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【IRTV 3138】富士山マガジンサービス/株式会社ちょこっとワークへの投資&持分法適用会社化について

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2024年2月13日

富士山マガジンサービス(3138)の佐藤取締役CFOが、株式会社ちょこっとワークへの投資&持分法適用会社化についてIRTV※1で解説しています。

※1 IRTVとは、IR Robotics社が運営する“投資家と企業をつなぐ上場企業のIR動画メディア”です。決算情報から事業モデル・経営戦略・成長可能性まで、トップ自らがわかりやすく、かつタイムリーに解説しています。

この記事は、IRTVの動画内容を書き起こししたものです。動画の内容を文字で確認したいときに、ぜひご活用ください!

(出典:IRTV for YouTube

株式会社ちょこっとワークへの投資&持分法適用会社化について

富士山マガジンサービス(3138)で取締役CFOを務めております、佐藤鉄平と申します。よろしくお願いします。本日は、先日発表させていただきました、「株式会社ちょこっとワークへの投資と持分法適用会社化」についてご説明させていただきます。

<本件投資の背景>

本件投資の背景

(出典:IRTV for YouTube

まずは、本件投資の背景を説明します。資料をご覧になった方からは、「小さいM&Aをやっているな」、「これがM&Aの新戦略と言えるのか」など、きびしいご指摘をいただいております。この投資については、M&Aの戦略ではありません。どちらかというと、設備投資に近い形の戦略で、当社の物流関係事業(出版・配送)のコスト削減や効率化の一環として、今回の投資を決めました。

物流の領域では「2024年問題」が話題です。とにかく人手が足りません。雑誌の配送も同じ状況で、特に「発売日が決まっていない」という問題があります。週刊誌は決まっていますが、月刊誌は「20日頃に発売」などあいまいです。このように、発売日があいまいであるため、倉庫オペレーションが問題になっています。

即日配達、翌日配達するためには、あらかじめ作業をする方に待機していただく必要があるからです。倉庫に届いた雑誌をその場で仕分けして、みなさんのご住所に送る必要があります。

発売日が1日でも遅れると、待機していただいた方々を解散させなくてはなりません。逆に、早くなると、急いで人を集める必要があるためコストが高くなります。さらに、人手不足により十分な人員が集まらないケースもあります。このようにして配送が遅れてしまうのです。

今回の提携で、このような問題を解消できるのではないかと考えています。提携先では常に人が待機しているため、人を集めるコストを削減できるでしょう。待機していただいているのは高齢者の方々です。

高齢者の方々が集まり、コミュニケーションが取れる場所を提供しています。その際、仕事があれば紹介して、個人の意思でやっていただきます。お元気な高齢者の方々が多いので、喜んで仕事をやっていただいている状況です。

今回の提携は、当社の元従業員からの提案によるものです。当社を退職してから「また一緒にやりたい」、「こういうネットワークを作りたい」ということで投資させていただきました。

株式会社ちょこっとワーク概要

<株式会社ちょこっとワーク概要>

株式会社ちょこっとワーク概要

(出典:IRTV for YouTube

株式会社ちょこっとワークの概要ですが、東京の高島平にある会社です。高齢者の方々に集まっていただき、コミュニケーションを取りながら和気あいあいと仕事をしていただいております。

<高齢化及び生産年齢人口の推移>

高齢化及び生産年齢人口の推移

(出典:IRTV for YouTube

今後も高齢者の人口は伸びていくでしょう。元気に働ける高齢者の方々には働いていただくのが、本人にとっても会社にとっても良いのではないかと考えております。

株式会社ちょこっとワーク起業経緯

<ちょこっとワーク起業経緯>

ちょこっとワーク起業経緯

(出典:IRTV for YouTube

株式会社ちょこっとワークは当社の元従業員が起業しています。非常に感受性の高い人間で、「高齢者にも仕事の機会を与えられないか」ということで起業しました。

<参加者の声>

参加者の声

(出典:IRTV for YouTube

業務内容は先ほどご説明したとおりです。参加者の方々にも喜ばれ、非常に高い評価をいただいております。社会貢献という意味でも、良いサービスを提供できているのではないでしょうか。

雑誌の購読者にも、高齢者の割合が増えています。今後、地域のコミュニティが活性化されていく中で、口コミで購読者が増えたり、新たな気づきを雑誌の出版社に提供できるのではないかと期待しています。

今回の説明は以上となります。免責開示のタイミングはいつもどおりです。今後ともよろしくお願いします。

<免責事項及び開示タイミング>

免責事項及び開示タイミング

(出典:IRTV for YouTube

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ディスクレーマー

当記事では、筆者独自の見解を述べることがありますが、証券およびその他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的ではなく証券およびその他の金融商品に関する助言や推奨をするものではありません。また、個別企業の業績予想や株価予想、投資推奨を提供する予定はありません。投資判断等は、自己責任でお願いいたします。

やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

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