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デンカによるカイノス株のTOB・買収はいつ?なぜ?今後どうなるか、公開買付代理人の証券会社も解説
デンカ(4061)の子会社「Flowers」が、カイノス(4556)に対するTOB(株式公開買付)を実施し、1株当たり2,285円での全株式取得を目指すと発表しました。2026年2月6日終値1,304円を基準にすると、プレミアムは75.23%です。
なお、カイノスのTOBの公開買付代理人は東海東京証券です。カイノスの株を保有していてTOBに参加したい方は、口座開設しておきましょう。
カイノスのTOB【公開買付価格・期間・応募方法など】
Flowersのカイノスに対するTOBの概要を、下の表に整理しました。
| 公開買付者 | Flowers (デンカ(4061)の完全子会社) |
|---|---|
| 被買収企業 | カイノス(4556) |
| 公開買付価格 | 2,285円※1 |
| 2026年2月6日終値 | 1,304円 |
| プレミアム | 75.23%※2 |
| 利益(100株あたり) | 98,100円※3 |
| 公開買付期間 | 2026年2月9日(月)~3月25日(水) |
| 買付株数 | 3,454,960株 |
| 買付予定株数の下限 | 1,990,000株 |
| 買付予定株数の上限 | - |
| 公開買付代理人 | 東海東京証券 |
| 公開買付復代理人 | - |
| 上場 | 廃止 |
| 目的 | 親会社となるデンカと協力して、もっと強く、世界で戦える検査薬メーカーになるため |
※1 普通株式1株あたりの買付価格です。
※2 2026年2月6日終値に対して、何%の上乗せがあったかを表しています。
※3 TOB発表日の終値に対して何%の上乗せがあったのか計算したプレミアムを元に、公開買付価格で100株を売却した場合の利益を計算しています。
カイノスの株式を保有している場合はどうすれば良い?
FlowersによるカイノスのTOBは「全株式取得」です。カイノスの株式を保有している方は、下の画像の「全部買付の場合」に書かれているように「①市場で売る」、もしくは「②指定の証券会社で申し込む」のどちらかを選択することになります。

それでは、どちらを選べば良いのでしょうか。いますぐに利益確定したい方は「①市場で売る」を、公開買付価格ぴったりで売りたい方は「②指定の証券会社で申し込む」を選ぶのがおすすめです。その理由をかんたんに説明しますね。
いますぐに利益確定したい方
いますぐに利益確定したい方は「①市場で売る」がおすすめです。
TOBが発表された後、その株式の市場価格は市場売買を通じて、公開買付価格付近まで上昇します。公開買付価格ぴったりでは売れませんが、売却ボタンを押すだけで手続きが完了するので、特別な手続きは不要です。手間をかけずに利益確定できます。
指定の証券会社で申し込む場合は、申込手続きが必要です。現金化までに時間がかかるので注意しましょう。
公開買付価格ぴったりで売りたい方
一方で、公開買付価格ぴったりで売りたい方は「②指定の証券会社で申し込む」がおすすめです。
指定の証券会社で申し込んだ場合、保有する株式を公開買付価格で買い取ってもらえます。市場で売る場合には、公開買付価格ぴったりでは売れず、それよりも少し安い価格で取引することになります。
TOBのプレミアムをまるっと受け取りたい場合は、市場では売らず、TOBに申し込みましょう。申込は、次に紹介する指定の証券会社でおこなってください。
カイノス株を保有したまま放置するとどうなる?
カイノスの株を保有したまま、「①市場で売る」、「②指定の証券会社(東海東京証券)でTOBに申し込む」のどちらもせずに放置し続けた場合、最終的には「スクイーズアウト(株式の強制買い取り)」という手続きがおこなわれます。
スクイーズアウトによる買取価格は、公開買付価格と同額の2,285円なので、一見すると損失は発生しません。
しかし、現金が支払われるまでにかなり時間がかかる点に注意が必要です。公開買付期間が「2026年2月9日(月)~3月25日(水)」であることから、2026年4月以降になることが予想されます。
つまり、金銭的な損失はありませんが、数か月に渡って資金拘束されてしまうのです。スクイーズアウトが終わるまで、別の投資先に資金を使えず機会損失となってしまうので、放置はおすすめしません。
公開買付価格ぴったりで早期に資金を確保したいなら、公開買付代理人である東海東京証券に口座開設をして、TOBの手続きを進めましょう。
カイノスの公開買付代理人・復代理人はどこの証券会社?
カイノスのTOBに応募する場合、指定の証券会社で申し込む必要があります。指定の証券会社のうち、公開買付者から業務・権限を委託された証券会社を「公開買付代理人」、公開買付代理人の業務を請け負う証券会社を「公開買付復代理人」と呼びます。
| 公開買付代理人 | 東海東京証券 |
|---|---|
| 公開買付復代理人 | - |
カイノスの株式を保有している方で、市場で売却せずTOBへの応募を考えている方は、東海東京証券に口座開設して株式を移管する必要があります。
公開買付代理人や復代理人には、SBI証券やマネックス証券などのネット証券が指定されるケースがあります。TOBの応募をスムーズに進めるためにも、今のうちに口座開設しておくのがおすすめです。
カイノスのTOBに応募する方法
続いて、TOBに応募する方法を説明します。3つの手順で応募可能です。
カイノスのTOBに応募する方法
- 東海東京証券に口座開設する
- 東海東京証券に株式移管する
- TOBに申し込む
それぞれ説明しますね。
① 東海東京証券に口座開設する
東海東京証券の口座を持っていない方は、口座開設しましょう。
② 東海東京証券に株式移管する
カイノスのTOBに応募するためには、東海東京証券の口座に、カイノスの株式を入れておかなければなりません。
ほかの証券会社の口座で株式を持っている方は、株式移管の手続きが必要です。株式移管の方法については、東海東京証券にお問合せください。
③ TOBに申し込む
東海東京証券にログインして、TOBに申し込みましょう。具体的なTOBの応募方法については、東海東京証券のQ&Aページや、問い合わせフォームから確認してください。





