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マネックス証券の「銘柄スカウター」を使うには?おすすめの使い方を紹介【完全攻略マニュアル無料プレゼント中】
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(2024年6月20日追記)
27度目の進化!銘柄画面から会社四季報画面を開けるリンクの追加や、お気に入り銘柄の登録上限数200銘柄→500銘柄に引き上げ、スクリーニング機能の拡充、20分ディレイ株価の導入など、さらにパワーアップしました!
マネックス証券は“無料”でとんでもないツールを提供しています。その名も「マネックス銘柄スカウター」。口座開設をすれば、だれでも使うことができます。
私も実際に使っており、分析にかかった時間がたった5分ほどに短縮できました。今までのやり方で同じような作業をおこなうと、1時間くらいかかっていたので、本当におどろきです。
私がおこなっている業績分析だと、まず、エクセルなどの表計算ソフトに“過去数年分の決算表の数値”を打ち込みます。続いて、各指標の計算式を組み立て、改めて表形式で出力し、それをグラフ化するという作業が必要でした。
しかし、これらの作業が、マネックス銘柄スカウターを使えば、なんとクリック数回だけでできちゃうんです!これはまさに、個人投資家界の革命といってもよいでしょう。そんな革命的ツール「マネックス銘柄スカウター」の、知らなきゃ損する7つの機能と、おすすめの使い方を紹介していきます。
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マネックス証券さんと、タイアップ企画を実施させていただいています。私がいつも使っている銘柄スカウターの機能と、その使い方をまとめた『銘柄スカウター 完全攻略マニュアル』を無料でプレゼント中です。
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銘柄スカウターの開き方
マネックス証券の銘柄スカウターの開き方は、次の2つがあります。
ではさっそく、銘柄スカウターの開き方をそれぞれ見ていきましょう。
PCから銘柄スカウターを開く手順
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まずはじめに、銘柄スカウターを使うまでの手順をご紹介します(※あらかじめ、マネックス証券に口座開設をする必要があります)。マネックス証券にログイン後、ページの上にある『投資情報』にマウスを合わせます(このときにクリックしないでください)。すると、投資情報の詳細が出てくるので、その中から『ツール』をクリックしてください。
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情報ツール利用状況一覧が表示されます。「マネックス銘柄スカウター」と書かれた文字の下にある、『ログイン』をクリックしましょう。
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銘柄スカウターが表示されたので、さっそく銘柄を調べましょう。画面の上部に検索窓があるので、調べたい銘柄の「銘柄コード」または「銘柄名」を入力し、右側にある虫メガネマークをクリックしてください。
(今回は例として、アークランドサービスホールディングスの銘柄コード「3085」を入れています) -
銘柄分析ページが表示されました。ここまでたどり着ければ、あなたもプロ並みの分析ができるようになります。
ここからは、銘柄スカウターを使ってどのような分析ができるのか、実際の画面を使って説明していきます!
スマホアプリ「ferci」から銘柄スカウターを開く手順
(出典:マネックス証券)
2022年4月7日のアップデートで、ワン株をスマホで取引できるSNS型投資アプリ「ferci」から、銘柄スカウターをワンタップで使えるようになりました。ferciから銘柄スカウターを開く手順を見ていきましょう。
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スマホアプリ「ferci」を開き、分析したい銘柄のページを開いてください。その後、『銘柄スカウターで見る』をタップします。
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「銘柄スカウター」のスマホ版に接続されるので、後は思う存分、銘柄分析に役立てることができます。
なお、ferciで銘柄スカウターを見るには、マネックス証券に口座開設をして、アプリと口座を連携させる必要があります。まだマネックス証券の口座を持っていない方は、事前に口座開設をしておきましょう。
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銘柄スカウターのおすすめ機能7選と使い方
マネックス証券の銘柄スカウターには多数の機能が搭載されており、どの機能を優先的に利用すべきか迷う方も多いと思います。そこで、おすすめの機能を7つ厳選してご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
おすすめ機能7選
では、それぞれの機能について詳しく見ていきましょう。
おすすめ① 業績推移をグラフ表示
まず最初に紹介したいのは、この過去の業績推移をグラフで見られる機能です。通期業績の推移をグラフで見られる無料ツールは普通にあるのですが、このように、四半期ごと(3か月ごと)の業績推移もグラフで見られる無料ツールは、私の知る限りありません。
このように、2007年3月期以降の全期間の推移をチェックできます。まずは、ここでこの企業が順調に成長しているかを確認します。アークランドサービスは「売上高」、「営業利益」、「経常利益」、「当期利益」ともに、きれいな右肩上がりで推移していますね。
グラフ右上にある「詳細」をクリックすると、「売上原価」や「販管費」などの費用項目が確認できます!費用の変化を時系列で追えるので、営業利益が増えたり減ったりしたときの原因を探るのに便利です。
また、最長5年間の四半期業績の推移をチェックすることもできますので、ここで季節的な業績変化を確認しておきます。アークランドサービスは、かつ丼店を運営しており、気温の影響からか4Q(10月~12月)にピークが来る傾向にありますね。このような季節的な要因を知っておくことで、今の段階で業績予想を「どれくらい達成している必要があるか」などを把握することができます。
もちろん「業績実績」、「会社予想」、「市場予想」も見ることができます(ここまで全て1ページ内で確認できます)。たとえば、現在のアークランドサービスの経常利益[実績]の会社予想に対する進捗率(達成率)は、3Qの時点で約95%まで進捗しています。4Qに業績のピークがやってくる傾向にありますので、通期では会社予想を大きく超えてくる可能性が高いという推測が立てられます。
私としては、もうこれだけで十分すぎるほど価値のあるツールです。これらの作業をするのに今までどれだけ苦労していたことか。ただ、他にも紹介しておかねばならない機能がありますので、ざっくりと見ていきましょう。
おすすめ② 貸借対照表の内訳を表示
企業分析では、その企業が持っている資産の確認も大事です。銘柄スカウターでは、貸借対照表の内訳をビジュアルで確認できます。下の画像は、アークランドサービスの貸借対照表です。左側の【簡易表示】は、ざっくりと5つの箱(流動資産、固定資産、流動負債、固定負債、純資産)に分けたもの、右側の【詳細表示】は、現金預金や有形固定資産など詳細に分けたものとなっています。
アークランドサービスの場合は、かつ丼の代金を現金で受け取るケースが多いので、青色の「現金預金」が非常に多くなっているのが読み取れます。黄色の「自己資本」もかなり多く、財務健全性が高い企業だとわかります。このように、貸借対照表の内訳からビジネスの特徴が読み取れるので、企業分析の際はぜひ使ってみてくださいね。
左上のタブにある「時系列推移」をクリックすれば、過去5年分の貸借対照表が一覧で確認できます。企業が持つ資産がどう変化したのかを調べるのに便利です。このほかにも、有利子負債の推移もチェックできます。こちらは過去10年分もさかのぼれます。
おすすめ③ 設備投資などの推移を表示
設備投資や研究開発費の推移を見ると、企業が成長するためにきちんと投資しているかが読み取れます。これまでは、有価証券報告書を開いて「設備投資」や「研究開発」と検索し、数値を取ってこなければいけませんでした。しかし、銘柄スカウターがあれば、その必要はありません!企業分析の時間を大幅に短縮できるので、本当にありがたい機能です。
上のグラフは、アークランドサービスの「設備投資・減価償却費・研究開発費」の推移です。毎年設備投資をしているのがわかりますね。新規出店によって店舗を増やす戦略を取っているので、このようなグラフになっているのです。
おすすめ④ PER・PBRなどの推移をグラフ表示
会社予想の1株あたり利益に対して、株価が何倍(予想PER)で推移しているかもグラフで見ることができます。PERが低くなるほど割安感が強くなっていきますので、現在は、過去2年の間では割安と言えます。他に、「PBR」、「配当利回り」でも同様のグラフを見ることができます。
おすすめ⑤ 株価指標・業績進捗率などを比較
複数銘柄のデータ比較もかんたんにできます。競合企業がたくさんいる業種で、投資する銘柄を選ぶときに重宝します。たとえば、私なら「予想PERが一番低い」、「業績進ちょく率が一番高い」銘柄に投資しようと思います。
私は今までこれを表計算ソフトでやっていましたので、本当に感動しています。これなら、日ごろなかなか業績分析に時間を使えない方でも、十分すぎるほど濃い分析ができますね。 マネックス証券に口座開設していれば無料で使えるサービスですので、ぜひこの機会に試してみてください。
おすすめ⑥ 上方修正・下方修正した銘柄を検索
業績修正を発表した企業を検索できる機能が追加されました(※2019年2月7日追加)。これによって、指定した期間内に上方修正や下方修正を発表した企業を、まとめて検索できます。
企業の業績予想は、株価に大きな影響を与えます。この機能を使うことで、たとえば今日発表された業績修正情報をチェックできるため、翌日の株価の動きを予想し、売買の計画を立てることができます。また、過去1ヶ月分の業績修正をチェックできるので、企業ごとの業績修正のクセを調べることもできます。
これまでは、TD-netを開いて「業績予想の修正」などと検索し、出てきたPDFを開かないと、修正の内容を知ることができませんでした。しかし、銘柄スカウターに「業績修正を探す」が追加されたことで、かんたんに業績を修正した企業の情報にアクセスできるようになりました。さらに、検索結果の一覧画面で、上方修正なのか下方修正なのかもチェックできるのも、うれしいポイントですね。
おすすめ⑦ 過去10年分の業績をスクリーニング
銘柄スカウターは、過去10年分の業績をスクリーニングできるので、長期的に増収増益を続ける成長企業を検索できます。スクリーニングの期間は3年・5年・10年から選べ、「成長率10%以上20%以下」のように、より細かいスクリーニング条件を設定できます。
これまで、成長企業を探すには、
- 過去2年分の通期業績の伸び率を使ってスクリーニング
- 絞り込んだ銘柄それぞれについて、過去の業績が伸びているかを調べる
という手順を踏む必要がありました。しかし、銘柄スカウターに「10年スクリーニング」機能が追加されたことで、この手間を省くことができるのです!
スクリーニングの条件には、「成長率」や「連続増収年数」、「利益率」などが用意されています。成長企業をスクリーニングするときにおすすめなのは、売上高や営業利益率などの「成長率」を使ったスクリーニングです。期間を「10年」、売上高の成長率を「10%以上」と設定すれば、過去10年間をとおして売上高が10%成長してきた企業を検索できます。業績を伸ばしてきた実績があり、今後も成長するポテンシャルの高い企業をかんたんに見つけられるのは、投資家にとってうれしい機能ですね。
「10年スクリーニング」機能を使って、長期的に増収増益を続ける成長企業を見つけましょう!
米国株と中国株にも対応
銘柄スカウターは米国株と中国株にも対応しています!これまで、米国株や中国株を分析するには、各企業のホームページなどから情報を集めるしかありませんでした。しかし、銘柄スカウターが対応したことで効率よく銘柄分析ができます。上の画像は、iPhoneなどを作っている「アップル(AAPL)」の通期業績推移の画像です。見た目は日本株と同じなので、抵抗感なく使えます。
具体的に、どのような機能があるのかを下にまとめました。
- 過去10期以上の企業業績
- 四半期業績の推移
- 配当の推移
- 銘柄比較機能
- 10年スクリーニング
- 銘柄カルテ
など
このように、ツールの機能が日本株と同じように充実しています。特に注目なのは、過去10期以上の業績が一覧でチェックできる点です。分析の度に会社のホームページを開き、業績をExcelにまとめる手間が省けるので、時間のムダをなくせます。
また、2020年10月に日本株の銘柄スカウターで大好評だった「10年スクリーニング」が追加されました。過去10年間の増収増益の回数、過去10年間の平均利益率などでスクリーニングできます。長期的な成長銘柄を見つけるのに役立つ、最強のツールです。
2023年12月に追加された「銘柄カルテ」には、企業の成長性やアナリスト評価などがまとめられており、その銘柄のかんたんな状況をぱっと見で把握できます。
<マイクロソフト(MSFT)の銘柄カルテ>
<マイクロソフト(MSFT)の銘柄カルテ>
銘柄スカウターで米国株と中国株を分析するには、外国株取引口座が必要ですが、マネックス証券の証券総合取引口座を開設すると、自動的に外国株取引口座も開設されるので安心してください。
※2020年3月16日以前に証券総合取引口座を開設した人は、ご自身で新たに外国株口座開設の手続きをする必要があります。
「銘柄スカウター米国株」と「銘柄スカウター中国株」を使って、魅力的な米国株や中国株を探しましょう!
銘柄スカウター米国株の開き方
米国株や中国株に力を入れているSBI証券や楽天証券も、分析ツールの提供はしていません。銘柄スカウターは、マネックス証券に口座開設するだけで無料で使えるので、まずは口座開設だけしてみてはいかがでしょうか。
ほかのツールとの併用で分析力アップ
分析ツールとしては、GMOクリック証券が提供する企業分析ツールと併用すれば、完ぺきです。例えば、株価分析ツールでは理論株価を使って、株価の割安・割高がわかりますし、経営分析ツールでは、視覚的に細かい経営状況がわかります。シミュレータを使えば、自分でいろいろな数値を動かすことで、将来予想ができます。
これらは、GMOクリック証券に口座開設していれば無料で使えるサービスで、私がいつも使っているツールです。いずれも、マネックススカウターにはない機能なので、うまく併用して使ってください。
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