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インテグラル株式会社によるMUTOHホールディングス株のディスカウントTOB・買収はいつ?なぜ?今後どうなるか、公開買付代理人の証券会社も解説

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2024年11月13日

独立系プライベートエクイティ投資会社であるインテグラル株式会社が、MUTOHホールディングス(7999)に対するディスカウントTOBを実施し、1株当たり2,200円での一部株式取得を目指すと発表しました。

今回は、「TCSグループとアライアンス各社が分散して所有するMUTOHホールディングス株式を公開買付者らに異動させること」を主な目的としたディスカウントTOBで、2024年11月13日終値2,403円を基準にすると、ディスカウント率は8.45%です。

このコラムでは、MUTOHホールディングスのディスカウントTOBの概要や今後どうなるか、公開買付代理人の証券会社はどこなのかを、株初心者向けにわかりやすく解説しています。ぜひ最後まで読んでくださいね。

MUTOHホールディングスのディスカウントTOB【公開買付価格・期間・応募方法など】

インテグラル株式会社のMUTOHホールディングスに対するディスカウントTOBの概要を、下の表に整理しました。

MUTOHホールディングスのディスカウントTOBに関する基礎情報
公開買付者 TCS-1投資事業有限責任組合・TCS-2投資事業有限責任組合
TCS-3 L.P.・TCS-4 L.P.・豊栄実業株式会社
(いずれもインテグラル株式会社に関係のある会社※1
被買収企業 MUTOHホールディングス(7999)
公開買付価格 2,200円※2
プレミアム -8.5%※3
公開買付期間 2024年11月14日(木)~12月11日(水)
買付株数 2,242,300株
買付予定株数の下限 1,767,217株
買付予定株数の上限 2,242,300株
公開買付代理人 SBI証券
公開買付復代理人 -
上場 上場維持
目的 TCSグループやアライアンス各社が分散して所有する
MUTOHホールディングス株式を公開買付者らに異動させるため

※1 TCS-1投資事業有限責任組合、TCS-2投資事業有限責任組合、TCS-3 L.P.、TCS-4 L.P.はインテグラル株式会社が子会社を介して管理・運営しています。豊栄実業株式会社は、TCS-1投資事業有限責任組合等4社の運営企業であるTCSホールディングスの創業家の資産管理会社です。
※2 普通株式1株あたりの買付価格です。
※3 2024年11月13日終値に対して、何%のディスカウントがあったかを表しています。

MUTOHホールディングスの株式を保有している場合はどうすれば良い?

MUTOHホールディングスのTOBは「一部株式取得」です。MUTOHホールディングスの株式を保有している方は、「①市場で売る」、「②指定の証券会社で申し込む」、「③そのまま保有する」のどれかを選択することになります。

しかし、今回は公開買付価格が株価を下回る「ディスカウントTOB」です。応募してしまうと、株式市場で売るよりも低い株価で取引することになってしまいます。「③そのまま保有する」が望ましいでしょう。

TOBの公開買付代理人に選ばれやすい証券会社

やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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