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ダイハツディーゼルの自己株TOB・買収はいつ?なぜ?今後どうなるか、公開買付代理人の証券会社も解説

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2025年1月31日

ダイハツディーゼル(6023)自己株TOB(自己株式の公開買付)を実施し、1株当たり1,771円での一部株式取得を目指すと発表しました。今回は主要株主であるダイハツ工業から自己株を取得し、一部を今治造船へ相対取引で譲渡することを主な目的としたディスカウントTOBで、2025年1月28日終値1,973円を基準にすると、ディスカウント率は10.24%です。

このコラムでは、ダイハツディーゼルの自己株TOBの概要や今後どうなるか、公開買付代理人の証券会社はどこなのかを、株初心者向けにわかりやすく解説しています。ぜひ最後まで読んでくださいね。

ダイハツディーゼルの自己株TOB【公開買付価格・期間・応募方法など】

ダイハツディーゼルの自己株TOBの概要を、下の表に整理しました。

ダイハツディーゼルの自己株TOBに関する基礎情報
公開買付者 ダイハツディーゼル(6023)
被買収企業 ダイハツディーゼル(6023)
公開買付価格 1,771円※1
プレミアム -10.2%※2
公開買付期間 2025年2月4日(火)~3月5日(水)
買付株数 6,281,300株
買付予定株数の下限 -
買付予定株数の上限 6,281,300株
公開買付代理人 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
公開買付復代理人 -
上場 上場維持
目的 主要株主であるダイハツ工業から自己株を取得し、
一部を今治造船へ相対取引で譲渡するため

※1 普通株式1株あたりの買付価格です。
※2 2025年1月28日終値に対して、何%の上乗せがあったかを表しています。

ダイハツディーゼルの株式を保有している場合はどうすれば良い?

ダイハツディーゼルのTOBは「一部株式取得」です。ダイハツディーゼルの株式を保有している方は、「①市場で売る」、「②指定の証券会社で申し込む」、「③そのまま保有する」のどれかを選択することになります。

しかし、今回は公開買付価格が株価を下回る「ディスカウントTOB」です。自己株TOBに応募してしまうと、株式市場で売るよりも低い株価で取引することになってしまいます。「③そのまま保有する」が望ましいでしょう。

ダイハツディーゼルの公開買付代理人・復代理人はどこの証券会社?

ダイハツディーゼルのTOBに応募する場合、指定の証券会社で申し込む必要があります。指定の証券会社のうち、公開買付者から業務・権限を委託された証券会社を「公開買付代理人」、公開買付代理人の業務を請け負う証券会社を「公開買付復代理人」と呼びます。

ダイハツディーゼルの公開買付代理人
公開買付代理人 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
公開買付復代理人 -

ダイハツディーゼルの株式を保有している方で、市場で売却せずTOBへの応募を考えている方は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券に口座開設して株式を移管する必要があります。

公開買付代理人や復代理人には、SBI証券マネックス証券などのネット証券が指定されるケースがあります。TOBの応募をスムーズに進めるためにも、今のうちに口座開設しておくのがおすすめです。

ダイハツディーゼルの自己株TOBに応募する方法

続いて、自己株TOBに応募する方法を説明します。3つの手順で応募可能です。

ダイハツディーゼルの自己株TOBに応募する方法

  1. 三菱UFJモルガン・スタンレー証券に口座開設する
  2. 三菱UFJモルガン・スタンレー証券に株式移管する
  3. TOBに申し込む

それぞれ説明しますね。

① 三菱UFJモルガン・スタンレー証券に口座開設する

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の口座を持っていない方は、口座開設しましょう。

② 三菱UFJモルガン・スタンレー証券に株式移管する

ダイハツディーゼルの自己株TOBに応募するためには、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の口座に、ダイハツディーゼルの株式を入れておかなければなりません。

ほかの証券会社の口座で株式を持っている方は、株式移管の手続きが必要です。株式移管の方法については、三菱UFJモルガン・スタンレー証券にお問合せください。

③ 自己株TOBに申し込む

三菱UFJモルガン・スタンレー証券にログインして、自己株TOBに申し込みましょう。具体的な自己株TOBの応募方法については、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のQ&Aページや、問い合わせフォームから確認してください。

TOBの公開買付代理人に選ばれやすい証券会社

やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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