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マーケットエンタープライズ【上方修正】DX化の推進などで売上・利益ともに向上!株主優待制度の新設で新たな株主層の獲得も目指す!
マーケットエンタープライズ(3135)代表の小林様が、2024年6月期通期 業績予想修正と株主優待制度新設などについてIRTV※1で解説しています。
※1 IRTVとは、IR Robotics社が運営する“投資家と企業をつなぐ上場企業のIR動画メディア”です。決算情報から事業モデル・経営戦略・成長可能性まで、トップ自らがわかりやすく、かつタイムリーに解説しています。
この記事は、IRTVの動画内容を書き起こししたものです。動画の内容を文字で確認したいときに、ぜひご活用ください!
(出典:IRTV for YouTube)
2024年6月期 通期業績予想修正
IRTV : 本日のゲストはマーケットエンタープライズ(3135)代表の小林様にお越しいただきました。どうぞよろしくお願いします。
小林様 : よろしくお願いします。
IRTV : 最近、小林様はIRイベントへの出演が増えていますね。
小林様 : そうですね。最近よく出る機会が増えてきました。
IRTV : それだけ良い兆しなのかなと思いますが、そんな中での今日のリリースが、2024年6月期業績予想上方修正のお知らせです。皆様が待っていたのではないかと思います。今日ここについていろいろ聞いていきたいと思います。よろしくお願いします。
まず、数字でいうと、修正後がトップラインが185億円と5億円プラス、営業利益のところが2億5000万円ということで7000万円プラス、経常利益のところも4500万円プラスのマイナス5500万円着地ということで、利益のところは良い数字になっていますね。
小林様 : そうですね。ちょうど当期は半期終わったところで、一回下方修正を出してしまったのですが、そこから第3クォーターが終わったところで一度上方修正を出させていただいて、もう一度期中にここで上方修正を営業利益38.9%増として出せたことは、非常に良いことかなと思っています。
<2024年6月期 通期業績予想修正①>
(出典:IRTV for YouTube)
IRTV : 御社もそうだと思いますし、投資家さんもなかなか激動の1年だったようですね。
小林様 : はい、おっしゃるとおりですね。
IRTV : もう少し中身を詳しく、修正の理由のところを見ていきたいのですが、トップラインでいうと、主にネットリユースのほうで「DX推進によるコンタクトセンターの業務生産向上」となっています。適時開示特有のふわっとした言い回しになっています。
小林様 : 本当にさまざまな取り組みをしていたのですが、全体としてはやはりDXの推進をしていまして、お客様から買取のご依頼をいただいて、実際そこからさまざまな買取のチャネルに接続をするのですが、お客様のスコアリングといいますか、データドリブンでご提案をさせていただくようになったりですとか、実際にお伺いさせていただく際にも、取りこぼしがないようにといいますか、お客様との接点構築の自動化が進んでいく部分もありましたので、非常に全体的に生産性が上がっていく中で、売上、粗利共に向上していった、そんな背景があります。
<2024年6月期 通期業績予想修正②>
(出典:IRTV for YouTube)
IRTV :「社員教育に関するナレッジ蓄積による営業人員の生産性向上」についてはいかがでしょうか。
小林様 : そうですね。この辺りもDX化を進めておりまして、入社して動画でナレッジを共有する仕組みですとか、そういったものもしっかりと構築をしてきました。また、4月からは新入社員も70名強入社をしておりまして、そういった意味ではこの第4クォーターの予想も増員コストを勘案して出したのですが、それも上回って上に行ったということは、非常に良い状態かなと認識しています。
IRTV : あとは、モバイルのほうも需要期の動きを適切に捉えて好調に推移していますね。
小林様 : そうですね。本件に関しては、弊社メディア事業からの送客、またモバイル契約の新規の獲得含めて好調に推移をしまして、だいたい3月、4月の需要期を捉えてというのもありますが、5月においても良い状態だったということも重なりまして、このような形になっています。
IRTV : 営業利益のところも7000万円オンと、このタイミングで増やしていくのは結構すごいなと思うんですけど、この辺りの要因も聞いても良いですか。
小林様 : そうですね。先ほども申し上げたのですが、半期が終わったタイミングでは、営業利益1億円ということで、保守的に出させていただいた部分もあるのですが、そこから3クォーターが終わって1億8000万円と、そこからさらに期中1か月足らずで38.9%増ということで、非常に元々想定していた以上の状態になったので、今回期中で2回目の上方修正という形になっています。
IRTV : あとは、経常利益と当期純利益にも大きく絡んでくるかなと思うのですが、デリバティブ評価損2億7900万円、これは今後どうなっていくのか気になります。
小林様 : 大きく株価が上昇しますと、デリバティブで営業利益以下にヒットするということで、昨年は非常に恩恵を受けたような背景があったのですが、今期に関しては株価が下落してしまって、逆にデリバティブの評価損ということで影響を受けています。実質換算すると、トータルでは大きくは影響を受けていない形ではあるのですが、とはいってもここから株価が上昇すると恩恵を受けれるというような状態でもありますので、そういった意味ではここからも期待したいところではありますね。
<2024年6月期 通期業績予想修正③>
(出典:IRTV for YouTube)
IRTV : 一番最初のタイミングは、900円台でしたね。
小林様 : そうですね。926円で契約設定をさせていただきました。
IRTV : 今日(※2024年6月14日)の収録の終値時点で876円、結構近づいてきています。
小林様 : そうですね。おっしゃるとおりですね。直近公表の業績予想でも、評価損の見通しは第3クォーター終了時点での777円という株価を据え置いた見通しになっていますので、株価は何とも言えないとこではありますけれども、本日時点においてはこちらも改善傾向にあるかなと思います。
IRTV : 今後の状況次第ではそこが少し圧縮される可能性もあるということですね。
小林様 : そうですね。期待したいところです。
IRTV : 承知しました。
株主優待制度の新設
IRTV : 最後に触れたいのが、新設された株主優待、これも小林社長のほうから意図や狙いというところをおうかがいしたいです。
小林様 : そうですね。中長期的な企業価値の向上に向けてということで、株主層の拡大もして参りたいと思っています。私たちからしますと、株主優待というものに取り組むのは今回初めてになりますので、そろそろ上場して9年間ほどになるのですが、どちらかというと業績の向上、成長によって還元するということを志向していたのですが、これからもその思いは変わらず進めていきたいと思っているのですが、これまでの株主様への感謝もそうですし、新たな株主層の方へのアピールも含めて、今回こういうことも大きな変化の一環として、新設をさせていただいたという状態ですね。
<2024年6月期 通期業績予想修正④>
(出典:IRTV for YouTube)
IRTV : 100株からということで、気軽にいろいろな人に知ってもらって、買って欲しいという感じですよね。
小林様 : そうですね。まずは、こういった弊社の変化を感じていただければなと思っています。
IRTV : わかりました。ありがとうございます。最近の露出具合から、今後はもう明るいマーケットエンタープライズ様が見えてきますね。
小林様 : 今期に関してはだいぶご心配をおかけした部分もあるのですが、第3クォーター、第4クォーターと好調に推移をしはじめておりますので、ここからにまた注目いただきたなと思っています。
IRTV : 今日は小林社長にお越しいただきました。どうもありがとうございました。
小林様 : こちらこそ、ありがとうございます。
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ディスクレーマー
当記事では、筆者独自の見解を述べることがありますが、証券およびその他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的ではなく、証券およびその他の金融商品に関する助言や推奨をするものではありません。また、個別企業の業績予想や株価予想、投資推奨を提供する予定はありません。投資判断等は、自己責任でお願いいたします。