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コネクテッドカー関連株まとめ

株式市場で注目を集める、コネクテッドカー関連株をまとめました。

コネクテッドカーとは、“インターネットにつながった車”のことを指し、IoT(モノのインターネット)の自動車版ともいえます。

車がインターネットにつながることで、位置情報や走行スピードなどを共有し、自動運転や無人の隊列走行、もっとも効率のよい経路選択などを実現できます。そのため、コネクテッドカー用のシステムを開発したり、データ解析サービスを提供したり、自動車どうしの通信プラットフォームを提供したりする会社が増えてきました。

また、インターネットにつながることで「ハッキング」の危険性が高まります。コネクテッドカー用のセキュリティソフトなどの領域も盛り上がってきました。コネクテッドカーの普及によって、自動運転技術が一気に進歩しそうです。

コネクテッドカー関連株には、コネクテッドカーのデータ解析をおこなう「トヨタ自動車(7203)」、車両運行管理システムを提供する「スマートバリュー(9417)」、コネクテッドカー向けソフトを開発する「アートスパークHD(3663)」、通信プラットフォームを提供する「日本エンタープライズ(4829)」があります。

コネクテッドカー関連株・銘柄一覧

銘柄名
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事業内容
トヨタ自動車(7203) 世界トップレベルのシェアを誇る自動車メーカー。NTTと協業でコネクテッドカーのデータ収集・分析をおこなっている。
スマートバリュー(9417) クラウドソリューションとドコモショップの運営がメイン事業の会社。車両運行管理用に機械同士の通信をサポートする、M2M/IoTサービス『CiEMS 3G』を提供している。コネクテッドカーに必要な運行管理システムを構築しているため、注目を集めている。
アートスパークHD(3663) アニメーション制作ソフト『OpenToonz』や車両情報伝達ソフト『exbeans VI Transfer』などのソフトウェアを制作する会社。2017年1月に東京ビッグサイトでおこなわれた「オートモーティブワールド」に車両情報伝達ソフトを出展。コネクテッドカーの発展を促進する企業として注目されるようになった。
日本エンタープライズ(4829) 交通情報サービスやゲームサイトの運営、企業向けにサイト制作などを請け負う会社。コネクテッドカー用に、グローバル通信プラットフォームの構築もおこなっている。
ブレインパッド(3655) マーケティングツールを開発・提供している会社。ビッグデータを分析して販促に活用するデータマイニングや、人工知能への機械学習にも強みがある。車載通信デバイスを活用したコネクテッドカープラットフォームの構築もおこなっている。
アイサンテクノロジー(4667) 測量、土木ソフト開発販売をメインにおこなう会社。自動運転やコネクテッドカーに必要な、3次元地図を計測するためのドローン『Winser(ウインザ)』の開発を手掛けている。
ユビキタスAIコーポレーション(3858) ソフトウェア開発キット、データ処理ソフト、セキュリティソフトの開発に強みを持つ会社。インターネットに自動車を接続するコネクテッドカーはセキュリティ対策が必要不可欠である。同社はコネクテッドカー専用のセキュリティソフトウェアの開発もおこなっており、この分野で重要な役割を果たすと考えられる。
マークラインズ(3901) 自動車産業に特化したWeb情報サービス『MARKLINES』を運営する会社。集めた情報を活かし、コンサルティングや人材紹介もおこなっている。自動運転やコネクテッドカーの話題で自動車業界が盛り上がることで、情報サービスの契約数が伸びると予想されている。

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やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会検定会員補を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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