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スノーピーク株のMBO(TOB)はなぜ?今後どうなる?買付価格や株価、上場廃止になるのか解説
2024年2月20日、スノーピーク(7816)がMBO(経営陣買収)を実施すると正式発表しました。今回のMBOは、投資ファンドであるベインキャピタルの完全子会社「BCJ-80」を通じておこなわれます。2024年2月16日の終値838円を基準にすると、プレミアムは49.2%です。
なお、スノーピークのMBOの公開買付代理人はSMBC日興証券です。スノーピークの株を保有していてMBOに参加したい方は、口座開設しておきましょう。
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
スノーピークの2023年12月期決算は?株価動向も解説
MBOに関する報道が出る4日前(2024年2月13日)、スノーピークの2023年12月期決算が発表されました。売上高は257億円(前年比▲16.4%)、営業利益は9億円(同▲74.3%)、当期純利益は100万円(同▲99.9%)となっています。
減収・減益となった理由として、決算短信の中で下の4つが挙げられていました。
スノーピーク 2023年12月期決算のポイント
- コロナ5類移行でアウトドア以外のレジャーを楽しむ人が増え、売上高が前年比で減少
- 国内全社員のベースアップを2023年2月から実施し、人件費が増加
- 新規出店により地代家賃が増加
- 国内既存店舗・米国現地法人の固定資産の収益性を見直した結果、減損損失を約4億円計上
この決算を受けて、決算発表の翌日(2月14日)終値は763円と、前日比▲12%と大きく下落しました。しかし2日後の16日には、M&A専門のグローバルメディア「Mergermarket」の有料会員向け英文記事で、スノーピークがMBOを検討しているとの報道があり、この日の終値は838円まで上昇していました。
さらに、翌17日には日本経済新聞がベインキャピタルと共同でMBOを実施する予定であると報道し、週明け19日はストップ高気配となっています。
スノーピークのMBO【公開買付価格・期間・応募方法など】
株式会社BCJ-80のスノーピークに対するMBOの概要を、下の表に整理しました。
| 公開買付者 | 株式会社BCJ-80 |
|---|---|
| 被買収企業 | スノーピーク(7816) |
| 公開買付価格 | 1,250円※1 |
| プレミアム | 49.2%※2 |
| 公開買付期間 | 2024年2月21日(水)~4月12日(金) |
| 買付株数 | 27,250,863株 |
| 買付予定株数の下限 | 14,539,700株 |
| 買付予定株数の上限 | - |
| 公開買付代理人 | SMBC日興証券 |
| 公開買付復代理人 | - |
| 上場 | 上場廃止 |
| 目的 | 構造改革のため |
| その他 | - |
※1 普通株式1株あたりの買付価格です。
※2 2024年2月16日終値に対して、何%の上乗せがあったかを表しています。
スノーピークの株式を保有している場合はどうすれば良い?
株式会社BCJ-80によるスノーピークのMBOは「全部買付」です。スノーピークの株式を保有している方は、下の画像の「全部買付の場合」に書かれているように「①市場で売る」、もしくは「②指定の証券会社で申し込む」のどちらかを選択することになります。

それでは、どちらを選べば良いのでしょうか。いますぐに利益確定したい方は「①市場で売る」を、公開買付価格ぴったりで売りたい方は「②指定の証券会社で申し込む」を選ぶのがおすすめです。その理由をかんたんに説明しますね。
いますぐに利益確定したい方
いますぐに利益確定したい方は「①市場で売る」がおすすめです。
MBOが発表された後、その株式の市場価格は市場売買を通じて、公開買付価格付近まで上昇します。公開買付価格ぴったりでは売れませんが、売却ボタンを押すだけで手続きが完了するので、特別な手続きは不要です。手間をかけずに利益確定できます。
指定の証券会社で申し込む場合は、申込手続きが必要です。現金化までに時間がかかるので注意しましょう。
公開買付価格ぴったりで売りたい方
一方で、公開買付価格ぴったりで売りたい方は「②指定の証券会社で申し込む」がおすすめです。
指定の証券会社で申し込んだ場合、保有する株式を公開買付価格で買い取ってもらえます。市場で売る場合には、公開買付価格ぴったりでは売れず、それよりも少し安い価格で取引することになります。
MBOのプレミアムをまるっと受け取りたい場合は、市場では売らず、MBOに申し込みましょう。申込は、次に紹介する指定の証券会社でおこなってください。
スノーピークの公開買付代理人・復代理人はどこの証券会社?
スノーピークのMBOに応募する場合、指定の証券会社で申し込む必要があります。指定の証券会社のうち、公開買付者から業務・権限を委託された証券会社を「公開買付代理人」、公開買付代理人の業務を請け負う証券会社を「公開買付復代理人」と呼びます。
| 公開買付代理人 | SMBC日興証券 |
|---|---|
| 公開買付復代理人 | - |
スノーピークの株式を保有している方で、市場で売却せずMBOへの応募を考えている方は、SMBC日興証券に口座開設して株式を移管する必要があります。
公開買付代理人や復代理人には、SBI証券やマネックス証券などのネット証券が指定されるケースがあります。MBOの応募をスムーズに進めるためにも、今のうちに口座開設しておくのがおすすめです。
スノーピークのMBOに応募する方法
続いて、MBOに応募する方法を説明します。3つの手順で応募可能です。
スノーピークのMBOに応募する方法
- SMBC日興証券に口座開設する
- SMBC日興証券に株式移管する
- MBOに申し込む
それぞれ説明しますね。
① SMBC日興証券に口座開設する
SMBC日興証券の口座を持っていない方は、口座開設しましょう。
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
② SMBC日興証券に株式移管する
スノーピークのMBOに応募するためには、SMBC日興証券の口座に、スノーピークの株式を入れておかなければなりません。
ほかの証券会社の口座で株式を持っている方は、株式移管の手続きが必要です。株式移管の方法については、SMBC日興証券にお問合せください。
③MBOに申し込む
SMBC日興証券にログインして、MBOに申し込みましょう。具体的なMBOの応募方法については、SMBC日興証券のQ&Aページや、問い合わせフォームから確認してください。








