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アドバンテッジパートナーズによる日本調剤株のTOB・買収はいつ?なぜ?今後どうなるか、公開買付代理人の証券会社も解説

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2025年7月31日

投資ファンドのアドバンテッジパートナーズが、日本調剤(3341)に対するTOB(株式公開買付)を実施し、1株当たり3,927円での全株式取得を目指すと発表しました。2025年7月31日終値3,600円を基準にすると、プレミアムは9.08%です。

なお、日本調剤のTOBの公開買付代理人は大和証券です。日本調剤の株を保有していてTOBに参加したい方は、口座開設しておきましょう。

日本調剤のTOB【公開買付価格・期間・応募方法など】

アドバンテッジパートナーズの日本調剤に対するTOBの概要を、下の表に整理しました。

日本調剤のTOBに関する基礎情報
公開買付者 株式会社AP86
(アドバンテッジパートナーズが設立)
被買収企業 日本調剤(3341)
公開買付価格 3,927円※1
プレミアム 9.08%※2
公開買付期間 2025年8月1日(金)~9月16日(火)
買付株数 24,146,179株
買付予定株数の下限 14,078,200株
買付予定株数の上限 -
公開買付代理人 大和証券
公開買付復代理人 -
上場 廃止
目的 非公開化によって迅速かつ柔軟な経営判断・実行力を実現し、
持続的な成長と企業価値向上を図るため

※1 普通株式1株あたりの買付価格です。
※2 2025年7月31日終値に対して、何%の上乗せがあったかを表しています。

日本調剤の事業内容

日本調剤は、保険調剤薬局チェーンの大手企業です。関東甲信越における総合病院前の門前薬局を中心に、街中や医療機関が集まった“医療モール”などで調剤薬局を展開しています。

2024年3月期の有価証券報告書時点では、調剤薬局事業、医薬品製造販売事業、医療従事者派遣・紹介事業の3つを運営しています。

日本調剤の事業内容
事業名 事業内容
調剤薬局事業 大型総合病院の門前に位置する「門前薬局」、面対応薬局と医療モール型の薬局を展開する「ハイブリッド型薬局」を全都道府県に出店
医薬品製造販売事業 ジェネリック医薬品の開発・製造・販売を展開
医療従事者派遣・紹介事業 薬剤師を中心に医師・看護師などを含めた医療従事者を対象とした派遣・紹介事業を全国で展開

日本調剤の株式を保有している場合はどうすれば良い?

アドバンテッジパートナーズによる日本調剤のTOBは「全株式取得」です。日本調剤の株式を保有している方は、下の画像の「全部買付の場合」に書かれているように「①市場で売る」、もしくは「②指定の証券会社で申し込む」のどちらかを選択することになります。

自分の保有株がTOBされた場合のイメージ例

それでは、どちらを選べば良いのでしょうか。いますぐに利益確定したい方は「①市場で売る」を、公開買付価格ぴったりで売りたい方は「②指定の証券会社で申し込む」を選ぶのがおすすめです。その理由をかんたんに説明しますね。

いますぐに利益確定したい方

いますぐに利益確定したい方は「①市場で売る」がおすすめです。

TOBが発表された後、その株式の市場価格は市場売買を通じて、公開買付価格付近まで上昇します。公開買付価格ぴったりでは売れませんが、売却ボタンを押すだけで手続きが完了するので、特別な手続きは不要です。手間をかけずに利益確定できます。

指定の証券会社で申し込む場合は、申込手続きが必要です。現金化までに時間がかかるので注意しましょう。

公開買付価格ぴったりで売りたい方

一方で、公開買付価格ぴったりで売りたい方は「②指定の証券会社で申し込む」がおすすめです。

指定の証券会社で申し込んだ場合、保有する株式を公開買付価格で買い取ってもらえます。市場で売る場合には、公開買付価格ぴったりでは売れず、それよりも少し安い価格で取引することになります。

TOBのプレミアムをまるっと受け取りたい場合は、市場では売らず、TOBに申し込みましょう。申込は、次に紹介する指定の証券会社でおこなってください。

日本調剤の公開買付代理人・復代理人はどこの証券会社?

日本調剤のTOBに応募する場合、指定の証券会社で申し込む必要があります。指定の証券会社のうち、公開買付者から業務・権限を委託された証券会社を「公開買付代理人」、公開買付代理人の業務を請け負う証券会社を「公開買付復代理人」と呼びます。

日本調剤の公開買付代理人
公開買付代理人 大和証券
公開買付復代理人 -

日本調剤の株式を保有している方で、市場で売却せずTOBへの応募を考えている方は、大和証券に口座開設して株式を移管する必要があります。

公開買付代理人や復代理人には、SBI証券マネックス証券などのネット証券が指定されるケースがあります。TOBの応募をスムーズに進めるためにも、今のうちに口座開設しておくのがおすすめです。

日本調剤のTOBに応募する方法

続いて、TOBに応募する方法を説明します。3つの手順で応募可能です。

日本調剤のTOBに応募する方法

  1. 大和証券に口座開設する
  2. 大和証券に株式移管する
  3. TOBに申し込む

それぞれ説明しますね。

① 大和証券に口座開設する

大和証券の口座を持っていない方は、口座開設しましょう。

② 大和証券に株式移管する

日本調剤のTOBに応募するためには、大和証券の口座に、日本調剤の株式を入れておかなければなりません。

ほかの証券会社の口座で株式を持っている方は、株式移管の手続きが必要です。株式移管の方法については、大和証券にお問合せください。

③ TOBに申し込む

大和証券にログインして、TOBに申し込みましょう。具体的なTOBの応募方法については、大和証券のQ&Aページや、問い合わせフォームから確認してください。

TOBの公開買付代理人に選ばれやすい証券会社

やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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