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バフェット流投資が学べるおすすめ本5冊を紹介します
このコラムでは、“株初心者のスキルアップ”をテーマに、バフェット流投資が学べるおすすめの本を5冊厳選して紹介します。バフェットの投資手法や決算書の読み方を学んで、投資スキルをアップさせましょう。
株式投資への理解を深める本
本当に儲かる株・成長する株を自分で見つけられるようになる本
著者 | 竹内 弘樹 |
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出版社 | 明日香出版社 |
ページ数 | 181ページ |
価格 | 1,650円(税込) |
手前味噌で恐縮ですが、当サイト管理人の著書です。本のタイトルにもあるとおり、「儲かる株・成長する株」を見つけられるようになります。当サイトで、株式投資の基礎を学んだ方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
この本の構成は、下のようになっています。
- 第1章 投資に関する考え方
- 第2章 儲かる株の見つけ方(理論編)
- 第3章 儲かる株の見つけ方(実践編)
- 第4章 なぜ失敗したのでしょうか?
- 第5章 より運用成績を伸ばすための工夫
この中でも、特に読んでいただきたいのが「第4章 なぜ失敗したのでしょうか?」です。株式投資には、失敗が付き物です。しかし、失敗を他人の経験から学んでおけば、失敗を回避できます。
この章では、株式投資で多くの人が陥ってしまう失敗と、失敗の原因を紹介しています。しっかりと読み込んで、自分が同じ道を通らないように準備しておきましょう。
バフェット流投資の入門としておすすめの本
「バフェットの投資術」を学んだら、生き方まで変わった話。
著者 | 中田 花奈・濱本 明 |
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出版社 | PHP研究所 |
ページ数 | 221ページ |
価格 | 1,573円(税込) |
アイドルの中田花奈さん(元、乃木坂46)が、日本大学教授の濱本氏とともに、バフェット流の投資の基礎基本を学んでいく内容です。対話形式の本なので、サクサク読み進められます。
この本の構成は、下のようになっています。
- 講義1 投資との出合い
- 講義2 バフェットってどんな人?
- 講義3 バフェットの投資理論
- 講義4 バフェット銘柄の探し方
- 講義5 再発見!日本市場の魅力
株初心者の方にぜひ読んでいただきたいのは、「講義2 バフェットってどんな人?」と「講義3 バフェットの投資理論」です。バフェット氏の人間性からはじまり、何を考えて投資していたのかが、とてもわかりやすく書かれています。
これらの章を読むと、失敗から学ぶことの大切さや、ビジネスを読み解くための会計知識の大切さがよくわかります。“脱株初心者”のために、投資の神様の基本的な考え方を、頭の中にインストールしておきましょう。
バフェット氏の考え方を詳しく知りたい方は、後述する『ウォーレン・バフェットはこうして最初の1億ドルを稼いだ』を、会計知識を身に着けたい方は、『会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方』をセットで読むのがおすすめです。
バフェットの投資事例が学べる本
ウォーレン・バフェットはこうして最初の1億ドルを稼いだ
内容紹介
バフェット氏が、最初の1億ドルを作るまでに、どのような投資をおこなったのかが学べる本です。彼の資産形成や投資哲学に影響を与えたと言われる銘柄を例に、かしこい投資家になるための教訓が紹介されています。
著者 | グレン・アーノルド |
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出版社 | ダイヤモンド社 |
ページ数 | 356ページ |
価格 | 1,980円(税込) |
投資の神様“ウォーレン・バフェット”氏が、過去にどのように投資して資産を築いたのか、わかりやすく整理されている本です。バフェット本には、ハードカバーでむずかしい言葉づかいの本が多いのですが、この本はわかりやすい言葉で、投資した企業ごとに短編で書かれています。株初心者でも読みやすい本だと言えるでしょう。
この本の構成は、下のようになっています。
- 第1部 投資家バフェットの足跡を追う
- 第2部 ヤング・バフェットの22の投資
第1部では、バフェット氏の生き様をベースに、投資に対する考え方が学べます。先ほど紹介した、『「バフェットの投資術」を学んだら、生き方まで変わった話。』の内容が、より詳しく説明されている部分です。バフェット氏の考え方を学びたい方は、必読の部分となります。
第2部では、バフェット氏が実際にどんな投資をしてきたのかが紹介されています。投資先の事例が紹介されており、成功した部分や失敗した部分、失敗から学んだことが整理されています。事例の最後に「学習のポイント」がまとまっているので、忙しい方はここだけ読むのもおすすめです。
バフェット流投資で必要な「会計力」が身に着く本
会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方
著者 | 大手町のランダムウォーカー |
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出版社 | KADOKAWA |
ページ数 | 200ページ |
価格 | 1,540円(税込) |
Twitterで有名な『会計クイズ』を運営している、大手町のランダムウォーカー氏の本です。決算書の読み方を、実際の企業事例を使いながら、対話形式で解説しています。
これまで紹介してきたバフェット氏の本を読むと、いかに株式投資に会計力が必要かわかります。しかし、会計の本にはむずかしい内容のものが多く、正直手を出しづらいのが悩みでした。その悩みを解消してくれたのが、まさにこの本です。読み終わるころには、「会計っておもしろいんだ!」と思えるので、会計に苦手意識を持っている方にこそ、読んでいただきたい一冊です。
この本の構成は、下のようになっています。
- Chapter0 決算書の全体像って?
- Chapter1 貸借対照表(B/S)ってどんなもの?
- Chapter2 損益計算書(P/L)ってどんなもの?
- Chapter3 キャッシュフロー計算書(C/S)ってどんなもの?
- Chapter4 B/S+P/Lの複合問題に挑め!
一冊すべてを読むと、会計力が身に着く内容となっています。そのため、おすすめはすべてのChapterです。図が多く使われているため、意外と2時間くらいで読めてしまいます。会計力を身に着けることが、株式投資で成功する近道です。この本で楽しく勉強しましょう。
バフェットおすすめの本
投資で一番大切な20の教え
著者 | ハワード・マークス |
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出版社 | 日経BP |
ページ数 | 316ページ |
価格 | 2,200円(税込) |
最後に、株式投資に取り組むのにあたり、知っておいてほしい考え方がまとまった本を紹介します。これまで紹介してきた本と比べると、少し内容のレベルが高い本です。バフェット氏が絶賛するほどの名著なので、早めに触れておいて損はありません。
この本では、株式投資をする際に意識すべき20項目が紹介されています。例を挙げると、下のようになります。
- 1 二次的思考をめぐらす
- 2 市場の効率性(とその限界)を理解する
- 3 バリュー投資を行う
- 4 価格と価値の関係性に目を向ける
- 5 リスクを理解する
特に、「1 二次的思考をめぐらす」からは、株式投資においてとても大切な学びが得られます。ひとことで表すと、「他人がパニック売りしているときにこそ、株が安く買えるチャンス」です。世の中の風潮に流されず、冷静に考えて判断する大切さが、よくわかるのではないでしょうか。
全体をとおして、株式投資で多くの人がやってしまうミスを教えてくれています。手元に置いて、ときどき見返したい一冊です。
まとめ
どの本から読んでも問題はありませんが、上の本から順番に読み進めるのがおすすめです。バフェットの投資哲学や会計知識を身に着けて、スキルアップしましょう!