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中央自動車工業(8117)の株主総会に出席してきました!
2020年6月24日(水)におこなわれた、中央自動車工業の第81回定時株主総会に出席してきました。中央自動車工業は、コーティング剤などの自動車用部品の販売をおこなう会社です。今回は、中央自動車工業の株主総会の様子を紹介します!
株主総会の会場に向かいます!
中央自動車工業の株主総会は、大阪府大阪市にある中央自動車工業本社ビル5階ホールでおこなわれました。JR・阪神電車の「福島駅」や京阪の「中之島駅」など、複数の最寄りがあります。今回は、本社に最も近い「中之島駅」から向かいます。

都会の駅から徒歩10分程度の距離であり、利便性の高い場所で開かれました。

株主総会が開会しました!
会場は、5階のホールで、約40名のほどの参加者がいました。今年の株主総会は、コロナウイルスの影響もあり、座席の間隔を空けるなどの感染症防止の対策を取っていました。また、今年の株主総会よりお土産を廃止するというのもあり、例年より参加者が少なかったようです。
会場内は写真・動画の撮影、録音は禁止だったので、残念ながら会場内の写真はありません。参加者は、男性が大半で、50~60年代くらいの年配の方が多かった印象です。
10時に議長である坂田社長の挨拶で株主総会は開会し、以下の順に進行されました。
- 議長より、開催にあたって
- 監査役会の監査報告
- 事業報告、連結貸借対照表書類報告、連結損益計算書類報告
- 決議事項説明
- 質疑応答
- 採決
- 閉会
監査報告や事業報告は、公式サイトでも確認できる内容でしたので省略します。質疑応答については、次の項目で少し取り上げたいと思います。
こんな質問がありました!
質疑応答は、10時20分頃から約10分、2人の株主からの質問に回答していました。(お一人様、一回一問)
- 自動車部品販売・用品等販売事業のなかのコーティングの割合や、新車販売の落ち込みへの対応は?
- (明言はしていないが)コーティングの割合が大きい。新車販売の落ち込みは、以下の3つの施策をおこなっていく。
- ①新車販売に占める自社のコーティングの割合を増やす(シェアアップ)
- ②付加価値の高いコーティングへのシフト(高単価化)
- ③中古車へのコーティングの普及(新車販売の影響の低減)
- ABTの買収意図、参入理由は?
- (損害保険会社が構築した)ネットワークの活用し、自社の既存顧客への展開ができる。
安定した収益をあげている会社である。また、全損にかかわるような事故は減っていない。温暖化の影響もあり、水害・災害が多く今後も全損車も増えるのではないか。
このような施策をおこなうことで、新車販売の市場の落ち込みほど業績が落ちないようにしていく。
株主総会の感想
参加者は40名ほどであり、株主数が3,000名ほどの会社の株主総会としては、普通の規模です。ただ、係員に伺ったところ、例年は100名程度の参加者がいたそうなので、個人投資家に人気な企業だということがわかります。コロナウイルスの影響もあったのか、株主総会は約40分程度と短いものでした。

総会後、本社の近くに「中之島R&Dセンター」という研究開発施設があったので、そちらも見に行きました。残念ながら、機密情報の関係で中には入れませんでしたが、この研究開発施設は、2017年に建てられており、研究開発にも力を入れていることが感じられました。