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株のヒートマップは無料で使える?おすすめのネット証券・ウェブサイトを紹介

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2024年10月28日

ヒートマップとは、株価の動きやパフォーマンスを視覚的にとらえられるツールです。リアルタイムのデータや市場の動向をすばやく把握できるので重宝している投資家も多くいます。

「無料で株のヒートマップが使いたいけど、どこのサイトを使えばいいの?」と迷う方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、無料で株のヒートマップが使えるネット証券やウェブサイトをまとめました。

実際の画面を使って、ヒートマップの見方も解説しているので、ぜひ最後までチェックしてください。

株のヒートマップが無料で使えるネット証券・ウェブサイト

株のヒートマップを無料で使える主なネット証券とウェブサイトを紹介します。

ネット証券
ウェブサイト
スマホ対応 特徴
SBI証券 ○ 証券口座を持っているだけでヒートマップを確認可能
moomoo証券(ムームー証券)moomoo証券
(ムームー証券)
○ アプリのインストールだけでヒートマップが利用可能
楽天証券 ✕ 証券口座開設後、専用ソフトをダウンロードして利用
(Windowsのみ対応)
Finviz ✕ 登録不要で使えるすべて英語表記のサイト

上のネット証券とウェブサイトなら、無料で株のヒートマップを見られます。

moomoo証券はアプリのインストールのみ、楽天証券とSBI証券は口座を作るだけです。

Finvizは登録なしで使えます。ただし英語表記なので、英語が苦手な方は日本語表記のSBI証券moomoo証券(ムームー証券)moomoo証券(ムームー証券)をおすすめします。

それでは、両証券会社の提供するヒートマップでどのような情報が得られるかを見ていきましょう。

SBI証券とmoomoo証券のヒートマップ

SBI証券が提供するヒートマップとmoomoo証券が提供するヒートマップでは、得られる情報に違いがあります。どのような違いがあるのか、表に整理してみました。

SBI証券とmoomoo証券のヒートマップ比較
  SBI証券 moomoo証券
表示できる市場 日本株・米国株
(日米混合でも表示可)
日本株・米国株
銘柄別の騰落率 ○ △
業界別の騰落率 ✕ ○
アクセスのしやすさ △ ○

主要銘柄の騰落率を一目で把握できる点ではSBI証券に軍配が上がりますが、ヒートマップへのアクセスのしやすさ、大まかな情報の把握のしやすさといった点からはmoomoo証券moomoo証券に軍配が上がります。

実際に画面を見てみましょう。SBI証券のヒートマップでは、業界の主要銘柄の株価動向を一目でチェック可能です。市場の動向を詳しくチェックしたいときに向いています。

SBI証券:スマホ版のヒートマップ
(出典:SBI証券

一方、moomoo証券は業界全体の騰落率が載っているので、ざっくりとスピーディーに市場の動きを把握したいときに役立ちます。

どちらも適した場面があるので、上手に使い分けるのがおすすめです。

SBI証券を使ったヒートマップの見方

SBI証券で提供されているヒートマップの見方を紹介します。パソコンとスマホでは見方が少し違うので、それぞれ画像付きで説明しますね。

パソコンでヒートマップを確認する方法

はじめに、パソコンでSBI証券のヒートマップを見る方法をご紹介します。

  1. SBI証券の証券口座にログインしたら、画面左上にある「サービス案内」をクリックしましょう。

    「サービス案内」をクリック

    (出典:SBI証券

  2. サービス案内ページを下にスクロールすると、「投資情報」が出てきます。右側に「+」があるので、そちらをクリックしてください。

    「投資情報」の右側にある「+」をクリック

    (出典:SBI証券

  3. 投資情報の中に「SBIヒートマップPlus」があります。こちらをクリックしましょう。

    「SBIヒートマップPlus」をクリック

    (出典:SBI証券

  4. 下のようなページが開くので、「ヒートマップはこちら」をクリックしてください。

    「ヒートマップはこちら」をクリック

    (出典:SBI証券

  5. ヒートマップが表示されました。

    ヒートマップ
    (出典:SBI証券

それでは、ヒートマップはどうやって使えば良いのでしょうか?見方をわかりやすく説明しますね。

ヒートマップの見方

ヒートマップ上の銘柄の大きさは時価総額の大きさを示しています。

色はデフォルトの場合、株価が前日比でプラスなら赤色、マイナスなら緑色で表示されます。前日比の上昇幅が大きいほど鮮明な赤に、下落幅が大きいほど鮮明な緑で表される仕組みです。ヒートマップ上の色や鮮明度合いの違いで、株価の上がり下がりを一目で把握できる点が便利ですね。

ヒートマップ
(出典:SBI証券

ヒートマップは業種ごとにわかれているため、業種単位での値動きを一目でチェック可能です。上の画面の場合、「電気機器」や「輸送用機器」、「小売」、「銀行」、「医薬品」が表示されています。

それぞれの業種で時価総額が大きい銘柄とその値動きを一目で把握できる点が、ヒートマップを使うメリットと言えるでしょう。

国や業種も変更できる

ヒートマップ左上には「期間」や「国」、「セクター」などのボタンが並んでいます。このうち「国」をクリックすると日本と米国、日米混合のヒートマップに変更可能です。

日本株や米国株、日米混合のヒートマップに変更可能
(出典:SBI証券

「セクター」をクリックすると、東証プライム市場以外の市場が選べるほか、小売業や銀行業、サービス業など特定の業種に絞ったヒートマップを見ることもできます。

特定の市場や業種のヒートマップを選択可能
(出典:SBI証券

ご自身が気になっている市場や業種について、より詳しいヒートマップを確認できるのはとてもうれしいですね!

スマホでヒートマップを確認する方法

スマホでSBI証券のヒートマップを確認するには、ブラウザでSBI証券にログインする必要があります。SBI証券が提供している『株アプリ』からは直接確認できないのでご注意ください。

SBI証券の株アプリをインストールしていて、自動ログインの設定を済ませている方は、流れさえ覚えてしまえばパソコンよりもかんたんにヒートマップを確認できます。今回はその方法を紹介しますね。

  1. SBI証券の株アプリを開いてください。アプリを開いたら、画面右下にある「メニュー」をタップします。

    アプリ右下にある「メニュー」をタップ
    (出典:SBI証券
  2. メニューが開きます。下側に少しスクロールすると「サイトへ」と書かれた部分が表示されるので、こちらをタップしてください。ブラウザが自動的に開き、SBI証券のスマホ専用サイトが表示されます。

    メニュー下側の「サイトへ」をタップ
    (出典:SBI証券

    この際、ブラウザでログインし直す必要はないようです。ログイン済みのアプリからブラウザに飛んでいるので、ログイン情報が保持されているのだと考えられます。

  3. スマホ専用サイトの上側に表示されている「クイックメニュー」の左端に「国内株式トップ」があります。こちらをタップしてください。

    SBI証券トップページの「国内株式トップ」をタップ
    (出典:SBI証券
  4. 下のような画面が表示されます。画面の上部には口座管理や登録銘柄など8つのタイルが並んでおり、そのすぐ下に「ヒートマップ」があります。こちらをタップしてください。

    国内株式トップページの「ヒートマップ」をタップ
    (出典:SBI証券
  5. ヒートマップが表示されました。

    スマホ版のヒートマップ
    (出典:SBI証券

このように、スマホを使ったほうがパソコンよりもかんたんにヒートマップを確認できます。

ヒートマップの設定

デフォルトでは「日米混合」のヒートマップが表示される設定のようです。日本だけ、米国だけを希望される方は、左上にある「国」をタップして設定しましょう。基本的な操作方法はパソコン版と同じです。

左上にある「国」をタップして表示したい国を選択
(出典:SBI証券

また、「セクター」をタップすると、好きな市場や業種を絞り込んで表示できます。

左上にある「セクター」をタップして好きな市場や業種を選択
(出典:SBI証券

ぜひご自身でカスタマイズして、情報収集に活かしてくださいね。充実したヒートマップは、SBI証券に口座開設すれば誰でも無料で使えます。まだSBI証券の口座を持っていない方は、この機会に口座開設しておきましょう!

SBI証券に口座開設

口座開設料・年会費などは一切かかりません。

moomoo証券のヒートマップの見方

moomoo証券moomoo証券が提供している「moomooアプリ」でヒートマップを見る方法を画像付きでご紹介します。とてもかんたんにヒートマップを確認できるので、まだアプリをインストールしていない方は、この機会にインストールしておくのがおすすめです。

moomooアプリの場合は、日本株と米国株の2種類のヒートマップが見られます。それでは、ヒートマップにたどり着くまでの流れを説明しますね。

日本株のヒートマップを確認する方法

まずは、moomooアプリを使って日本株のヒートマップを確認する方法をご紹介します。

  1. moomooアプリを開いたら、画面左下にある「マーケット」をタップします。

  2. マーケットタブが開いたら、画面左上にある「日本株」をタップしてください。

  3. 日本株のページでは、画面中央に簡易的なヒートマップが表示されています。ここを見るだけでも、ざっくりと相場の状況が把握できるので便利ですね!

  4. もう少し詳しくヒートマップを確認したい場合は、右側にある「詳細」をタップしましょう。

  5. 詳細版のヒートマップが表示されます。

moomooアプリの場合、詳細版でも主要銘柄の騰落率は表示されず、業界別の騰落率が表示されます。情報量が絞られているため、短時間で市場の動向を確認したいときに便利です。

主要銘柄の騰落率が知りたい場合は、個別に調べるしかないのでしょうか?実は、かんたんに各業界の主要銘柄の騰落率をチェックする方法があるので、写真付きでご紹介しますね。

主要銘柄の騰落率を確認したい場合

主要銘柄の騰落率を確認したい場合は、ヒートマップの業界名をタップすることで確認できます。

  1. ヒートマップ上で、主要銘柄の騰落率を確認したい業界をタップしてください。今回は例として、電気機器業界を見ていきます。

  2. 電気機器の業界ページが表示されます。

  3. 下にスクロールすると、業界に属する銘柄の騰落率が確認できます。

それほどむずかしい操作ではないので、業界の主要銘柄の動向を知りたい場合にぜひ活用してください。

米国株のヒートマップを確認する方法

続いて、moomooアプリで米国株のヒートマップを確認する手順をご紹介します。

  1. 日本株のときと同じように、moomooアプリを開いたら、画面左下にある「マーケット」タブをタップします。

  2. マーケットタブが開いたら、画面上の中央寄りにある「米国株」をタップしてください。

  3. 米国株の簡易的なヒートマップが表示されました。

詳細の確認方法は、日本株のヒートマップを確認する流れと同じです。「日本株のヒートマップを確認する方法」を参考に確認してみてください。

moomoo証券が提供するmoomooアプリには、ヒートマップ以外にも決算カレンダーや機関投資家の動向、注文・約定分析など魅力的な機能がたくさん備わっています。詳しくは以下の記事をご覧ください。

まとめ

このページでは、株のヒートマップが無料で見られるネット証券とウェブサイトを紹介しました。

ネット証券
ウェブサイト
スマホ対応 特徴
SBI証券 ○ 証券口座を持っているだけでヒートマップを確認可能
moomoo証券(ムームー証券)moomoo証券
(ムームー証券)
○ アプリのインストールだけでヒートマップが利用可能
楽天証券 ✕ 証券口座開設後、専用ソフトをダウンロードして利用
(Windowsのみ対応)
Finviz ✕ 登録不要で使えるすべて英語表記のサイト

株のヒートマップを使いこなせるようになると、すばやく株価の動向をチェックできるようになります。

かんたんな口座開設やアプリのインストールでヒートマップは使えるので、株でヒートマップを使いたいひとはぜひこの機会に使ってみてはいかがでしょうか。

やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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