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ASNF HDによるヨータイ株のTOB・買収はいつ?なぜ?今後どうなるか、公開買付代理人の証券会社も解説

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2025年4月16日

ASNFホールディングス合同会社が、ヨータイ(5357)に対するTOB(株式公開買付)を実施し、1株当たり1,810円での一部株式取得を目指すと発表しました。2025年4月11日終値1,667円を基準にすると、プレミアムは8.58%です。

なお、ヨータイのTOBの公開買付代理人はSMBC日興証券です。ヨータイの株を保有していてTOBに参加したい方は、口座開設しておきましょう。

SMBC日興証券に口座開設

口座開設料・年会費などは一切かかりません。

ヨータイのTOB【公開買付価格・期間・応募方法など】

ASNFホールディングス合同会社のヨータイに対するTOBの概要を、下の表に整理しました。

ヨータイのTOBに関する基礎情報
公開買付者 ASNFホールディングス合同会社
被買収企業 ヨータイ(5357)
公開買付価格 1,810円※1
プレミアム 8.6%※2
公開買付期間 2025年4月14日(月)~5月14日(水)
買付株数 6,531,334株
買付予定株数の下限 6,143,192株
買付予定株数の上限 6,531,334株
公開買付代理人 SMBC日興証券
公開買付復代理人 -
上場 維持
目的 主要株主からの株式取得と安定株主として買収先企業を支援するため

※1 普通株式1株あたりの買付価格です。
※2 2025年4月11日終値に対して、何%の上乗せがあったかを表しています。

ヨータイの株式を保有している場合はどうすれば良い?

ヨータイのTOBは「一部株式取得」です。ヨータイの株式を保有している方は、「①市場で売る」、「②指定の証券会社で申し込む」、「③そのまま保有する」のどれかを選択することになります。

TOBの機会を活かして利益確定したい方は「①市場で売る」、「②指定の証券会社で申し込む」がおすすめです。一方、企業の将来性に期待が持てるなら「③そのまま保有する」が良いでしょう。

一部買付の場合、すべての株式が買い取ってもらえるわけではありません。指定の証券会社で申し込んだとしても、募集株式数以上の株数が集まった場合は抽選になるため、外れる可能性がある点に注意してください。

また、すべての株主がTOBの恩恵を受けられるわけではないため、株価はTOB価格まで上昇しない傾向にあります。とはいえ、多少の株価上昇は期待できるので、市場で売って利益確定するのも良いでしょう。

ヨータイの公開買付代理人・復代理人はどこの証券会社?

ヨータイのTOBに応募する場合、指定の証券会社で申し込む必要があります。指定の証券会社のうち、公開買付者から業務・権限を委託された証券会社を「公開買付代理人」、公開買付代理人の業務を請け負う証券会社を「公開買付復代理人」と呼びます。

ヨータイの公開買付代理人
公開買付代理人 SMBC日興証券
公開買付復代理人 -

ヨータイの株式を保有している方で、市場で売却せずTOBへの応募を考えている方は、SMBC日興証券に口座開設して株式を移管する必要があります。

公開買付代理人や復代理人には、SBI証券マネックス証券などのネット証券が指定されるケースがあります。TOBの応募をスムーズに進めるためにも、今のうちに口座開設しておくのがおすすめです。

ヨータイのTOBに応募する方法

続いて、TOBに応募する方法を説明します。3つの手順で応募可能です。

ヨータイのTOBに応募する方法

  1. SMBC日興証券に口座開設する
  2. SMBC日興証券に株式移管する
  3. TOBに申し込む

それぞれ説明しますね。

① SMBC日興証券に口座開設する

SMBC日興証券の口座を持っていない方は、口座開設しましょう。

SMBC日興証券に口座開設

口座開設料・年会費などは一切かかりません。

② SMBC日興証券に株式移管する

ヨータイのTOBに応募するためには、SMBC日興証券の口座に、ヨータイの株式を入れておかなければなりません。

ほかの証券会社の口座で株式を持っている方は、株式移管の手続きが必要です。株式移管の方法については、SMBC日興証券にお問合せください。

③ TOBに申し込む

SMBC日興証券にログインして、TOBに申し込みましょう。具体的なTOBの応募方法については、SMBC日興証券のQ&Aページや、問い合わせフォームから確認してください。

TOBの公開買付代理人に選ばれやすい証券会社

やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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