ベインキャピタルがキリン堂ホールディングスのMBOを発表!今後の株価への影響を解説

ベインキャピタルがキリン堂ホールディングスのMBOを発表!今後の株価への影響を解説

担当・ゆうと

最終更新日:2020年9月11日

(2020年9月11日追記)
2020年9月10日、キリン堂ホールディングスはベインキャピタルと組んで、1株3,500円でMBOをおこなうと発表しました。詳しくは、こちらで解説しています。

2020年9月10日、投資ファンドのベインキャピタルが、キリン堂ホールディングス(3194)に対して1株3,500円MBO(経営陣買収)をおこなうと予定であると発表※1しました。

※1 参考:MBOの実施及び応募の推奨に関するお知らせ

今回のMBOでは、ベインキャピタルがすべての株式を買い取って、キリン堂ホールディングスを完全子会社化する予定です。そのため、MBOが成立した後は上場廃止になります。

今回のMBOの目的

今回のMBOの目的は、上場廃止(株式の非公開化)をすることで、短期的な利益ではなく長期的に店舗運営の効率化などで事業価値を高めることです。また、大手がひしめくドラッグストア業界で、きびしい競争に勝ち抜くためという目的もあると思われます。

また、ベインキャピタルは、すかいらーく(3197)や雪国まいたけ(1375)など、上場企業の非公開化を支援して、立て直した実績があります。 そのため、キリン堂ホールディングスとベインキャピタルがおこなうMBOは、友好的なMBOです。

今後の株価への影響は?

キリン堂ホールディングス(3194)の株価推移>

キリン堂ホールディングスの株価推移

(出典:SBI証券

2020年9月10日の取引時間終了後にMBO価格(3,500円)が発表されたことで、9月11日13時現在、MBO価格付近の3,495円まで上がっています。

株価がMBO価格とほぼ同じまで上昇した理由は、ベインキャピタルはMBOに応募したすべての株主から株式を買い取るためです。そのため、MBOが成立するのであれば、キリン堂ホールディングスの株主は、市場で株式を売却しても、MBOに応募しても、ほぼ同じ利益を手にすることができます。

キリン堂ホールディングスのMBOが成立するためには、最低でも株式51.93%の応募が必要です。そのうち、創業者の寺西忠幸など、創業家の寺西一族が保有する株式8.67%をMBOに応募することで合意しています。そのため、一般株主から株式43.26%が集まるかがカギになります。

今回のMBO価格は、長期チャートでみても高値圏なります。多くの株主にとって利益を手にすることができる価格であるため、MBOに納得して応募する株主が多くなるのではないでしょうか。

まとめ

ベインキャピタルによるキリン堂ホールディングスのMBOについて解説しました。今回のMBO価格は上場来高値付近であり、MBOプレミアムも平均以上であることから、株主の賛同を得やすい価格だと思います。 新たな情報が発表されたらこの記事に追加していきます。

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ゆうとのプロフィール

・投資歴6年、資産バリュー投資家
・オフ会を主催、年間100回近くオフ会に参加
・いつも四季報を持ち歩き、1年の半分は株のことを考えている株オタク

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