や電子部品を扱う大手技術商社。アルテラ製FPGAを取り扱っており、開発ソフト「Quartus Prime」や「FPGA AI Suite」の提供に加えて、技術サポートやセミナーなどもおこなっている。今回紹介する銘柄の中では、アルテラとの関係が最もわかりやすい銘柄。
アバールデータ
(6918)
画像処理や計測、通信分野で使われる産業用ボードを開発する会社。一部製品の開発環境に、アルテラの「Quartus Prime」や「USB-Blaster」を採用している。AIや画像処理分野でFPGAの利用が広がれば、同社製品への需要拡大も期待できそうだ。
東京エレクトロンデバイス
(2760)
半導体・電子部品の販売に加えて、設計・開発にも強みを持つ技術商社。自社ブランド「inrevium」では、FPGAを使った設計や組み込み開発を手がけており、アルテラを含む複数メーカーのFPGAに対応している。
フィックスターズ
(3687)
ソフトウェアの高速化を得意とする会社。FPGAを使ったシステム開発サービスを提供しており、過去にはアルテラの「Intel Agilex FPGA」を使った技術事例も公開している。AIの高速処理とFPGAの両方に関係する銘柄として注目しておきたい。
富士通
(6702)
国内を代表するITサービス企業。富士通グループの「1FINITY MOBILE TECHNO」がアルテラのパートナーとして掲載されており、FPGAを使った開発に対応している。富士通は事業規模が大きいためアルテラ関連事業の影響は限定的と考えられるが、関連株のひとつとして押さえておきたい。
NSW
(9739)
組み込みソフトウェアやLSI・FPGAの設計・開発を手がける会社。FPGAについては、回路設計から検証、実機評価まで幅広く対応している。アルテラとの直接的な関係というよりも、FPGA市場そのものが拡大したときに注目したい銘柄。
ディジタルメディアプロフェッショナル
(3652)
画像処理半導体やAI・GPU関連技術を開発する会社。2014年には「Altera Design Service Network」のメンバーに認定された実績がある。少し古い情報ではあるものの、アルテラとの接点を持つ参考銘柄として紹介しておく。
銘柄名
(クリックタップで最新チャート)
市場株価
(10/16終値10月16日終値)
前日比(円)前日比(%)
マクニカホールディングス
(3132)
東証P東証プライム4,504円+7円+0.16%
アバールデータ
(6918)
東証S東証スタンダード3,930円-25円-0.63%
東京エレクトロンデバイス
(2760)
東証P東証プライム4,840円+80円+1.68%
フィックスターズ
(3687)
東証P東証プライム2,104円+128円+6.48%
富士通
(6702)
東証P東証プライム4,423円+138円+3.22%
NSW
(9739)
東証P東証プライム2,749円+54円+2.00%
ディジタルメディアプロフェッショナル
(3652)
東証G東証グロース2,985円+70円+2.40%

(2026年10月16日時点)

銘柄名
(クリックタップで最新チャート)
時価
総額
クエスチョンマーク
時価総額(じかそうがく)とは、会社の価値を表す指標です。

時価総額が大きいほど、会社の価値が高いと判断ができます。
PERクエスチョンマーク
PER(株価収益率)は、「会社の利益と株価の関係」を表し、割安性を測る指標です。

「15倍」を下回ると、会社が稼ぐ利益に対して株価が割安であるといえます。

(予想)
クエスチョンマーク
PBRクエスチョンマーク
PBR(株価純資産倍率)とは、「会社の純資産と株価の関係」を表し、PERと同様に株価の割安性を測る指標です。

一般的に、PBRが1倍を下回ると割安とされます。

(実績)
クエスチョンマーク
ROE
クエスチョンマーク
ROE(自己資本利益率)とは、企業の収益性を測る指標です。

一般的に「8%以上」だと投資する価値があると言われています。
自己
資本
比率
クエスチョンマーク
自己資本比率(じこしほんひりつ)とは、会社の財務健全性を調べる指標です。

総資産に対して、返済義務のない自己資本の割合を示し、一般的には30%以上が安定経営の目安とされています。
マクニカホールディングス
(3132)
8,065.4
億円
25.13倍2.8倍10.45%39.8%
アバールデータ
(6918)
236.4
億円
12.03倍1.05倍2.74%90%
東京エレクトロンデバイス
(2760)
1,516.7
億円
15.17倍2.67倍15.58%32.6%
フィックスターズ
(3687)
707.7
億円
34.83倍7.47倍25.98%83.6%
富士通
(6702)
7.70
兆円
24.75倍3.77倍23.87%59.6%
NSW
(9739)
409.6
億円
10.92倍1.1倍10.12%76.9%
ディジタルメディアプロフェッショナル
(3652)
94.1
億円
312.89倍2.98倍-9.53%85.3%

(2026年10月16日時点)

銘柄名
(クリックタップで最新チャート)
配当
利回り
(予想)
クエスチョンマーク
配当利回り(予想)とは、株価に対して、1年間にもらえそうな配当の割合です。

例えば、株価1,000円で予想配当金が10円なら、配当利回り(予想)は1%になります。
1株配当
(予想)
クエスチョンマーク
1株配当(予想)とは、1株あたりに年間でもらえそうな配当金です。

予想配当金を発行済株式数で割って算出されます。
配当
性向
クエスチョンマーク
配当性向は、会社が稼いだ利益から、どれくらいの金額が配当に回ったかを示す指標です。

例えば、配当10円で1株あたりの利益が100円なら配当性向は10%となります。

高ければ高いほどよいというわけではなく、経営とのバランスが重要です。
DOE
クエスチョンマーク
DOE(株主資本配当率)とは、株主資本に対して、どれくらい配当の支払いがあるかを示す割合です。高配当株として評価されるのは、4~5%以上が目安となります。
連続増配
クエスチョンマーク
連続増配とは、毎年、配当金を増やし続けている状態のことです。

連続増配年数が長いほど、安定して利益を出し、株主還元に積極的な企業と見られます。
マクニカホールディングス
(3132)
1.78%80円45.00%5.14%-
アバールデータ
(6918)
2.7%106円109.46%3.14%-
東京エレクトロンデバイス
(2760)
2.67%129円40.24%7.65%-
フィックスターズ
(3687)
0.9%19円29.83%7.75%-
富士通
(6702)
1.24%55円19.62%4.73%6期
NSW
(9739)
4.55%125円50.20%4.92%-
ディジタルメディアプロフェッショナル
(3652)
0%0円0.00%--

(2026年10月16日時点)

この中でアルテラ関連株の本命として注目したいのはマクニカホールディングス(3132)です。アルテラ製FPGAそのものを取り扱っているだけでなく、開発環境や技術サポートまで提供しているため、ほかの銘柄と比べてもアルテラとの距離が近いです。

また、AI向けデータセンターやエッジAIなどでFPGAの需要が伸びていけば、アバールデータ(6918)や東京エレクトロンデバイス(2760)、フィックスターズ(3687)などにも注目が集まるかもしれません。アルテラのIPOをきっかけにFPGA関連株へ資金が向かうのか、今後の動きをチェックしておきたいですね。

アルテラとは

アルテラは、製造後でも回路構成を書き換えられる半導体「FPGA」を開発する米国企業です。FPGAは「Field Programmable Gate Array」の略で、用途に合わせて回路を組み替えられるのが大きな特徴です。

CPUやGPUは、あらかじめ決められた処理を効率よくこなすのが得意です。一方、FPGAは「この処理を高速化したい」といった用途に合わせて回路そのものを設計できるため、高速処理と柔軟な仕様変更を両立しやすいという強みがあります。

たとえば通信規格が変わったときも、FPGAなら回路を書き換えることで対応できる場合があります。こうした特徴から、通信基地局や工場設備、ロボット、医療機器、防衛・航空宇宙など、幅広い分野で使われています。

そして、最近注目したいのがAI分野です。FPGAはGPUと競合するだけではなく、センサーから入ってきたデータを整理したり、通信処理を高速化したり、低遅延でAIの推論処理をおこなったりと、GPUを補う役割でも活用されています。

アルテラを取り巻くサプライチェーン

では、アルテラのFPGAが売れると、日本株ではどのような企業に恩恵が広がるのでしょうか。

アルテラを中心としたサプライチェーンを整理すると、次のようになります。

段階 役割 関連する企業
FPGA設計・開発ソフト FPGAの回路設計や知的財産、開発ツールを提供 Altera
半導体製造 アルテラが設計したFPGAを実際の半導体として生産 Intel Foundry、TSMC
販売・技術支援 FPGAの販売に加えて、顧客の回路設計や導入を支援 マクニカホールディングス(3132)
ボード・システム開発 FPGAを産業機器や画像処理装置などへ組み込む アバールデータ(6918)、東京エレクトロンデバイス(2760)
ソフトウェア・設計受託 顧客の用途に合わせてFPGA回路や制御ソフトを開発 フィックスターズ(3687)、富士通(6702)、NSW(9739)
AI・画像処理 FPGAと組み合わせて画像処理やAI処理の高速化を支援 ディジタルメディアプロフェッショナル(3652)
最終需要 通信、AI、ロボット、工場、防衛、医療などで利用 通信事業者、製造業、データセンターなど

日本株で特に注目したいのは、FPGAを販売する技術商社や、産業用ボード、組み込みシステム、設計支援を手がける企業です。

FPGAは、半導体を買って機器に載せれば終わりという製品ではありません。用途に合わせて回路を設計し、周辺部品やソフトウェアと組み合わせて、はじめて目的の処理ができるようになります。

つまり、FPGAの販売数量が増えれば、それに合わせて「販売する」「設計する」「組み込む」「動かす」ための仕事も増えていく可能性があります。ここに、日本企業が恩恵を受ける余地がありそうです。

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まとめ

アルテラは、製造後でも回路を書き換えられる「FPGA」を手がける大手半導体企業です。AIやロボット、通信、データセンター、防衛・航空宇宙など、FPGAと相性の良い市場が広がる中で、20億ドル超を調達する大型IPOが報じられています。

日本株で注目したいのは、アルテラ製品を販売するマクニカホールディングス(3132)や、FPGA搭載ボードを手がけるアバールデータ(6918)、FPGAの設計・組み込み開発に強い東京エレクトロンデバイス(2760)です。

アルテラのIPOが具体化すれば、「日本のFPGA関連株にも資金が向かうのでは?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。特にアルテラとの距離が近い銘柄や、AI・ロボット向けにFPGA需要の恩恵を受けやすい企業は、テーマ株として注目される可能性があります。

ただし、最終的に株価を支えるのはテーマ性ではなく業績です。関連株を見る際は、アルテラ製品の販売やFPGA需要の拡大が、実際の受注・売上・利益につながっているかを決算資料で確認していきましょう。

やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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