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センコーグループホールディングスによる丸運株のTOB・買収はいつ?なぜ?今後どうなるか、公開買付代理人の証券会社も解説

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2026年2月18日

お知らせ
(2026年2月18日追記)公開買付期間の延長(2026年2月24日→3月5日まで)を発表!
(2026年1月26日追記)競争法上のクリアランス取得などの前提条件が満たされたため、丸運株に対する公開買付け(TOB)が正式に開始されました。公開買付期間は2026年1月26日~2月24日、買付価格は1株949円です。会社側は賛同および応募推奨を表明しています。

センコーグループホールディングス(9069)が、丸運(9067)に対するTOB(株式公開買付)を実施し、1株当たり949円での全株式取得を目指します。2025年11月13日終値705円を基準にすると、プレミアムは34.61%です。

本公開買付け成立後は非公開化される予定で、筆頭株主のJX金属は応募せず議決権比率20%を保有、センコーグループが80%を保有する連結子会社化が計画されています。決済開始日は2026年3月3日です。

なお、丸運のTOBの公開買付代理人は大和証券です。丸運の株を保有していてTOBに参加したい方は、口座開設しておきましょう。

丸運のTOB【公開買付価格・期間・応募方法など】

センコーグループホールディングス(9069)の丸運に対するTOBの概要を、下の表に整理しました。

丸運のTOBに関する基礎情報
公開買付者センコーグループホールディングス(9069)
被買収企業丸運(9067)
公開買付価格949円※1
2025年11月13日終値705円
プレミアム34.61%※2
利益(100株あたり)24,400円※3
公開買付期間2026年1月26日~2月24日
~3月5日
買付株数17,613,808株
買付予定株数の下限3,200,400株
買付予定株数の上限-
公開買付代理人大和証券
公開買付復代理人-
上場廃止予定
目的丸運を非公開化し、センコーグループの連結子会社としてグループ一体で事業成長を図る
大株主の対応JX金属は応募せず、非公開化後も議決権比率20%を保有

※1 普通株式1株あたりの買付価格です。
※2 2025年11月13日終値に対して、何%の上乗せがあったかを表しています。
※3 プレミアム率をもとに、公開買付価格で100株を売却した場合の理論上の利益を計算しています。

丸運の株式を保有している場合はどうすれば良い?

センコーグループホールディングス (9069)による丸運のTOBは「全株式取得」です。丸運の株式を保有している方は、下の画像の「全部買付の場合」に書かれているように「①市場で売る」、もしくは「②指定の証券会社で申し込む」のどちらかを選択することになります。

自分の保有株がTOBされた場合のイメージ例

それでは、どちらを選べば良いのでしょうか。いますぐに利益確定したい方は「①市場で売る」を、公開買付価格ぴったりで売りたい方は「②指定の証券会社で申し込む」を選ぶのがおすすめです。その理由をかんたんに説明しますね。

いますぐに利益確定したい方

いますぐに利益確定したい方は「①市場で売る」がおすすめです。

TOBが発表された後、その株式の市場価格は市場売買を通じて、公開買付価格付近まで上昇します。公開買付価格ぴったりでは売れませんが、売却ボタンを押すだけで手続きが完了するので、特別な手続きは不要です。手間をかけずに利益確定できます。

指定の証券会社で申し込む場合は、申込手続きが必要です。現金化までに時間がかかるので注意しましょう。

公開買付価格ぴったりで売りたい方

一方で、公開買付価格ぴったりで売りたい方は「②指定の証券会社で申し込む」がおすすめです。

指定の証券会社で申し込んだ場合、保有する株式を公開買付価格で買い取ってもらえます。市場で売る場合には、公開買付価格ぴったりでは売れず、それよりも少し安い価格で取引することになります。

TOBのプレミアムをまるっと受け取りたい場合は、市場では売らず、TOBに申し込みましょう。申込は、次に紹介する指定の証券会社でおこなってください。

丸運株を保有したまま放置するとどうなる?

丸運の株を保有したまま、「①市場で売る」、「②指定の証券会社(大和証券)でTOBに申し込む」のどちらもせずに放置し続けた場合、最終的には「スクイーズアウト(株式の強制買い取り)」という手続きがおこなわれます。

スクイーズアウトによる買取価格は、公開買付価格と同額の1,250円なので、一見すると損失は発生しません。

しかし、現金が支払われるまでにかなり時間がかかる点に注意が必要です。例えば、2025年5月に実施された住信SBIネット銀行のTOBは、次の流れでスクイーズアウトが進みました。

住信SBIネット銀行
TOBからスクイーズアウトまでの流れ
日付
(2025年)
段階
5月30日 TOB開始
7月10日 TOB終了
7月17日 TOBに応募した株主へ売却代金を支払開始
8月28日 臨時株主総会で株式併合(スクイーズアウト)を承認
9月25日 上場廃止
9月29日 株式併合の効力発生日
(51,552,600株を14株に併合)
一般株主は端数株となり現金交付対象に
10月27日~11月18日 端数株の現金受取方法に関する案内送付・振込指定書提出期間
12月25日 売却代金(スクイーズアウト対価)を交付

TOBに応募した方は7月17日以降に売却代金が支払いされたのに対し、スクイーズアウトによる交付はその5か月後となる12月25日に実施されました。

つまり、金銭的な損失はありませんが、数か月に渡って資金拘束されてしまうのです。スクイーズアウトが終わるまで、別の投資先に資金を使えず機会損失となってしまうので、放置はおすすめしません。

公開買付価格ぴったりで早期に資金を確保したいなら、公開買付代理人である大和証券に口座開設をして、TOBの手続きを進めましょう。

丸運の公開買付代理人・復代理人はどこの証券会社?

丸運のTOBに応募する場合、指定の証券会社で申し込む必要があります。指定の証券会社のうち、公開買付者から業務・権限を委託された証券会社を「公開買付代理人」、公開買付代理人の業務を請け負う証券会社を「公開買付復代理人」と呼びます。

丸運の公開買付代理人
公開買付代理人大和証券
公開買付復代理人-

丸運の株式を保有している方で、市場で売却せずTOBへの応募を考えている方は、大和証券に口座開設して株式を移管する必要があります。

公開買付代理人や復代理人には、SBI証券マネックス証券などのネット証券が指定されるケースがあります。TOBの応募をスムーズに進めるためにも、今のうちに口座開設しておくのがおすすめです。

丸運のTOBに応募する方法

続いて、TOBに応募する方法を説明します。3つの手順で応募可能です。

丸運のTOBに応募する方法

  1. 大和証券に口座開設する
  2. 大和証券に株式移管する
  3. TOBに申し込む

それぞれ説明しますね。

① 大和証券に口座開設する

大和証券の口座を持っていない方は、口座開設しましょう。

② 大和証券に株式移管する

丸運のTOBに応募するためには、大和証券の口座に、丸運の株式を入れておかなければなりません。

ほかの証券会社の口座で株式を持っている方は、株式移管の手続きが必要です。株式移管の方法については、大和証券にお問合せください。

③ TOBに申し込む

大和証券にログインして、TOBに申し込みましょう。具体的なTOBの応募方法については、大和証券のQ&Aページや、問い合わせフォームから確認してください。

TOBの公開買付代理人に選ばれやすい証券会社

やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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