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ヤマザワ株の自己株TOBはいつ?なぜ?今後どうなるか、公開買付代理人の証券会社も解説

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2025年10月29日

ヤマザワ(9993)自己株TOB(自己株式の公開買付)を実施し、1株当たり1,040円での一部株式取得を目指すと発表しました。今回は筆頭株主である有限会社ヤマザワ興産からの売却意向に対応することを主な目的としたディスカウントTOBで、2025年10月29日終値1,165円を基準にすると、ディスカウント率10.73%です。

このコラムでは、ヤマザワの自己株TOBの概要や今後どうなるか、公開買付代理人の証券会社はどこなのかを、株初心者向けにわかりやすく解説しています。ぜひ最後まで読んでくださいね。

ヤマザワの自己株TOB【公開買付価格・期間・応募方法など】

ヤマザワの自己株TOBの概要を、下の表に整理しました。

ヤマザワの自己株TOBに関する基礎情報
公開買付者ヤマザワ
被買収企業ヤマザワ(9993)
公開買付価格1,040円※1
2025年10月29日終値1,165円
プレミアム-10.73%※2
利益(100株あたり)-12,500円※3
公開買付期間2025年10月30日(木)~12月1日(月)
買付株数572,000株
買付予定株数の下限-
買付予定株数の上限572,100株※4
公開買付代理人大和証券
公開買付復代理人-
上場維持
目的筆頭株主である有限会社ヤマザワ興産からの売却意向に対応するため

※1 普通株式1株あたりの買付価格です。
※2 2025年10月29日終値に対して、何%の上乗せがあったかを表しています。
※3 TOB発表日の終値に対して何%の上乗せがあったのか計算したプレミアムを元に、公開買付価格で100株を売却した場合の利益を計算しています。
※4 買付予定数を超えた応募があった場合、あん分比例により単元調整して買付予定数を上回る可能性があるため、取締役会決議における総数は買付予定数に1単元(100 株)が加算されています。

ヤマザワの株式を保有している場合はどうすれば良い?

ヤマザワのTOBは「一部株式取得」です。ヤマザワの株式を保有している方は、「①市場で売る」、「②指定の証券会社で申し込む」、「③そのまま保有する」のどれかを選択することになります。

しかし、今回は公開買付価格が株価を下回る「ディスカウントTOB」です。応募してしまうと、株式市場で売るよりも低い株価で取引することになってしまいます。「③そのまま保有する」が望ましいでしょう。

TOBの公開買付代理人に選ばれやすい証券会社

やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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