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サークレイス【データ可視化から定着支援まで!】顧客が本当にやるべきことに専念するために「ConsulTech」
サークレイス(5029)執行役員の中村様が、マネージドサービス「ConsulTech」についてIRTV※1で解説しています。
※1 IRTVとは、IR Robotics社が運営する“投資家と企業をつなぐ上場企業のIR動画メディア”です。決算情報から事業モデル・経営戦略・成長可能性まで、トップ自らがわかりやすく、かつタイムリーに解説しています。
この記事は、IRTVの動画内容を書き起こししたものです。動画の内容を文字で確認したいときに、ぜひご活用ください!
(出典:IRTV for YouTube)
ConsulTechとは
IRTV : この番組は、上場企業の適時開示情報など最新のトピックスを深掘りし、より企業の戦略を理解する番組となっています。さっそく、今回のゲストをご紹介します。
東証グロース市場上場、サークレイス(5029)より、執行役員AI&Data Innovation本部長の中村勝様にお越しいただきました。中村様、よろしくお願いいたします。
中村様 : よろしくお願いします。
IRTV : 本日は、2024年3月21日に開示されましたマーケティング・セールスイネーブルメント マネージドサービス「ConsulTech(コンサルテック)」の内容について、サービスオーナーである中村様におうかがいしていきたいと思います。まず、今回リリースされたConsulTechについて教えてください。
中村様 : ConsulTechとは、お客様の不足している何かを解決するマネージドサービスになります。
不足している何かというのは、後ほどご紹介いたしますが、ConsulTechというサービス名の由来については「コンサル」と「テック」の組み合わせです。お客様を支援する際に技術面だけではなく、コンサルティングの面も両方手厚くご支援させていただきたいなと思い、このサービス名にいたしました。
IRTV : お客様が現場で実際に悩みや課題があって、そちらを支援するようなサービスが今回できたということですね。具体的にどのような悩みや課題が現場では発生していたのでしょうか。
中村様 : 現在、ITツールを利用していないお客様は減ってきています。営業業務をプロセスごとに細分化して、部門ごとに分業する「THE MODEL」と言われるビジネスモデルをベースに、データを蓄積されているお客様が増えてきている状況です。
ただし、蓄積されたデータを有効活用できているかと言うと、そこに自信がないお客様が数多くいるのではないかと思い、このサービスを立ち上げました。
お客様がデータをうまく活用できていない理由について、弊社が長年支援してきたノウハウを踏まえて検討したところ、3つあると考えられます。
1つ目は組織間でうまく連携が取れていないこと、2つ目はデータ入力担当者が他の業務に追われて入力の時間が確保できていないこと、3つ目はシステムが単なるデータの箱になっていることです。
3つ目については、データの活用目的を決めても現場に浸透させておらず、単にデータを入力するだけになっている点が原因となります。
具体的な支援内容
IRTV : 具体的にどのような支援をおこなっているのか、詳しくご紹介をお願いします。
中村様 : データの可視化を意識した各種のレポートの提案や、コンサルティングのアドバイザリー支援、定着化に向けたナレッジの共有・活用の提案、マーケティングの施策支援サポートなどがあります。基本的にはお客様に足りない要素を弊社主体で提案させていただき、ご支援させていただくサービスとなっております。
IRTV : お客様に足りない要素について、具体例を教えていただけますか。
中村様 : 例えば内勤営業がいなければ、パートナーを紹介して内勤営業用のコールをおこなうほか、一次問い合わせをする人のリソースが割けない場合は弊社が代行することも手掛けています。
基本的には、我々が「こうすべきだ」と考えていることに対して、お客様が現在できていること、できていないところをコンサルティングし、ご支援するイメージです。
IRTV : 痒いところに手が届くような、一歩先に進んだ支援という理解でよろしいでしょうか。
中村様 : そうですね。うまくまとめていただきありがとうございます。
ConsulTechの効果
IRTV : ConsulTechの効果について教えてください。
中村様 : 管理と現場の両方の課題を解決し、お客様が本来やるべきことに専念できる環境を提供しています。
具体的には、日々の業務が忙しくて兼務でお仕事をされているお客様が多くいらっしゃいます。そのような方が社内の改革を推進したいと思っても、リソースには限界があるため改革が中途半端になってしまう懸念があります。
その役割を弊社がサポートできれば、兼務されている方は自分自身が本来やるべき仕事に時間を割けるため、効果が生まれるのではと考えています。
また、コンサルティングもできるため、外部からの専門的なアドバイスをお客様の中で受け入れることにより、現在利用されているITツールの価値を最大限に引き上げることも可能です。
利用顧客からの反応
IRTV : 実際にお客様からはどのような反応がありますでしょうか。
中村様 : サービスをリリースしたばかりですが、「痒い所に手が届く」と感じていただいています。IT業界のSalesforce(セールスフォース)導入企業としてプロの自覚を持っているので、そこに対して「さすがのサービス」という言葉もいただいています。
伴走型マーケティング
IRTV : 「伴走型マーケティング」は、どのような関わり方をしていくのでしょうか。
中村様 : 我々は、活用支援や運用定着化に長けていると考えています。弊社が長年支援してきたノウハウをベースに、お客様にとって本当に必要なことを弊社主体で提案し、お客様に不足しているリソースに対して、専門知識を持った我々のスタッフが支援する関わり方となります。
現場ではなく管理側の話ですが、プロジェクトマネージャーを専任で付けて全体をコントロールします。品質面と進捗を見える化し、その内容をお客様に都度共有しています。課題解決に向けてお客様と寄り添いながら、伴走支援しています。
サービスの収益モデル
IRTV : 収益モデルについてはいかがでしょうか。
中村様 : 2種類の料金体系を用意しています。毎月の定額課金と工数課金の2つです。
今後の事業領域の拡大イメージ
IRTV : 事業領域の拡大について、どのようにお考えでしょうか。
中村様 : 既存事業であるSalesforceの機能改善からスタートし、現在は製造、建築・不動産、公共・公益、小売・流通業といったお客様を中心に支援しています。中には、東証プライム上場企業でグローバルに事業を展開しているお客様にもConsulTechをご利用いただいています。
今後はさらに領域を拡大し、さまざまな業界・業種における業務課題やニーズを再発掘し、支援できるように展開していきます。
中村様 : ConsulTechを軸にして、お客様に包括的支援を提供することで、事業の成長とキーアカウント戦略による拡大・成長を図ります。その延長線上で、業務効率化を後押しする人工知能(AI)とデータ活用に積極的に取り組んでいく予定です。
さらに、ConsulTechを起点としてアップセル・クロスセルの商談を獲得・拡大し、弊社サークレイスグループ全体の売上に貢献していきたいと考えています。
IRTV : 今回はサークレイス株式会社より執行役員AI&Data Innovation本部長の中村様にお越しいただき、マーケティング・セールスイネーブルメント マネージドサービスのConsulTechについておうかがいしました。中村様、ありがとうございました。
中村様 : ありがとうございました。
IRTVをチェック!
IRTVでは、このほかにも上場企業の経営者との対談動画をアップしています。企業の事業内容はもちろん、今後の成長戦略を読み解くヒントがたくさん散りばめられているので、個人投資家のみなさまにぜひご覧いただきたいメディアです!
ディスクレーマー
当記事では、筆者独自の見解を述べることがありますが、証券およびその他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的ではなく、証券およびその他の金融商品に関する助言や推奨をするものではありません。また、個別企業の業績予想や株価予想、投資推奨を提供する予定はありません。投資判断等は、自己責任でお願いいたします。