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JX金属が親子上場している東邦チタニウム株のTOB・買収を検討!資本関係を見直すのはなぜ?今後どうなるか解説

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2025年6月16日

Bloombergによると、JX金属(5016)は親子上場関係にある子会社の東邦チタニウム(5727)について、「資本関係を見直す必要性を認識しており、今後の選択に完全子会社化や完全売却の可能性が含まれることを明らかにした」と報道しました。これを受けて、市場ではTOB(株式公開買付)の実施を期待した買いが集まっています。

この記事では、JX金属が東邦チタニウムとの資本関係の見直しを検討している理由や、今後どうなるかを解説します。

JX金属が東邦チタニウムとの資本関係の見直しを検討している理由

Bloombergによると、JX金属が東邦チタニウムとの資本関係の見直しを検討している背景として、以下の理由が挙げられるとのことです。

東邦チタニウムとの資本関係の見直しを検討している理由

技術的なシナジーがある半面、スポンジチタンなど必ずしもそうでない面があるから

現在の日本株市場では、親子上場に対して「親会社が優先されるため、少数株主の利益が損なわれるリスクがある」という批判があります。JX金属が東邦チタニウムとの資本関係見直しを検討している背景には、こういった点に配慮している可能性もあるでしょう。

なお、資本関係を解消する方法として、下記の2つを検討しているようです。

資本関係を解消する方法

  1. 株式の買い増しによる完全子会社化
  2. 全株売却

今後出てくる情報に要注目ですね。

東邦チタニウムの事業内容

東邦チタニウムは、主にチタン素材を製造する企業です。2023年のチタン加工業界において、世界シェア6位となっています。

同社が展開している事業は、以下の3つです。

事業名 事業内容
金属チタン事業 スポンジチタンやチタンインゴットなどを製造。航空機向けで世界販売シェアトップを誇る。
触媒事業 チタンの精錬技術を活かして、電子部品向けの触媒※1を開発・製造している。
化学品事業 チタンの製造技術を活かして、積層セラミックコンデンサ※2向けの超微粉ニッケルなどを製造している。

※1 触媒とは、特定の化学反応の速度を促進させる物質です。
※2 積層セラミックコンデンサとは、電気回路に使われている素子の1つで、半導体集積回路の働きをサポートするものです。

セグメント構成(売上高の構成)は以下のようになっています。主力の金属チタン事業が売上高の7割強を占めています。

<東邦チタニウムのセグメント構成>

東邦チタニウムのセグメント構成

(出典:マネックス証券銘柄スカウター

東邦チタニウムのTOB【公開買付価格・期間・応募方法など】

JX金属の東邦チタニウムに対するTOBの概要を、下の表に整理しました。

東邦チタニウムのTOBに関する基礎情報
公開買付者 JX金属(5016)
被買収企業 東邦チタニウム(5727)
公開買付価格 未定
プレミアム 未定
公開買付期間 未定
買付株数 未定
買付予定株数の下限 未定
買付予定株数の上限 未定
公開買付代理人 未定
公開買付復代理人 -
上場 廃止
目的 親子上場の解消のため

TOBの公開買付代理人に選ばれやすい証券会社

やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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