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松井FPのわからないところを聞いてみた!①

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2023年11月30日

松井証券の緒方様

(松井証券玄関にて 営業推進部 緒方さん)

前のページで、実際に松井FPでシミュレーションしたところ、いくつ疑問点が出てきました。これらを解消するために、直接松井証券の担当者の方(営業推進部:緒方ひかりさん)に聞いてみましたので、ぜひ参考にしてください。それでは、さっそく見ていきましょう!

松井FPの診断結果について

西尾 : 松井FPで使われている数値は、何のデータを参考にしていますか? また、入力した年収の伸び方など、どのような計算がされているのでしょうか。

緒方さん :  使用している数値は、各種統計データを元に計算しています。計算方法を開示することはできないのですが、年収部分は、公的機関の“給与”に関する統計データをもとに、平均的な傾斜となるよう計算されています。

西尾 : 65歳以降の収入は、どういう計算ですか?年金でしょうか?その場合、今後年金システムが変わった場合は、診断結果にも反映されますか?

資産シミュレーション

緒方さん : 65歳以降の収入は年金で計算しており、過去の受給データをもとにしています。もちろん、システムが変わればその都度修正しますので、診断結果も最新の情報に更新されます。

西尾 :【積立投資も活用した場合の結果】に出ている金額は、貯金だけをした場合と比べて、どのくらい増えているのでしょうか?例えば私の場合だと、24歳(今)から65歳まで、毎月の預貯金の半分である“1万5,000円”を積立投資すると、65歳時点で合計2,276万円になると予想できるということです。

緒方さん : 預貯金の半額を投資していることになるので、帯グラフの「投信保有分」と「現金預金」の差額が、投資で増えた分になります。

積立投資をした場合の、65最時点の金融資産

(積立投資をした場合の、65最時点の金融資産)

西尾さんの場合ですと、「投信保有分1,520万円」-「現金預金756万円」=764万円が、投資で増えた金額です。つまり、65歳までまったく積立投資をしなかった場合(預貯金のみ)は1,512万円貯まり、積立投資をした場合は2,276万円貯まるということです(※年間利回り3%で計算しています)。

西尾 : シミュレーション結果を保存できるようですが、どのくらいの期間保存してもらえるのでしょうか?

緒方さん : 今のところ永久的に保存されています。

結果を保存しておくと、特定のURLからいつでも結果が見られます。ライフステージが変わったときなどに、以前の結果から一部変更してシミュレーションできるので、再度すべて入力する手間もないですし、どのくらい変化があったのかがひと目でわかります。定期的に家計や資産運用の見直しをおこなえるので、ぜひ保存機能をご活用ください。

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やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会検定会員補を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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