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【アウトルックコンサルティング(5596)上場廃止】TOBは成立

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2026年1月21日

お知らせ
(2026年1月21日追記)アウトルックコンサルティング(5596)のTOBが成立しました。今後は所定の手続きを経て、上場廃止となる予定です。まだアウトルックコンサルティング(5596)の株式を保有している方は、上場廃止されるまでに市場で売却しておきましょう。

マネーフォワード(3994)の子会社であるマネーフォワードクラウド経営管理コンサルティングが、アウトルックコンサルティング(5596)に対するTOB(株式公開買付)を実施し、1株当たり1,800円での全株式取得を目指すと発表しました。2025年11月12日終値1,291円を基準にすると、プレミアムは39.43%です。

なお、アウトルックコンサルティングのTOBの公開買付代理人はみずほ証券です。アウトルックコンサルティングの株を保有していてTOBに参加したい方は、口座開設しておきましょう。

アウトルックコンサルティングのTOB【公開買付価格・期間・応募方法など】

マネーフォワードクラウド経営管理コンサルティングのアウトルックコンサルティングに対するTOBの概要を、下の表に整理しました。

アウトルックコンサルティングのTOBに関する基礎情報
公開買付者マネーフォワードクラウド経営管理コンサルティング
被買収企業アウトルックコンサルティング(5596)
公開買付価格1,800円※1
2025年11月12日終値1,291円
プレミアム39.43%※2
利益(100株あたり)50,900円※3
公開買付期間2025年11月13日(木)~12月25日(木)
~2026年1月20日(火)
買付株数1,011,249 株
買付予定株数の下限-
買付予定株数の上限-
公開買付代理人みずほ証券
公開買付復代理人-
上場廃止
目的「親子上場」体制を解消し、スピード感を持った経営をするため

※1 普通株式1株あたりの買付価格です。
※2 2025年11月12日終値に対して、何%の上乗せがあったかを表しています。
※3 TOB発表日の終値に対して何%の上乗せがあったのか計算したプレミアムを元に、公開買付価格で100株を売却した場合の利益を計算しています。

アウトルックコンサルティングの株式を保有している場合はどうすれば良い?

マネーフォワードクラウド経営管理コンサルティングによるアウトルックコンサルティングのTOBは「全株式取得」です。アウトルックコンサルティングの株式を保有している方は、下の画像の「全部買付の場合」に書かれているように「①市場で売る」、もしくは「②指定の証券会社で申し込む」のどちらかを選択することになります。

自分の保有株がTOBされた場合のイメージ例

それでは、どちらを選べば良いのでしょうか。いますぐに利益確定したい方は「①市場で売る」を、公開買付価格ぴったりで売りたい方は「②指定の証券会社で申し込む」を選ぶのがおすすめです。その理由をかんたんに説明しますね。

いますぐに利益確定したい方

いますぐに利益確定したい方は「①市場で売る」がおすすめです。

TOBが発表された後、その株式の市場価格は市場売買を通じて、公開買付価格付近まで上昇します。公開買付価格ぴったりでは売れませんが、売却ボタンを押すだけで手続きが完了するので、特別な手続きは不要です。手間をかけずに利益確定できます。

指定の証券会社で申し込む場合は、申込手続きが必要です。現金化までに時間がかかるので注意しましょう。

公開買付価格ぴったりで売りたい方

一方で、公開買付価格ぴったりで売りたい方は「②指定の証券会社で申し込む」がおすすめです。

指定の証券会社で申し込んだ場合、保有する株式を公開買付価格で買い取ってもらえます。市場で売る場合には、公開買付価格ぴったりでは売れず、それよりも少し安い価格で取引することになります。

TOBのプレミアムをまるっと受け取りたい場合は、市場では売らず、TOBに申し込みましょう。申込は、次に紹介する指定の証券会社でおこなってください。

アウトルックコンサルティング株を保有したまま放置するとどうなる?

アウトルックコンサルティングの株を保有したまま、「①市場で売る」、「②指定の証券会社でTOBに申し込む」のどちらもせずに放置し続けた場合、最終的には「スクイーズアウト(株式の強制買い取り)」という手続きがおこなわれます。

スクイーズアウトによる買取価格は、公開買付価格と同額の1,250円なので、一見すると損失は発生しません。

しかし、現金が支払われるまでにかなり時間がかかる点に注意が必要です。例えば、2025年5月に実施された住信SBIネット銀行のTOBは、次の流れでスクイーズアウトが進みました。

住信SBIネット銀行
TOBからスクイーズアウトまでの流れ
日付
(2025年)
段階
5月30日 TOB開始
7月10日 TOB終了
7月17日 TOBに応募した株主へ売却代金を支払開始
8月28日 臨時株主総会で株式併合(スクイーズアウト)を承認
9月25日 上場廃止
9月29日 株式併合の効力発生日
(51,552,600株を14株に併合)
一般株主は端数株となり現金交付対象に
10月27日~11月18日 端数株の現金受取方法に関する案内送付・振込指定書提出期間
12月25日 売却代金(スクイーズアウト対価)を交付

TOBに応募した方は7月17日以降に売却代金が支払いされたのに対し、スクイーズアウトによる交付はその5か月後となる12月25日に実施されました。

つまり、金銭的な損失はありませんが、数か月に渡って資金拘束されてしまうのです。スクイーズアウトが終わるまで、別の投資先に資金を使えず機会損失となってしまうので、放置はおすすめしません。

公開買付価格ぴったりで早期に資金を確保したいなら、公開買付代理人であるみずほ証券に口座開設をして、TOBの手続きを進めましょう。

アウトルックコンサルティングの公開買付代理人・復代理人はどこの証券会社?

アウトルックコンサルティングのTOBに応募する場合、指定の証券会社で申し込む必要があります。指定の証券会社のうち、公開買付者から業務・権限を委託された証券会社を「公開買付代理人」、公開買付代理人の業務を請け負う証券会社を「公開買付復代理人」と呼びます。

アウトルックコンサルティングの公開買付代理人
公開買付代理人みずほ証券
公開買付復代理人-

アウトルックコンサルティングの株式を保有している方で、市場で売却せずTOBへの応募を考えている方は、みずほ証券に口座開設して株式を移管する必要があります。

公開買付代理人や復代理人には、SBI証券マネックス証券などのネット証券が指定されるケースがあります。TOBの応募をスムーズに進めるためにも、今のうちに口座開設しておくのがおすすめです。

アウトルックコンサルティングのTOBに応募する方法

続いて、TOBに応募する方法を説明します。3つの手順で応募可能です。

アウトルックコンサルティングのTOBに応募する方法

  1. みずほ証券に口座開設する
  2. みずほ証券に株式移管する
  3. TOBに申し込む

それぞれ説明しますね。

① みずほ証券に口座開設する

みずほ証券の口座を持っていない方は、口座開設しましょう。

② みずほ証券に株式移管する

アウトルックコンサルティングのTOBに応募するためには、みずほ証券の口座に、アウトルックコンサルティングの株式を入れておかなければなりません。

ほかの証券会社の口座で株式を持っている方は、株式移管の手続きが必要です。株式移管の方法については、みずほ証券にお問合せください。

③ TOBに申し込む

みずほ証券にログインして、TOBに申し込みましょう。具体的なTOBの応募方法については、みずほ証券のQ&Aページや、問い合わせフォームから確認してください。

TOBの公開買付代理人に選ばれやすい証券会社

やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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