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【横浜万博(横浜花博)関連株・銘柄まとめ】出展企業・注目銘柄は?37年ぶりに日本で開催される最上位の国際園芸博覧会
横浜万博(横浜花博)とは、正式名称を「2027年国際園芸博覧会」といい、37年ぶりに日本で開催される国際園芸博覧会です。横浜市の米軍施設跡地を活用し、花や緑、農を通じた「自然共生社会」の実現を目指します。
横浜万博関連株には、会場建設をおこなうゼネコンや輸送を担う鉄道会社、園芸・緑化を手掛ける企業、ICT支援企業などが含まれます。この記事では、出展業種や注目銘柄を株初心者向けにわかりやすく解説します。
横浜万博とは?
横浜万博は、1990年に開催された大阪「花の万博」以来、37年ぶりに日本で開催されるA1クラス(最上位)の国際園芸博覧会です。正式名称は「2027年国際園芸博覧会」となります。
出典:2027年国際園芸博覧会
コンセプトは、横浜市の米軍施設跡地(約100ha)を活用し、花や緑、農を通じた「自然共生社会」の実現を目指すというものです。政府、自治体、民間が連携する国家プロジェクトであり、想定来場者数は1,500万人、経済波及効果は全国で約9,700億円と試算されています。「Nature-based Design」を掲げ、脱炭素やグリーンインフラの実装実験の場としても注目されています。
横浜万博関連株・銘柄一覧
横浜万博関連株には、会場建設をおこなうゼネコンや輸送を担う鉄道会社、園芸・緑化を手掛ける企業、ICT支援企業などが含まれます。
| 分野 | 銘柄名 (クリックタップで最新株価) |
事業内容 |
|---|---|---|
| 運輸 | 相鉄ホールディングス(9003) | 会場最寄りの「瀬谷駅」を運営。駅のリニューアル、駅前広場整備、シャトルバス運行を担う。沿線再開発を含め、万博による恩恵を最も直接的に受ける企業のひとつ。 |
| 東急(9005) | シャトルバス発着拠点となる「南町田グランベリーパーク駅」を運営。商業施設への波及効果や、Village出展企業としての参画が見込まれる。 | |
| 園芸 | サカタのタネ(1377) | 横浜に本社を置く世界的な種苗企業。公式パートナーとして参画し、花・緑の展示や品種供給で中心的役割を果たす。 |
| 住友林業(1911) | Village出展内定。森林管理や木造建築のノウハウを活かし、万博のテーマである「自然との調和」やカーボンニュートラル実現に貢献する。 | |
| 建設 | 大成建設(1801) | 最高位の「ダイヤモンドパートナー」として参画。会場内の「大型木製テラス」協賛や、環境技術の実装、主要施設の施工に関与する。 |
| 大林組(1802) | 会場整備工事の中央・東工区など主要エリアを受注。Village出展も内定しており、環境配慮型建築(GX)の技術力をアピールする場となる。 | |
| 鹿島建設(1812) | Village出展内定。大手ゼネコンの一角として、会場インフラ整備やパビリオン建設、環境技術の提供に関与する。 | |
| 清水建設(1803) | Village出展内定。環境技術に強みを持ち、会場建設およびパビリオン施工、サステナビリティ関連の展示に関与する。 | |
| 大和ハウス工業(1925) | Village出展内定。プレハブ建築や都市開発の技術を活かし、会場内の施設整備や展示を通じて未来の暮らしを提案する。 | |
| 通信 | NTT(9432) | NTT東日本がパートナーとして参画。会場内の通信インフラ構築、デジタルツイン技術、ICTソリューションの提供により運営を支援する。 |
続いて、各分野の概要を解説します。
運輸
横浜万博への輸送を担当する銘柄として、鉄道会社が挙げられます。
本命は相鉄ホールディングス(9003)です。横浜万博メインゲート最寄駅である「瀬谷(せや)駅」を運営しており、同駅を通る相鉄線を来場者の大半が使うことになるでしょう。運賃収入が増加すると予想できます。相鉄線はJR埼京線や東急東横線などと相互直通運転をしており、東京都心からの集客も期待できます。
東急(9005)は、シャトルバスの発着拠点である東急田園都市線「南町田グランベリーパーク駅」を運営しています。同駅には商業施設が設けられており、万博来場者が買い物や食事で立ち寄る可能性があるでしょう。運賃収入のほか施設の売上が伸びると予想できます。
園芸
横花万博は「園芸博」なので、種苗や緑化に関連した銘柄への注目度が高まるでしょう。
横浜市都筑(つづき)区に本社を置くサカタのタネ(1377)にとって、地元開催のA1万博は創業以来の晴れ舞台です。公式パートナーとして、会場内の花壇整備や新品種の展示をおこなうことは確実視されています。万博への出展により、同社の国内ブランド力が高まるでしょう。
住友林業(1911)は、博覧会を構成する5つのVillage(出展エリア)のうち、自然とのつながりの中で育まれた智慧・技術と出会える「Craft Village」へ出展予定です。木を軸にした住友林業のバリューチェーン「ウッドサイクル」の考え方などを発信する計画となっています。
建設
複数のゼネコンで分担して会場を建設します。物価上昇と人件費高騰を背景に、会場建設費が320億円から最大417億円へと増額修正されました。建設セクターにとって「受注単価の上昇」というポジティブな側面がある一方、「コストの上昇」というリスクの両面があるため注意が必要です。
ゼネコン各社のうち鹿島建設(1812)は、大阪・関西万博の「大屋根リング」の木材を活用したシンボルタワーを建設する予定で、話題を集めています。
通信
本命の領域ではありませんが、会場内の通信インフラ構築やICTソリューションの提供などをおこない、会場運営をサポートする企業も関連銘柄として注目を集めるでしょう。今回は横浜万博のパートナーとして参画するNTT東日本を持つNTT(9432)を取り上げました。
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まとめ
横浜万博は、経済波及効果約9,700億円が見込まれる国家プロジェクトです。輸送の要となる相鉄ホールディングス(9003)、テーマの中核であるサカタのタネ(1377)、建設を主導するゼネコン大手が主な検討対象になるでしょう。
単なるイベント特需にとどまらず、開催後の「グリーンシティ」化やインフラ整備による長期的資産価値の向上を見据えて、投資する銘柄を選ぶのがおすすめです。






