シミュレーションBOX

複利のパワーを知る 

前のページ(目標達成シミュレーター)では、目標達成するための利回りをシミュレーションしました。それを受けて、ここではその「利回り」に深く関係する「複利」のパワーについて見ていきます。

そもそも「単利」と「複利」の違いとは?

まず単利とは?複利とは?というところを具体例をあげて解説します。

100万円を元本として年利回り10%で運用した場合、1年後には元の100万円+利息の10万円が得られます。この時、次の1年で“100万円のみ”投資するか、“100万円+10万円”を投資するかで分かれます。

  • 元本の100万円のみを再投資すると「単利」です。
  • 元本の100万円+利息で得た10万円の合計110万円で再投資すると「複利」です。

株式投資ではイメージがつかみにくいかもしれません。
わかりやすいところでいうと、投資信託では分配金受け取りタイプが単利、分配金再投資タイプが複利にあたります。また、定期預金でも元金継続タイプが単利、元利金継続タイプが複利になります。

複利のパワー

単利の場合、毎年10万円もらえますが元本は100万円のままです。複利は手元にお金はもらえませんが、毎年元本が増えていきます。「投資して増やしたお金を全額再投資すること」により生み出される複利のパワーは、長期になるほど有利に働きます。

次のグラフと表を見てください。これは「運用資金100万円、年利回り10%」における、複利と単利の違いをあらわしたものです。

複利のパワーイメージ画像

運用資金100万円 年利回り10%における単利・複利の違い

運用年数 0 1 2 3 4 5
単利 100 110 120 130 140 150
複利 100 110 121 133 147 161
差(万円) 0 0 1 3 7 11
運用年数 10 15 20 25 30 50
単利 200 250 300 350 400 600
複利 260 418 673 1,084 1,745 11,740
差(万円) 60 168 373 734 1,345 11,140

どうでしょうか?グラフを見ていただければ、単利と複利の差は一目瞭然ですね。単利は10万円ずつしか増えませんが、複利ですと10%ずつ増えるわけです。年数を重ねるにつれて複利はパワーをドンドン発揮していきます。20年の運用で単利との差が2倍くらいになります(表中ピンク色の部分です)。…もし、これが50年もたつと大変なことになります!年利10%でも十分お金は増やすことは可能なのです。

このように株で稼いだお金は再投資することにより、さらに稼げるチャンスが生まれます。大切なことは、「もうかってもすぐに使ってしまわないこと」と、「安定した収支を確実に出していくこと」です。みなさんは単利のグラフ複利のグラフ、どちらの運用で行きますか?