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東邦システムサイエンスによる自己株TOBはいつ?なぜ?今後どうなるか、公開買付代理人の証券会社も解説
東邦システムサイエンス(4333)が自己株TOB(自己株式の公開買付)を実施し、1株当たり1,184円での一部株式取得を目指すと発表しました。今回は株主への利益還元と資本効率の向上を主な目的としたディスカウントTOBで、2025年1月31日終値1,370円を基準にすると、ディスカウント率は13.58%です。
このコラムでは、東邦システムサイエンスの自己株TOBの概要や今後どうなるか、公開買付代理人の証券会社はどこなのかを、株初心者向けにわかりやすく解説しています。ぜひ最後まで読んでくださいね。
東邦システムサイエンスの自己株TOB【公開買付価格・期間・応募方法など】
東邦システムサイエンスの東邦システムサイエンスに対する自己株TOBの概要を、下の表に整理しました。
公開買付者 | 東邦システムサイエンス |
---|---|
被買収企業 | 東邦システムサイエンス(4333) |
公開買付価格 | 1,184円※1 |
プレミアム | -13.6%※2 |
公開買付期間 | 2025年2月3日(月)~2025年3月4日(火) |
買付株数 | 1,000,000株 |
買付予定株数の下限 | - |
買付予定株数の上限 | 1,000,100株 |
公開買付代理人 | SMBC日興証券 |
公開買付復代理人 | - |
上場 | 維持 |
目的 | 株主への利益還元と資本効率の向上 |
※1 普通株式1株あたりの買付価格です。
※2 2025年1月31日終値に対して、何%の上乗せがあったかを表しています。
東邦システムサイエンスの株式を保有している場合はどうすれば良い?
東邦システムサイエンスのTOBは「一部株式取得」です。東邦システムサイエンスの株式を保有している方は、「①市場で売る」、「②指定の証券会社で申し込む」、「③そのまま保有する」のどれかを選択することになります。
しかし、今回は公開買付価格が株価を下回る「ディスカウントTOB」です。自己株TOBに応募してしまうと、株式市場で売るよりも低い株価で取引することになってしまいます。「③そのまま保有する」が望ましいでしょう。
東邦システムサイエンスの公開買付代理人・復代理人はどこの証券会社?
東邦システムサイエンスのTOBに応募する場合、指定の証券会社で申し込む必要があります。指定の証券会社のうち、公開買付者から業務・権限を委託された証券会社を「公開買付代理人」、公開買付代理人の業務を請け負う証券会社を「公開買付復代理人」と呼びます。
公開買付代理人 | SMBC日興証券 |
---|---|
公開買付復代理人 | - |
東邦システムサイエンスの株式を保有している方で、市場で売却せずTOBへの応募を考えている方は、SMBC日興証券に口座開設して株式を移管する必要があります。
公開買付代理人や復代理人には、SBI証券やマネックス証券などのネット証券が指定されるケースがあります。TOBの応募をスムーズに進めるためにも、今のうちに口座開設しておくのがおすすめです。