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非支配株主持分(少数株主持分)とは?わかりやすく解説します
このページでは、非支配株主持分についてわかりやすく紹介します。まず、子会社を持つ会社(親会社)があるとします。そこで非支配株主持分とは、『子会社の純資産のうち、親会社が子会社に投資している純資産(持分)以外、すなわち“親会社の純資産(持分)でない部分”の純資産』をいいます。
DCF法などを使って企業価値を計る時に出てくる用語ですので、ぜひ覚えておいてください。…といっても、少々わかりにくい言葉ですので、解説しますね。例えば、親会社にあたるNTT(9432)と子会社にあたるNTTドコモの資本関係に注目してみます。
現在、NTTドコモは上場廃止になっているため株主構成の確認はできませんが、上場廃止前におけるNTTドコモの筆頭株主はNTTで、発行株式数の約60%を占めていました。…ということは、残りの40%(=100%-60%)は親会社以外の株主がNTTドコモの株を保有していたことになります。これが非支配株主持分※です。
※従来の名称は「少数株主持分」でしたが、2015年4月より「非支配株主持分」に変更されました。
☆非支配株主持分とは、子会社の純資産の中の、親会社以外が持っている純資産のことです。
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